アウディQ2大解剖:買った人のレビュー・評価:「壊れやすい」「売れてない」を検証!

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アウディQ2大解剖:買った人のレビュー・評価:「壊れやすい」「売れてない」を検証!

アウディQ2(初代・2017年~):Wikipedia

クルマ選びは、その人のライフスタイルや価値観を映し出す鏡のようなもの。今回は、洗練されたデザインと機能性を兼ね備えたアウディQ2に焦点を当て、実際にこの車を購入した人々の生の声を探ってみました。

アウディQ2のスペックから価格、さまざまな評価やレビューを徹底分析。さらに、アウディQ2と比較されるライバル車種や、アウディの他の魅力的な車種についても触れていきます。

この記事を通じて、アウディQ2がどのような人に適しているのか、その真価を明らかにします。

どんなクルマ?

アウディQ2はプレミアムコンパクトSUVです。「Q2」のQはSUVを表します。アウディのQシリーズには、Q2、Q3、Q5、Q7、Q8などがあり、Q2は一番小さいモデルです。

Q2は、小さいながらもひと回り大きなボディのQ3に負けないゆとりのある居住性を持っており、スタイリッシュな外観からは考えられないほど室内空間が広い点が特徴です。

アウディQ2とほぼ同じサイズのクルマ

アウディQ2のサイズは、全長4200mm×全幅1795mm×全高1530mmです。これと同じくらいの大きさで形状も似ている車を下記にまとめました。

車名全長 (mm)全幅 (mm)全高 (mm)
アウディ Q24,2001,7951,530
プジョー 20084,3051,7701,550
ルノー キャプチャー4,2301,7951,590

スペック

Audi Q2「35 TFSI Advanced(ガソリン車)」の主要なスペックです。

新車価格417万円
駆動方式FF
型式3BA-GADPC-GAGBZG
燃料ハイオク
動力分類エンジン
燃料タンク容量50L
排気量1,497cc
トランスミッション7DCT
乗車定員5名
ドア数5ドア
シート列数2列
燃費(WLTCモード)15.8km/L
最高出力(kW[PS]/rpm)110[150]/5000
最高トルク(N・m[kgf・m]/rpm)250[25.5]/1500
過給機ターボチャージャー
全長4,200mm
全幅1,795mm
全高1,530mm
ホイールベース2,595mm
最低地上高(未積載時)210mm
車両重量1,340kg
荷室容量(リアシート立)405L
荷室容量(リアシート倒)1,050L

価格

アウディQ2の価格帯です。

417~526 万円

否定的・ネガティブなレビューをご紹介

この記事のテーマは「アウディQ2大解剖:買った人のレビュー・評価:「壊れやすい」「売れてない」を検証!」です。

検証するには材料が必要です。

まず、アウディQ2に関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。


  • 内装のAピラーの内側がプラスチック製で見栄えが良くない。
  • ドアの内張りもプラスチック製だが、デザインで質感を保っている。
  • アダプティブクルーズコントロールの発進時にエンジンが4000rpmまで上がる。
  • アイドリングストップからの復帰時のエンジン音が大きい。
  • アウディコネクトがあるが、ナビの目的地設定のみ可能。
  • ナビゲーションがタッチパネルでなく、音声認識も不十分。
  • 分割可倒式シートバックからカタカタ音がするが、クレームで解決。
  • 新品のブレーキパッドから軋み音がするが、使用すると解消。
  • 運転席側の窓が閉じなくなるトラブルが頻発。

 

  • MC後の内装は原価低減で以前より少し安っぽく見える。
  • 重心が高いため、走らせて楽しい車ではない。
  • 後席の座り心地は国産コンパクトカー並みかそれ以下。
  • 新車価格が500万円以上で割高に感じる。
  • エンジンマウント由来の振動がボディ全体に共振することがある。
  • 内装の樹脂やシート生地が汚れやすく、特に日焼け止めやメイクの汚れが目立つ。

 

  • 加速時に0.1秒ほどエンジンの反応が遅れることがある。
  • アイドリングストップからの再スタートに一瞬の遅れがあり、右折時などに出遅れることがある。
  • 足回りがやや硬く、乗り心地がゴツゴツする。
  • リアシートにセンターアームレストやカップホルダーがない。
  • 天井が後部座席に向かって下がっており、頭上が窮屈。
  • 価格に見合った装備が不足していると感じる場合がある。
  • 排気量の割には加速性能が物足りないことがある。

