クラッチマスターシリンダーとは
MT車のクラッチには、機械式、電子制御式、そして油圧式の3つの方式があります。
クラッチマスターシリンダーは油圧式クラッチに使用されているパーツです。
運転席のクラッチペダルを踏むと、マスターシリンダー⇒レリーズシリンダー⇒レリーズフォーク⇒ベアリング⇒スプリング⇒クラッチ板の順番にクラッチフルードが伝わって、最終的にクラッチが切れます。
クラッチが切れている間に、ギアを入れ、またクラッチをつなぎます。
こうした一連の油圧機構の中で最も重要なパーツがクラッチマスターシリンダーです。
交換かオーバーホールか
油圧に使用するクラッチフルードは2年~3年に一度交換することが推奨されていますが、クラッチマスターシリンダーそのものは、そうめったに壊れるものではありません。
しかし、クラッチフルードを長期間にわたって無交換で使用していたり、車を長期間放置していた場合などには、マスターシリンダー内部が錆びて固着が起こったりします。
こうしたケースではオーバーホールすることによりまた使用できるようになります。
オーバーホールの費用は、9,000円~12,000円が相場です。
交換費用
クラッチマスターシリンダーを交換する場合は、部品代と工賃を合わせた総額で、15,000円~20,000円が相場です。
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