こちらの記事も読まれています
目次
【記事丸わかり】
|
【プチ調査】フィアット500は運転しにくい?乗ってる男性の特徴は?何年乗れる?長く乗るコツを紹介!
画像:フィアット
長く乗るクルマとしてフィアット500を検討中の方は、フィアット情報をネットで集めている方も多いですよね。そこで出てくるのが「見た目で買ったら後悔する」という言葉。
後悔やマイナス面を網羅した記事を見ても、購入意欲が減退するだけです。筆者は、
『フィアット500は、デザインに一目惚れした人が長く乗るクルマ』 |
だと思っています。
この記事ではフィアット500のデメリットと言われている「運転しにくい」部分に焦点をあて、原因と対策を解説します。また、
|
についても紹介します。
購入を考えている方はぜひ、参考にしてみてくださいね。
フィアット500について
画像:フィアット
フィアット(FIAT)は、1899年イタリアのトリノで設立された自動車メーカーです。FIATは「Fabbrica Italiana Automobile Torino」(トリノのイタリア自動車製造所)の頭文字。
<フィアット500の歴史>
|
フィアット500が誕生したのが1936年。2007年に3代目が登場し、2022年6月には4代目となる電気自動車専用車種(フィアット500e)が発売されました。
「500」のイタリア語読みである「チンクエチェント」を略して「チンク」という愛称で親しまれています。キュートでポップなルックスやインテリアも可愛らしく、さすがイタリア車といったこだわりが細部に込められ、日本車にはない魅力がたくさんあります。
※この記事では、3代目のガソリン車フィアット500について解説しています。
「運転しにくい」リアルなクチコミ調査
画像:フィアット
どんな車にもデメリットはありますが、事前に原因や対策が分かれば、フィアット500は何年も乗れるクルマです。こちらの章ではフィアット500に対する「運転しにくい」というユーザーの声をまとめ、対策を解説します。
デュアロジックがギクシャクする
画像:フィアット
「運転しにくい」のクチコミの中で多かったのが、デュアロジックがギクシャクするという声です。
|
フィアット500には、デュアロジックトランスミッションが装備されています。(※デュアロジックトランスミッションとは…ATとMTの機能を組み合わせたトランスミッションのこと。)
足元にはMT用のクラッチペダルは付いておらず、アクセルとブレーキペダルのみ。基本構造はMTですが、電子制御でクラッチの着圧だけを機械がつないでくれるため、オートマ限定免許でも運転が可能です。
AUTOモードで走ると、クラッチ操作もシフトも自動で行ってくれますが、低速時に「ギクシャク感」があるようです。特にMT車に慣れていない人は運転しにくいと感じるかもしれません。
ギクシャクしない走り方
画像:フィアット
ユーザーからは以下のようなアドバイスがありました。
|
ギクシャクを強く感じてしまう人は、マニュアルモードがおすすめです。また、シフトショックを軽減するには、シフトの際に一旦アクセルを少し緩めるのがポイント。
たとえば、シフトアップの場合なら、アクセルを少し緩め一段上のギアに変速します。そして再度アクセルを踏むとスムーズな走行が可能です。
フィアット500と呼吸を合わせてギアチェンジが楽しめるのは、デュアロジックの醍醐味でもあります。コツを掴んで操作に慣れてくれば、ギクシャク感は大きな問題ではないでしょう。
クリープ現象が少ない
画像:フィアット
クリープ現象についても一部で不満の声が出ています。
|
クリープ現象とは、アクセルペダルを踏まなくても、アイドリングの状態で車両が動く現象のこと。渋滞時や車庫入れ、狭い場所での移動に利用している方も多いですよね。
一般的なATやCVT車の場合、このクリープ現象がみられますが、フィアット500では、MT車と同様にアクセル操作が必要になります。MT車に乗ったことがない人は注意が必要です。
ヒルホールドシステム(HHS)
画像:フィアット
フィアット500には、坂道発進アシスト機能の「ヒルホールドシステム(HHS)」が装備されています。約5%以上の路面勾配時に作動し、数秒間車が後ろに下がらなくなるシステムです。
坂道で後ずさりする不安がないので、運転に不慣れな初心者さんも安心ですよ。
シートポジションがしっくりこない
|
「ハンドルやペダルの位置、座面の高さなどがしっくりこない」「シートポジションが安定しない」といった声も一部であがっていました。フィアット500は輸入車であるため、体格の違う海外の人と、日本人が求める乗り心地も異なります。
試乗の際には、正しいシートポジションが維持できるかもしっかり確認してください。購入後は、車用シートクッションなどを利用して快適な運転を楽しめる工夫をしましょう!
