車|ベルトの鳴き止め|代用として使えるのは?
エンジンルームでベルト(ファンベルト)がキュルキュル鳴き始めた場合、これはベルトの劣化のサインであることもあれば、ただ単にいわゆる「初期伸び」の場合もあります。
初期伸びの場合は、アジャストボルトなどで張りの調整をすれば鳴きは収まります。
しかし、ある程度の走行距離がかさんでベルトが劣化した結果としてキュルキュルという鳴きが発生している場合は、アジャストボルトを調整してもすぐまた鳴きだしますし、市販のベルト鳴き止めスプレーを吹きかけても、やはり一時しのぎでしかなく、すぐにまた鳴き出します。
とは言え、一時しのぎであることを承知で鳴き止めをしたいケースもあります。もうすぐ車検に出すとか、すぐに車を売りに出すので修理にお金を掛けられないとか、いろいろあります。
その際、市販の鳴き止めスプレー等の代用として何か簡単な方法はないものか、という方もいらっしゃるでしょう。
中には、ただの水をベルトに垂らして一時しのぎをする方もいるようです。
あるいは、CRC556を吹きかけて滑りをよくすることで鳴きを収める人もいるようです。この場合、鳴きは止んでもベルトが滑って本来の役目を果たさないので、それこそただ単に鳴きを止める効果しかなく、逆に補機類を壊す可能性さえあります。だからダメです。
あるいは、純正ベルトは高いので安価な代用ベルトに交換する人もいます。代用ベルトあるいは代替ベルトの場合、サイズや形状といった規格があってさえいれば問題なく使用できるケースが多いようです。性能的に純正の方がいいということでもないようです。
いずれにしても、上記のように鳴き止めの代用品にはあまりパッとしたものはないですね。ベルトを交換するのが最も手っ取り早いと思います。それを言ったらお終いだ、というオチになってしまいますが。
下記の記事も参考になさってください。
⇒⇒車|エアコンベルトが切れたらどうなる?放置したら? |
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