目次
- 1 新型ディフェンダー大解剖：「ダサい」「故障」「壊れやすい」「資産価値」「リセール」を検証！
- 2 どんなクルマ？
- 3 否定的・ネガティブなレビューをご紹介
- 4 上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果
- 5 肯定的・ポジティブなレビューをご紹介
- 6 上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果
- 7 総合的・全般的なレビューをご紹介
- 8 「ダサい」「故障」「壊れやすい」「資産価値」「リセール」を重点的に分析
- 9 ライバル車とその特徴
- 10 どんな人におすすめ？
- 11 新型ディフェンダーに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないランドローバーの他の車種があるとしたら、それは何？
- 12 まとめ
新型ディフェンダー大解剖：「ダサい」「故障」「壊れやすい」「資産価値」「リセール」を検証！
ディフェンダー110（2019年～）：Land Rover
ランドローバーの新型ディフェンダーは、長年にわたる歴史を持つ名車の最新モデルです。このブログ記事では、新型ディフェンダーの魅力や特徴を深掘りし、その資産価値やリセール価値にも焦点を当てています。
さらに、否定的な意見や肯定的なレビューも丁寧に分析し、全般的な評価をご紹介しています。新型ディフェンダーと同等サイズの車種やライバル車の特徴も比較し、どんな人に最適なのかを考察します。
また、ディーラー訪問時に目移りするかもしれない他のランドローバーモデルについても触れています。この記事が、新型ディフェンダーに関心を持つ皆さまの参考になれば幸いです。
どんなクルマ？
ランドローバー・ディフェンダー（Land Rover Defender）は、イギリスのランドローバー社が製造するクロスカントリー車です。
新型ディフェンダーとほぼ同じサイズのクルマ
新型ディフェンダーのサイズは、全長4945mm×全幅1995mm×全高1970mm（110 SEグレード）です。これとサイズが同じくらいで形状も似ている車は下記の通りです。
| 車種 | 全長（mm） | 全幅（mm） | 全高（mm） |
|---|---|---|---|
| ディフェンダー 110 SE | 4,945 | 1,995 | 1,970 |
| ベンツ Gクラス | 4,660 | 1,930 | 1,975 |
| トヨタ ランドクルーザーGX | 4,950 | 1,980 | 1,925 |
| ジープ グランドチェロキー | 4,900 | 1,980 | 1,810 |
スペック
ディフェンダー 「110 SE」のスペックです。
| 諸元 | 情報 |
|---|---|
| 新車価格 | 836万円 |
| 駆動方式 | 4WD |
| 燃料 | ハイオク |
| 燃料タンク容量 | 90L |
| 排気量 | 1,997cc |
| トランスミッション | 8AT |
| 乗車定員 | 5名 |
| ドア数 | 5ドア |
| シート列数 | 2列 |
| 燃費（WLTCモード） | 8.3km/L |
| 最小回転半径 | 6.6m |
| 最高出力(kW[PS]/rpm) | 221[300]/5500 |
| 最高トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 400[40.8]/2000 |
| 過給機 | ターボチャージャー |
| 全長 | 4,945mm |
| 全幅 | 1,995mm |
| 全高 | 1,970mm |
| ホイールベース | 3,020mm |
| 最低地上高（未積載時） | 225mm |
| 車両重量 | 2,220kg |
| 荷室容量（リアシート立） | 786L |
| 荷室容量（リアシート倒） | 1,875L |
価格
ランドローバー・ディフェンダーの価格帯です。
836～1749 万円
否定的・ネガティブなレビューをご紹介
この記事のテーマは「新型ディフェンダー大解剖：「ダサい」「故障」「壊れやすい」「資産価値」「リセール」を検証！」です。
検証するには材料が必要です。
まず、新型ディフェンダーに関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。
- グローブボックスがETCと発煙筒入れでほとんど物が入らない。
- 内装に単に豪華さや高級感を求めるなら他の選択肢が良い。
- 小回りがきかず、転回が非常に難しい。