 

  • アイドリングストップからの始動時に大きなショックがある
  • アイドリングストップのタイミングが独特で、慣れるまで時間がかかる
  • 1.0リッターエンジンで力不足を感じることがある
  • 価格設定が高いと感じる
  • 1.0スポーツの場合、バーチャルコクピットなどの先進機能が選べない
  • スピーカーシステムが標準では物足りない
  • MMIナビの操作性に慣れが必要
  • S-lineのシートは良いが、電動シートとシートメモリーポジションがない

上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果

インテリアとエクステリアの質感

  • 内装の一部、特にAピラーの内側がプラスチック製で安っぽく見えるとの意見があります。
  • 一方で、ドアの内張りはプラスチック製であるものの、デザインによって質感が保たれていると評されています。

パフォーマンスと操作性

  • アダプティブクルーズコントロール使用時やアイドリングストップからの復帰時に、エンジンの音や振動が大きいと感じる意見があります。
  • 加速時のエンジン反応の遅れやアイドリングストップの再スタート時の遅れが指摘されています。
  • 1.0リッターエンジンに関しては、力不足を感じるといった意見もあるようです。

快適性と機能性

  • 内装の樹脂やシート生地が汚れやすいとの指摘があり、特に日焼け止めやメイクの汚れが目立つとされています。
  • リアシートにセンターアームレストやカップホルダーがない、天井の低さによる窮屈さなど、快適性に関していくつかの不満が見られます。

価格とコストパフォーマンス

  • 新車価格が500万円以上と割高に感じる、装備が価格に見合っていないという意見があります。
  • 特定のモデルにおいて、バーチャルコクピットなどの先進機能が選べない、S-lineのシートに電動シートやシートメモリーポジションがないという不満もあります。

その他の問題点

  • 分割可倒式シートバックからの異音や、新品のブレーキパッドの軋み音など、一部の部品に関する問題が報告されています。
  • 運転席側の窓の閉じないトラブルが頻発するといった意見もあります。

以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はアウディQ2に関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。

肯定的・ポジティブなレビューをご紹介

次に、アウディQ2に関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。


  • 燃費が良好で、1.4L TSIのゴルフ6よりも優れている。
  • ハンドリングが良く、プログレッシブステアリングが素晴らしい。
  • 後ろ席はクーペタイプのSUVとしては頭上が広い。
  • チェーンの取り付けが容易。
  • 自動車税が安い。
  • バーチャルコクピットが良い。
  • トランクが広く、荷物が多く積める。
  • 車体下のクリアランスが大きい。
  • ドアストッパーが樹脂製で、開閉感が良い。
  • 静粛性が高く、オーディオの質も良い。

 

  • スタイリッシュなエクステリアで気に入っている。
  • アウディらしい落ち着きのある高品質なインテリア。
  • 視認性の良いバーチャルコックピット。
  • 排気量1000ccにも関わらず、1800cc程度に感じるパワフルなエンジン性能。
  • トヨタヤリスより小さいミラーtoミラー幅でありながら、高速域での直進性が高い。
  • 前席の乗り心地が快適。
  • 静粛性のレベルが高い。
  • 燃費が予想外に良い(街乗り12km/l、郊外15km/l、高速18km/l)。
  • エアコンの効きが良い。
  • 荷室が想像以上に広い。
  • 純正オーディオの音質が前席では十分満足できるレベル。

 

  • 山道でも良く登り、リッターカーを超える走りが可能。
  • 高速運転が非常に楽で、高速道路での静寂性と安定性が高い。
  • ACC、レーンキープアシスト、渋滞アシストの機能が使いやすい。
  • 車体のデザインが美しく、サイドのラインが秀逸。
  • インテリアがシンプルで高級感があり、必要最小限の装飾。
  • 1,000ccとは思えないパワーと性能。
  • 街乗りにおいては何も不満がなく、乗りやすい。
  • 静粛性が高く、エンジン音が気にならない。
  • 燃費が良く、平均17.2km/Lを記録。
  • 週末のドライブが楽しみになるほどの運転感。
  • バーチャルコクピットが楽しく、操作性が良い。

 