受け入れて乗ることも大事
ここまでは、フィアット500の「運転しにくい」点について解説しました。見た目の可愛さだけではなく、デュアロジックの走行フィーリングを味わえる貴重なクルマです。
クチコミ全体を見ても不満は少なく、むしろこのような欠点をフィアット500の個性と捉えて受け入れて乗っている方が多い印象です。試乗の際はただのドライブで終わらせず、上記のポイントを押さえてしっかり見極めましょう。
フィアットに乗ってる男性の特徴
画像:フィアット
ポップなデザインで可愛らしいフィアット500、女性向けかな?と思いきや、意外にも乗ってる男性が多いんです!こちらではフィアット500に乗ってる男性の特徴を解説します。
さまざまな映画に登場するフィアット
フィアットに乗ってる男性で、まず思い浮かぶのがルパン三世ではないでしょうか?フィアットはさまざまな映画に登場しています。
|
ルパン三世に憧れてイエローフィアット500に乗ってる男性ユーザーもいました。ローマの休日ではオードリーヘップバーンが、フィアット500から降りてくるシーンが印象的です。
アニメーション映画『カーズ』のキャラクター「ルイ―ジ」にも、フィアット500が採用されています。
芸能人の愛用者も多数!
フィアットに乗ってる男性芸能人と言えば、千原ジュニアさんが有名ですね。ご自身のYoutubeでは、フィアット600の派生モデル「ムルティプラ」を紹介しています。(参照URL)
その他にも、
- パンツェッタ・ジローラモさん
- パパイヤ鈴木さん
- 京本 政樹さん
- 矢作 兼さん
- 堺 正章さん
などが過去のブログや愛車遍歴などで、所有していたことを報告しています。
フィアット500購入のきっかけ
フィアット500に乗ってる男性は、どのようなきっかけで購入しているか気になりますよね。ユーザークチコミを集めました。
「経済性を重視して、国産軽自動車のCVT車に乗ること1年。燃費は良いし、リヤシートの広さ、快適装備など、それなりに満足していたのですが、何かが物足りない。どこに行っても同車種を見かけることに飽き飽きしていた時、通りすがりのディーラーでフィアット500に試乗してすぐ購入を決めました。個性的な内装、かわいい外観と、愉快で意のままにならないエンジンやデュアロジックの走行フィーリングは、とにかく乗っていて楽しい。」
「購入のきっかけは、あまり人に知られていないその顔にひと目惚れしたこと。500 はイタリア車らしさが魅力ですね。非力なエンジンながら健気に走ってくれます。」
「奥さんが一目惚れして購入を決めました。夫婦2人で乗るために子供が大きくなるのを待ってから手元に。夫婦二人の時間をフィアットと一緒に過ごせて毎日が楽しい」 |
乗ってる男性のクチコミを見ると、独身の方やご夫婦で乗られる方など幅広い年齢層から愛されている車であることが分かります。逆に、車内空間の広さ、積載量を求める方には向きません。
デザインに憧れ、デュアロジックの走行を楽しみ、長く乗ることを前提に購入する方が多い印象です。
フィアット乗ってる男性の中には、
|
など、購入後に生活に変化を感じている方もいました!新しい仲間が増えるなんて、クルマの未来が楽しくなりますね。
フィアット500は何年乗れるクルマ?
フィアット500を購入するなら、できるだけ長く乗り続けたいですよね。フィアット500は何年乗れるクルマなのでしょうか?