- ノーオプションで乗ると価格はバーゲンプライスだが、オプションが高すぎる。
- 横滑り防止機能がオンロードでも作動し、完全にOFFにはできない。
- 納車までの待ち時間が長く、半導体不足で欲しい機能が落とされることがある。
- ダッシュボードをダークカラーのパネルにするとイルミネーションが暗くなる。
- ディーラー推奨のオイル交換スパンに不安を感じる。
- インテリアの収納が国産車に比べると不足している
- 先進性を追求した結果、使いやすさが犠牲になっている場合がある
- 大きい車体で、一部の人には手が届かないことがある
- エアサスを選ばないと、ラングラーと比べて劣る乗り心地
- 給油間隔が長く、燃費の実感がしにくい
- 価格が比較的高い
- コールドクライメートパック無しではハンドルヒーターがつけられない
- 大きすぎる
- 燃費が悪い
- オリジナルのディフェンダーの方が良い
- 液晶メーターのナビの広域／縮尺の調整が不可
- レーンセンターキープ機能がない
- 後席の前後スライドができない
- 5ドアだと後席がリクライニングできない
- 駐車場所を考えなければならない
- 電気系がたまに不規則な動きをする
- 狭い道で気を遣う
- 自宅駐車場が狭い
- TV、動画視聴などの機能がない
- Apple CarPlayを接続するとラジオ接続が不安定
- 標準のアルカンタラ調の内装素材は汚れやすい
- 夏場はシートに熱がこもる
- 出足が少しもっさりする
- ナビ画面のブラックアウト、信頼性が疑問
- 7人乗りであるが、2列目シートを倒してもフルフラットにならない。
- 価格が高い。
- レーンキープアシストの性能が物足りない。
- 荷室が狭く、大型犬用のクレートが入りにくい。※7人乗り仕様の場合
- 風切り音が発生する。
- 高い車高により、コーナリングで横Gを感じやすい。
- リアの荷室が暗く、DIYでLEDライトを追加する必要がある。
- FMラジオ局名が明示されない。
- 燃費が悪い。
- ブレーキの効きがクイックすぎる。
上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果
新型ディフェンダーに関するレビュー内容を分析し、まとめた内容は以下の通りです。
インテリアと収納
- インテリアの収納スペースが不足しているとの意見があります。具体的には、グローブボックスの容量がETCや発煙筒入れによって制限されていると評されています。
機能性と快適性
- 機能性の面では、横滑り防止機能がオンロードでの運転でも作動し、完全にオフにすることができないという意見があるようです。また、ナビゲーションシステムの操作性に関する問題点も指摘されています。
運転と操縦性
- 車の大きさに関連して、小回りが利かない、転回が難しい、狭い道での運転に気を使う、などの意見があります。これらは特に都市部での運転において不便を感じる要因となる可能性があります。
価格とオプション
- 価格に関しては、ノーオプションであればバーゲンプライスと評されるものの、オプションが高額であるという意見が見受けられます。
乗り心地と安全性
- エアサスペンションを選ばないと、乗り心地が劣るとの意見があり、安全性に関してはレーンキープアシストなどの機能が物足りないと評されているようです。
メンテナンスと信頼性
- オイル交換スパンや電気系統に対する不安の声があり、これは長期的な信頼性に関わる問題となり得ます。
以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見は新型ディフェンダーに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
肯定的・ポジティブなレビューをご紹介
次に、新型ディフェンダーに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。
- インテリジェンスに富んだ魅力的な外観。
- 内装はワークホース的な使い方を前提としており、音響が良い。
- ガソリン車は街乗りやセカンド/サードカーに十分。
- ディーゼル車は滑らかなエンジンフィールで素晴らしい。
- アクセルレスポンス、ブレーキング、コーナリングに不安なし。
- 先進安全装備が標準で、ACCが非常に使いやすい。
- モノコックボディで満足度が高く、静粛性も高い。
- フルサイズのクロカンで燃費が思ったほど悪くない。
- D300のトルクフルなエンジンが頼もしい。
- スポーティにもジェントルにも走れる。
- 5人乗り仕様でシートを倒すとフラットになり、車中泊が快適。