  • 都会的なデザインが気に入っている
  • インテリアが落ち着いた黒とシルバーで良い雰囲気
  • MMIモニターとバーチャルコクピットの組み合わせが先進的
  • しっかりした走りで1リッターとは思えない性能
  • 変速時の荒さがなく、快適に走れる
  • セーフティパッケージをつけると長距離運転が楽になる
  • 車内が静かでサスペンションが地面のショックを吸収
  • 燃費が良い
  • バーチャルコクピットがカスタマイズ可能で機能が豊富
  • Bluetooth接続が簡単
  • 1.4リッターTFSI CODエンジンがパワフル
  • 取り回しが良く、運転しやすい
  • S-lineの乗り味がしっとりとしていて良い

上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果

エンジン性能と燃費: エンジンは1000ccでありながら1800cc相当のパワーを発揮し、燃費も街乗り12km/l、郊外15km/l、高速18km/lと優れているといった意見がある。

運転とハンドリング: ハンドリングが良く、特にプログレッシブステアリングが高く評価されている。高速運転が快適で、安定性と静寂性が高いとされている。

インテリアと快適性: インテリアはシンプルで高級感があり、静粛性も高い。前席の乗り心地が快適で、純正オーディオの音質が満足できるレベルであると評されている。

機能とテクノロジー: バーチャルコクピットが操作性が良く、楽しめるという意見がある。また、Bluetooth接続が簡単で、MMIモニターとの組み合わせが先進的だと評価されている。

収納と使い勝手: トランクの容量が広く、荷物が多く積める。さらに、車体下のクリアランスが大きく、チェーンの取り付けも容易だという意見がある。

外観とデザイン: 車体デザインが美しく、都会的なデザインが好評である。サイドのラインなどが特に秀逸と評されている。

以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はアウディQ2に関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。

総合的・全般的なレビューをご紹介

レビューの最後に、アウディQ2に関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところアウディQ2のことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの<思い>が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。


  • 特筆すべき点こそないが欠点もほぼない、優等生な車。
  • デザインが好みなら選択肢に入れて損はしない。
  • サイズ的にどこにでも安心して乗っていける車。
  • 長く付き合えるタイプの車。

 

  • 全体的に満足度の高い車で、コンパクトSUVとして必要十分な機能を備えている。
  • 高速走行時の静寂性と安定性、デザインの美しさが特に評価されている。
  • 輸入車としてのエントリーモデルでありながら、国産車と比較しても競争力がある。

 

  • コンパクトSUVとしての固い乗り味が特徴
  • 燃費や先進機能を重視するユーザーに適している
  • 価格が高いが、オプション次第で満足度は高まる
  • 子どもがいる家族にとって使い勝手が良い
  • 運転しやすさと機能性で中年層にも適している
  • 都市部での使用に最適な車両

「壊れやすい」「売れてない」を重点的に分析

この記事のテーマは「アウディQ2大解剖:買った人のレビュー・評価:「壊れやすい」「売れてない」を検証!」というものです。

テーマの重点項目である「壊れやすい」「売れてない」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。

項目内容

壊れやすい

  • 運転席側の窓が閉じなくなるトラブルが頻発。新品ブレーキパッドからの軋み音。分割可倒式シートバックからのカタカタ音。

ご紹介したレビューの中には上記のような不具合が指摘されています。ですが、全般的に言うなら、アウディQ2は特に壊れやすいクルマとは言えないと思います。ご紹介したレビュー以外にネット上のQ2関連の書き込み等を概観しましたが、他のモデルに比べてQ2が突出して壊れやすいといった事例はありません。

ただし、アイドリングストップ関連で、正常動作とは異なる動作に戸惑ったという事例が複数見られました。

売れてない

アウディQ2は2017年に日本市場でデビューしていますが、以後の販売台数のデータは不明です。ただし、部分的な形で明らかになっている部分をつなぎ合わせると、以下のようになります。

  • 「アウディQ2シリーズは、2017年のデビュー以来、AudiのSUV、Qモデルの中で、4年連続販売台数No.1の人気モデルです。」(アウディ・ジャパン・プレスセンター)
  • 「(2020年上半期)アウディのコンパクトSUV「Q2」は2033台と、輸入車全体で15位にランクインしている。」(VAGUE

アウディQ2の、ヨーロッパ市場と中国市場での販売台数は以下の通りです。

ヨーロッパにおける年間販売数:

