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車に使われているVベルト(リブドベルト)は、エンジンの力をオルタネーター、エアコン、ウォーターポンプ、パワステなどに伝達する役割を果たす部品です。
もっとも、最近の車の中にはVベルト(リブドベルト)一本だけでこういった補機のすべてを動かすものもあります。
Vベルト(リブドベルト)はゴム製なので経年劣化します。
古くなるとキュルキュルという異音を発生しますし、目視して亀裂やひび割れなどがあったら早めに交換すべきです。
症状
Vベルト(リブドベルト)はゴム製です。年数や走行キロ数がかさむと劣化してきます。
- キュルキュルとした異音
- 亀裂・ひび割れ
こうした症状が現れたらそろそろ交換する時期です。
Vベルト(リブドベルト)が完全に切れてしまうと、動力を伝えている先の機能がマヒするので様々な不具合が出てきます。
バッテリーが充電されなくなったり、ハンドルが重くなったりします。
交換時期
何年何万キロといった寿命が特にあるわけではなく、キュルキュルとした異音が発生したり、エンジンルームを覗いた際に、亀裂やひび割れがあったりしたら、それが交換時期の目安となります。
定期点検をしていれば、プロがVベルト(リブドベルト)の張り具合や劣化の有無もチェックしてくれますので、アドバイスに従ってください。
交換費用
10,000円前後が部品代・工賃あわせた交換費用の相場です。
ディーラーでも整備工場でもカー用品店でも交換してくれますが、ただし、専用のVベルト(リブドベルト)を在庫として置いてあるのはやはりディーラーになります。
Vベルト(リブドベルト)は設置場所が非常に混み入った位置にあるのでDIYで交換するのは難易度が高いです。
また、Vベルト(リブドベルト)を補助するプーリー(滑車)も劣化しているケースも多く、これのチェックも同時にするにはプロに依頼するのが安心です。
プーリー(滑車)も同時交換する場合は、工賃は特に上乗せはなく、部品代のみ上乗せになりますが、金額はわずかです。
下記の記事も参考になさってください。
ご覧いただきありがとうございました。