- オプションでエアサスが付いており、乗り心地が良い。
- 所有感、満足度が非常に高い。
- 眠そうな目が特徴的で可愛い、フォルムも整っている
- 高級感はないが、それを求めていない
- ディーゼルはトルクが強く、ガソリン車を選ぶ選択肢がない
- エアサスで車高調整可能、雪のシーズンに活躍
- ディーゼルエンジンながら静粛性が高い
- 燃費は10～15km/Lで良好
- 価格に満足、リセール価値を考慮するとコストパフォーマンスが高い
- ディーゼルエンジンの静かさに驚き、国産ディーゼルとは比較にならないほど静か
- 横揺れが少なく、ゆったりとした乗り心地
- リセール価値が高く、人とかぶりにくい
- 所有感を満たしてくれる
- 他と被らない個性的なデザイン
- エアサスのお陰で悪路走行でも下回りを擦らない
- 乗り心地が良い
- 大柄ボディなのに意外に運転し易い
- 車歴においてガソリンで不自由なし
- 家族からの評価が高い
- カスタムの可能性
- 全幅広い、燃費が良い、ラゲッジが狭いが気にならない
- 強固なモノコックボディとロングホイールベース＆エアサス
- 防音処理が高く、静粛性が良い
- 質実剛健な内装、高級感がある
- 冷蔵庫の効きが良い
- トラブルがない
- デザインが優れており、高級感と無骨さがある。
- スーツでもキャンプ用の服装でも似合う汎用性。
- 都内での使用において不便を感じない。
- 悪路走破性が高く、安心感がある。
- 街乗りと高速道路の両方で乗りやすい。
- 静かで揺れない走行が疲れを軽減する。
- コマンドポジションからの視界の良さ。
- 加速に関して不満がない。
- インフォテインメントシステムが改善されている。
- ディーゼル車で燃費が良く、ガソリンスタンドへの頻度が減少。
- 車体が大きいが取り回しが楽。
上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果
新型ディフェンダーのレビュー分析に基づいたまとめです。
デザインと外観
- インテリジェンスに富んだ魅力的な外観と個性的なデザインが評価されています。
- スポーティでありながら、高級感と無骨さを兼ね備えているといった意見があります。
走行性能
- アクセルレスポンス、ブレーキング、コーナリングにおいて不安がなく、スポーティにもジェントルにも走れるとされています。
- 走行安定性が高く、都市部から悪路まで対応できる汎用性があります。
快適性と内装
- 静粛性が高く、エアサスによる快適な乗り心地が提供されていると評されています。
- 内装は質実剛健で高級感があるといった意見があります。
燃費とエンジン性能
- 燃費は思ったほど悪くなく、特にディーゼル車においてトルクフルなエンジンが頼もしいとされています。
- ガソリン車も街乗りやセカンドカーに十分という評価があります。
実用性と機能性
- ワークホース的な使い方を前提とした実用性があり、車中泊にも適しています。
- 先進安全装備が標準で、特にACCの使いやすさが評価されています。
所有感と価値
- 所有感、満足度が非常に高いといった意見が多く、リセール価値も高いとされています。
以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見は新型ディフェンダーに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
総合的・全般的なレビューをご紹介
レビューの最後に、新型ディフェンダーに関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところ新型ディフェンダーのことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの＜思い＞が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。
- ゲレンデほど派手すぎず、ジープラングラーよりは硬派で大人な外観。
- オーナー好みのインテリア・エクステリア、オプションを選択できる。
- アウトドア活動に最適で、登山やキャンプ、スキーにも使える。
- 円安の影響で価格が上昇しているが、それでも価値ある車
- 半年間の使用で故障がなく、信頼性が高い
- シンプルで上品なデザイン、存在感が抜群
- 横揺れが少なく、運転の楽しさが際立つ
- 満足度が高く、リセール価格も高止まりしている。
- 次も同じ車を購入することに迷いはない。
「ダサい」「故障」「壊れやすい」「資産価値」「リセール」を重点的に分析
