【90秒記事】車の異音|「カタカタ」がエンジンルームから聞こえてくる

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車の異音|「カタカタ」がエンジンルームから聞こえてくる

エンジンが回っている間、エンジンルームから「カタカタ」という異音が伝わってくることがあります。これは何でしょう?どこに不具合があるのでしょう?

原因として疑わしいのは・・・

エンジンが回転している際にエンジンルームから「カタカタ」という異音が発生するとしたら、それは次のような不具合が疑われます。

  1. ベルト類、プーリーの不具合:車はエンジンの回転をベルトを介して様々な補機に伝えています。たとえば、オルタネーター、エアコンコンプレッサーなどです。こうしたベルトやベルトの回転を支えるプーリー部分が劣化してくるとカタカタという異音が発生することがあります。
  2. タイミングベルト・タイミングチェーンの不具合:エンジンの点火時期を調整する重要なパーツがタイミングベルト(タイミングチェーン)です。材質にもよりますが、耐用年数に近づいてくると「カタカタ」という異音を発することがあります。
  3. オーバーヒートの発生:エンジンが異常な高温状態になることをオーバーヒートといいますが、オーバーヒートになるとエンジンそのものから「カタカタ」という異音が出ることがあります。
  4. エンジンマウントブッシュの劣化:エンジンは直にボディーに固定されているのではありません。振動を吸収するためにあいだにエンジンマウントブッシュと呼ばれるゴムの塊を挟んでいます。このマウントブッシュが劣化すると硬くなって「カタカタ」という音と振動を発するようになります。
  5. ボンネットヒンジ部分の劣化:ボンネットの付け根にあるヒンジ部分が錆などによって劣化すると、エンジンが回転しているあいだ常時「カタカタ」という音を発することがあります。

エンジンルームから発生する「カタカタ」という異音は、原因がすぐにわかるケースもありますが、わからない場合は本当にわからないので、そういうケースではディーラーや修理工場などでプロの診断を受けると安心です。

たとえ修理が必要な場合でも、不具合の芽の段階で対応すれば修理代も安く済むはずです。

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