2016年: 7,439台
2017年: 81,426台
2018年: 78,096台
2019年: 78,335台
2020年: 57,825台
2021年: 54,614台
2022年: 48,690台

中国におけるAudi Q2L(電気自動車を含む)の年間販売数:

2018年: 9,762台
2019年: 39,211台
2020年: 50,421台
2021年: 52,561台
2022年: 33,354台

このデータによると、アウディQ2の販売数はヨーロッパで2017年をピークに徐々に減少傾向にあります。中国市場では、2021年まで増加傾向にありましたが、2022年には減少しています。ただし、2023年の具体的な販売データは見つかりませんでした。

したがって、アウディQ2が「売れてない」と断定するのは難しいですが、少なくとも過去数年のデータを見ると、販売数はピーク時から減少していることがわかります。

※https://www.goodcarbadcar.net/audi-q2-sales-figures/

レビューサイトの平均評価点のご案内

アウディQ2が有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。

※2023年11月10日時点

ライバル車とその特徴

アウディQ2のライバルと目される車をご紹介します。

車名特徴
プジョー SUV 2008
  • 362~576 万円
  • プジョー SUV 2008 は、フランス生まれのコンパクトSUVです。2014年にコンパクトクロスオーバーモデルとしてデビューし、2020年9月16日に第2世代が発売されました。「街ゆく人の視線を奪うスタイリング、運転をエンターテイメントにする3D i-Cockpit、ガソリン・ディーゼル・EVから走り方を選べる斬新なコンセプト。」

⇒⇒レビュー記事

ルノー キャプチャー
  • 334~424 万円
  • 日産自動車とルノーが共同開発した車体をベースにつくられたコンパクトSUVです。2013年のジュネーブショーで世界初公開され、日本では2014年2月に発売されました。2021年2月に2代目がデビューしています。SUVといっても四駆の用意はなく、前輪駆動仕様のみです。

⇒⇒レビュー記事

どんな人におすすめ?

アウディQ2がおすすめの人物像をまとめました。

おすすめの人物理由
都市部に住む若い専門職コンパクトなサイズで都市部の狭い道路や駐車スペースに適している。
スタイリッシュなデザインを好む人ユニークでモダンなデザインが特徴。
アクティブなライフスタイルを持つ人SUVとしての実用性と都市部での取り回しの良さを兼ね備えている。
環境に配慮するドライバー燃費の良いエンジンやエコモード機能など、環境に優しい運転をサポート。
初めての高級車を求める人プレミアムブランド「アウディ」を手頃な価格で体験できる。

アウディQ2に興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないアウディの他の車種があるとしたら、それは何?

思わず目移りしてしまうかもしれないアウディの他の車種をまとめてみました。

車名特徴
アウディSQ2
  • 628万円
  • SQ2 は、Q2 の車両をベースに、エンジンが変更され、排気量アップ・最高出力・最大トルクといった走行性能がアップしています。駆動方式もフロント駆動からアウディ独自の4WDシステム・クワトロへ変更され、道路をより早く安全に走れるスポーツ性を追求したモデルです。
アウディQ3
  • 470~572 万円
  • Q3は、アウディらしいオンロード主体のスポーティなプレミアムクロスオーバーというコンセプトを、小さなボディに表現したモデルです。洗練されたデザインと走行性能の高さで、富裕層だけでなく、子育て世代を中心に支持されています。

⇒⇒レビュー記事

アウディQ3スポーツバック
  • 485~616 万円
  • Q3スポーツバックは、SUVの特徴にクーペの魅力である俊敏なハンドリング特性やフォルムを融合させてエレガントかつスポーティなスタイルを確立しているコンパクトクロスオーバーSUVです。

⇒⇒レビュー記事

まとめ

「アウディQ2大解剖:買った人のレビュー・評価:「壊れやすい」「売れてない」を検証!」のテーマで解説してきました。

アウディQ2は、その多面的な魅力により、多様なニーズに応えることができる一台です。本記事では、アウディQ2の詳細なスペック解析から、実際の所有者の率直なレビュー、そして競合する他車種との比較に至るまで、幅広く掘り下げてきました。

アウディQ2という車が持つ多彩な魅力を体感してみたい方は、ぜひディーラーへ足を運んでみてください。ご覧いただきありがとうございました。

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Mr.乱視
この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

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