実際のユーザークチコミから、「何年乗れるクルマ」なのかを検証します。
【ユーザークチコミ】
|
「中には20年乗りたい!」という方も。次章では、故障頻度について解説します。
故障頻度は?
何年乗れるクルマかを考えた時に、一番に思い浮かぶのが「輸入車は故障が多い」と言われている点。フィアット500の故障についてのクチコミを集めました。
【故障に対するクチコミ】
「今年で5年目、4万キロ超になりますが、細部を含めてどこも故障していません。信頼性も大したものです。」
「幸いにも大きな故障は一度のみ(5万キロ付近でデュアロジック故障)。そういった懸念材料はあるがそれをも上回る魅力があると思う。」
「サスペンションににじみが出始めるくらい。大きなトラブルもなく5年半で約6万キロ走ってくれた。」
故障が全くないとは言い切れませんが、メンテナンスさえしっかりしていれば故障の心配はありません。一昔前までは、輸入車は日本の気候風土に合っていないので、部品が劣化しやすく何年乗れるか分からない車と言われていました。
しかし、近年では技術も進化し車の軽量化、部品の強度もあがっています。中には40年乗り続けているイタリア車もあります。
故障は少ないが部品や修理代が高い
「何年乗れるか」については、車のメンテナンスは必須条件です。そして次に問題なのが、維持費を払っていける経済力があるかどうかです。
フィアット500の故障率は少ないです。ただし、モノによっては部品や工賃が国産車のおよそ2~3倍かかるケースもあります。外車の部品は、本国から輸入するため割高です。
また、外車の修理は高い工賃を設定している修理工場もあるため、長く乗るには維持費がそれなりにかかることも頭に入れておきましょう。
長く乗るコツ
画像:フィアット西名古屋
フィアット500を長く乗るなら、中古車ではなく新車で購入するのがおすすめです。ディーラーで新車を購入すれば、3年間または10万キロまでのメーカー基本保証がつきます。
また、3年間のロードサービスが全車標準で付帯しており、24時間いつでもサポートが受けられます。長く乗る方は有償サービスの補償延長プランもあるので、上手に活用してください。
中古車の場合でも、フィアットの認定中古車なら保証もつくので安心ですよ。
まとめ
画像:フィアット
「フィアット500は運転しにくい?乗ってる男性の特徴は?何年乗れる?長く乗るコツを紹介!」というテーマについて解説しました。デュアロジックについて「運転しにくい」といった声があったものの、慣れてしまえば問題はありません。
何年乗れるか?については、決まった年数はありませんが、こまめにメンテナンスを行えば何年でも乗れるクルマだと思います。フィアット500は、チンクファンイベントやオフ会などが全国各地で開催されています。
仲間が増えることでメンテナンス方法や長く乗るためのコツなど、情報交換もできて購入後の楽しさも広がります。ぜひ、この記事を参考にディーラーに足を運んでみてくださいね。
ご覧いただきありがとうございます。
画像:フィアット
【2023年6月6日追記】フィアット500Xに新グレード「Club」を追加(速報)
項目 | 詳細 |
---|---|
スタイル | 丸っこいデザインで可愛らしい。基本のデザインはフィアット500を受け継ぎつつ、SUVとしての形状になっている。 |
ラインナップ | 「Sport」「Cross」「Club」の3つのグレードが存在。今回は新たなグレード「Club」が追加された。 |
「Club」の特徴 | 「Sport」をベースにリーズナブルな価格設定。車内にはFIATのロゴをあしらったモノグラムが採用され、ポップな雰囲気を演出。 |
ボディカラー | 「Club」のボディカラーは、「ジェラート ホワイト」を標準設定。オプションで、「ファッション グレー」「ベネツィア ブルー」「パッション レッド」を選択可能。 |
価格 | 「Club」の価格は412万円。 |
発売日 | 2023年6月17日(土)から全国のフィアット正規ディーラーにて発売。 |
人気層 | 若者や女性、都会派、オシャレ好きからの支持がある。 |
プラットフォーム | 同じステランティスグループのジープ・レネゲードと同じプラットフォームを使用。 |