クラッチにおけるクラッチレリーズシリンダーの役割
MT車のクラッチは、ワイヤーを使用した機械式、電子制御式、そして油圧式の3つの方式があります。
クラッチレリーズシリンダーは油圧式クラッチに使用されているパーツです。
クラッチペダルを踏むと、マスターシリンダー⇒レリーズシリンダー⇒レリーズフォーク⇒ベアリング⇒スプリング⇒クラッチ板の順番にクラッチフルードが伝わって、最終的にクラッチが切れます。
クラッチが切れている間に、ギアを入れ、またクラッチをつなぎます。
症状
クラッチレリーズシリンダーが劣化すると、クラッチフルードが漏れてきます。
クラッチペダルの感触が不安定になったり、異音が発生したりします。
オーバーホール?交換時期は?
クラッチレリーズシリンダーは、何年何キロで寿命というものではなく、クラッチフルードが漏れてきたら、オーバーホールするか交換するかを、劣化の程度に応じて判断します。
オーバーホールの費用は5,000円~10,000円程度です。
交換費用
クラッチレリーズシリンダーの交換費用は、10,000円から15,000円ほどです。
ただし、クラッチレリーズシリンダーがトランスミッション内部に組み込まれている車種の場合は、工賃がかさむので70,000円~110,000円ほどかかることがあります。
下記の記事も参考になさってください。
ご覧いただきありがとうございました。