この記事のテーマは「新型ディフェンダー大解剖：「ダサい」「故障」「壊れやすい」「資産価値」「リセール」を検証！」というものです。
テーマの重点項目である「ダサい」「故障」「壊れやすい」「資産価値」「リセール」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。
「ダサい」 |
| 個性的なデザインで、所有欲を満たし、他車との被りが少ないことに満足しているオーナーが多い印象。「ダサい」と言っているのは外野席からの声です。 |
「故障」「故障しやすい」 |
| 電気系統の不規則な動きやナビ画面のブラックアウトなどを指摘する声があります。ですが、全般的に故障についての言及は少ないです。 ご紹介したレビュー以外にネットで探しましたが、ディフェンダーだけが突出して故障が多かったり壊れやすいといった書き込みは皆無です。 しっかり保証がついた新車や認定中古車を購入し、定期点検をマメに受けていれば、大きな故障はないでしょうし、あっても無償で修理できます。そうやってマメに点検を受けていた車両であれば、保証が切れた後もしばらくは大きな出費なく乗り続けられるでしょう。 |
「資産価値」「リセール」 |
| これはディフェンダーに限った話ではありませんが、2022年に比べて2023年の中古車相場は下がっています。ですが、ディフェンダーのような人気車種はそれほど極端に下がってはいません。落ちてはいるが高止まりしている状態と言えます。 一時期は新車購入額より1年落ちや2年落ちのリセール価格の方が高い時期がありましたが、そこまでは厳しいかもしれません。 また、リセール率の傾向としては、90より100が、ガソリンよりディーゼルが高めです。ただ、極端に違わないので、好きな方を選べばいいと思います。 |
レビューサイトの平均評価点のご案内
新型ディフェンダーが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。
※2023年11月10日時点
ライバル車とその特徴
| 車種 | 特徴 |
|---|---|
| ベンツ Gクラス |
⇒⇒レビュー記事① ⇒⇒レビュー記事② ⇒⇒レビュー記事③ |
| トヨタ ランドクルーザーGX |
⇒⇒レビュー記事① ⇒⇒レビュー記事② |
| ジープ グランドチェロキー |
⇒⇒レビュー記事 |
どんな人におすすめ？
新型ディフェンダーは以下のような特徴を持つ人々におすすめです。
| おすすめの人物 | 理由・特徴 |
|---|---|
| 都市部での日常的な使用者 | 新型ディフェンダーは大きなサイズで、都市部での使用には注意が必要ですが、その大きさは魅力の一部です。また、小回りは効かないが、見切り性に優れ、カメラ画像が精彩で見やすいです。 |
| 注目を集めることを楽しむ人 | 新型ディフェンダーは注目を集める車であり、走っていると、中高年だけでなく若い人からも目で追われることが多いです。このような注目を楽しむことができる人に適しています。 |
新型ディフェンダーに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないランドローバーの他の車種があるとしたら、それは何？
新型ディフェンダーに興味がある人がディーラーを訪れた際に、他のランドローバーの車種にも目を向ける可能性があります。以下にランドローバーの人気車種を紹介します。
| 車名 | 特徴 |
|---|---|
| レンジローバーイヴォーク |
⇒⇒レビュー記事 |
| レンジローバーヴェラール |
⇒⇒レビュー記事 |
| レンジローバースポーツ |
|
| ディスカバリースポーツ |
⇒⇒レビュー記事 |
まとめ
「新型ディフェンダー大解剖：「ダサい」「故障」「壊れやすい」「資産価値」「リセール」を検証！」のテーマで解説してきました。
これで新型ディフェンダーに関する様々な側面を探究する旅は終わりです。サイズ、スペック、価格からユーザーレビュー、資産価値、リセール価値に至るまで、多角的に分析しました。
新型ディフェンダーはただの車ではなく、歴史と伝統、そして進化を内包した一台であることが明らかになりました。否定的な声や懸念点も確かに存在しますが、それらはこの車が提供する独特な価値とバランスを取るものであることが理解できました。
また、ライバル車との比較やおすすめする人のタイプ、さらにはディーラーで目移りしそうな他のランドローバー車種についても触れました。この記事が、新型ディフェンダーへの理解を深め、購入を検討している方々のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
