ベンツGクラスとゲレンデの違い:「同じ」ですが「違い」ます。

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ベンツGクラスとゲレンデの違い:「同じ」ですが「違い」ます。

メルセデスベンツGクラスの愛称、それが「ゲレンデ」です。

では、Gクラス=ゲレンデかと言うと、YesでもありNoでもあります。

このページでは、厳密に見た場合に、ベンツの「Gクラス」と「ゲレンデ」はどこがどう同じで、どこがどう違うのか、そこをご案内したいと思います。

いえ、誤解のないように触れておくと、別々の車があるという意味ではありません。あくまでも呼称の問題です。

人気上位のGクラス

メルセデスベンツのGクラスは、最も人気のあるオフロードカーの1つとして注目を集めています。

ベンツのフラッグシップであるSクラスは高級セダンとして知られていますが、Gクラスは、このところのSUV人気、アウトドア人気、そしてベンツならではの高級感から、安定した人気を博しています。

そして、とりわけここ数年でより人気を高めています。

実際、2021年の日本において、メルセデスブランドの販売台数ではGクラスが一番の販売台数を記録しました。

車種販売台数
Gクラス5238台
Aクラス5146台
Sクラス5078台
Cクラス4970台

「ゲレンデヴァーゲン」の意味

「ゲレンデ」の元となる「ゲレンデヴァーゲン」という名称は、ドイツ語で山の斜面を意味する「ゲレンデ」と車を意味する「ヴァーゲン」から成り立っています。

「Gクラス」と「ゲレンデ」の違いはよくわかりませんでした。

このページのテーマは「Gクラス」と「ゲレンデ」の違いですが、とても困難なリサーチでした。

Wikipediaはもちろん、グーグル検索の上位サイトを端から調べたのですが、いつ、どの時点で「Gクラス」という正式名称が使われるようになったのか、それがわかりません。

1つ、ヒントになるかもしれない記述がありました。Wikipediaの記述です。

2009年にGクラス誕生30周年を記念して、このW461型を民生向けとしたG280 CDI Edition 30 PURを発売。

つまり、2009年の30年前である1979年がGクラスの誕生年かと思い、その1979年に関する記述を見ると、

1979年登場。NATO正式採用という実績も持つ軍用車両のゲレンデヴァーゲンを民生用にアレンジさせたものが、現在のGクラスの源流である。

とあります。

「源流」つまりルーツですね。

よく100周年記念とかの行事をする場合、100年前のその組織の名称はまた別のものであることは普通にあることです。

源流と言うからには、1979年当時は「Gクラス」という正式名称は使用されていなかったということになります。

どうでもいいことのようですが、このページのテーマは名称に関することなので、この点はあいまいにできないところです。

グーグル検索結果のいずれのページも、とても勉強になる有難い情報が満載なのですが、こと名称に関しては矛盾に満ちた記述ばかりでした。

結局よくわからないが、おおよそわかったこと。

おおよそ分かったことは、

  • 現在のメルセデスベンツ「Gクラス」のルーツとなるのが「ゲレンデヴァーゲン」で、「Gクラス」のGもGeländeから採られたものである。
  • しかし、メルセデスベンツがいつどの時点から「Gクラス」という呼称を正式名称としたのかが不明である。
  • ある程度「Gクラス」という呼称が定着してくると、比較的若い世代は「Gクラス」と呼び、源流であるゲレンデヴァーゲンの時代を知る人は「ゲレンデ」と呼ぶようになった。
  • さらに近年になると、若い世代も、「Gクラス」と呼ぶより「ゲレンデ」と呼んだほうがちょっとカッコよくて通を気取れると思うらしく、結局、どの世代にも「ゲレンデ」の呼称が広く使用されるようになっている。

これが現時点で分かったことです。

Gクラスの歴史

メルセデス・ベンツ・Gクラスの歴史を年表形式にまとめました。

  • 1979年:Gクラスが初めて登場。NATO正式採用という実績も持つ軍用車両のゲレンデヴァーゲンを民生用にアレンジさせたものが、現在のGクラスの源流となる。
  • 1981年:ドイツでの販売が開始。
  • 1990年:初のフルモデルチェンジ。機構面ではフルタイム4WDとなり、外装はオーバーフェンダーとサイドステップが装着され、内装はよりモダンな乗用車然としたものになった。
  • 1993年:W126(Sクラス)などに搭載されるV型8気筒エンジンを搭載した500GEが世界446台限定、日本国内50台で発売。
  • 1995年 – 1997年:G320に搭載される3.2 Lの直列6気筒M104エンジンをAMGが3.6 LまでボアアップしたG36が正規販売。
  • 2006年:メルセデス・ベンツブランドの最上級クロスオーバーSUVとしてGLクラスが発売。
  • 2009年:Gクラス誕生30周年を記念して、このW461型を民生向けとしたG280 CDI Edition 30 PURを発売。
  • 2010年:Gクラス・プロフェッショナルとして各種仕様を一部地域で発売。
  • 2011年:「BA3ファイナルエディション」を最後にショートボディモデルの生産が終了。
  • 2018年:W463型の生産終了。
  • 2018年:W463A型を発売。フルモデルチェンジ並に大幅な改良が施されているが、型式(コードネーム)はW463型を踏襲している。2018年6月6日に日本仕様車が発表された。

以上が、メルセデス・ベンツ・Gクラスの主な歴史となります。

Wikipedia

あるゲレンデオーナーの声

カービューの質問コーナーに面白い問答がありましたのでご紹介します。ゲレンデ(Gクラス)の特性がよく表れていると思います。

GクラスとGLクラスのどちらを購入するか迷っている、という質問者に対して、ゲレンデオーナーさんが次のような内容の回答をしています。

  1. 乗り心地はGLが圧倒的に優れている。ゲレンデはトラックのような感じがする。
  2. バブル前までのお金に糸目をつけない時代の作りが良い最後のメルセデスはゲレンデ(内装以外)。
  3. 取り回しはゲレンデが小さいため乗りやすい。GLは大きい。
  4. 売るときはゲレンデが優れている。
  5. 家族で乗るならGL、趣味で乗るならゲレンデが良い。
  6. 駐車場での待遇はゲレンデが特別扱いされることが多い。特に都内のホテルでは待遇が違う。
  7. 高速道路で法定速度でゆっくり走ってもゲレンデは意地悪されない。Sクラスも意地悪されないがSクラス以外の時は意地悪された経験がある。
  8. 車に詳しくない若い女性でもゲレンデは知っている人が多い。
  9. ゲレンデは実用性が低い。道楽で乗る車である。
  10. ゲレンデのボディの作りや足回りなどは最高で、それだけでも乗る価値がある。
  11. しかし、通常の足にするには大変で、セカンドカーがないと困る。

カービュー

上記のコメントと酷似しているのがトヨタハイラックスのオーナーさんの声です。⇒⇒ハイラックス

Gクラス(ゲレンデ)のスペック表

メルセデス・ベンツ Gクラスの諸元は以下の通りです。

項目内容
新車価格1294万円~※特別仕様車は高い
駆動方式4WD
燃料ディーゼル
動力分類エンジン
排気量2,924 cc
トランスミッション9AT
乗車定員5 名
燃費(WLTCモード)9.9 km/L
ハンドル位置
最小回転半径6.3 m
エンジン最高出力210[286]/3400 kW[PS]/rpm
最高トルク600[61.2]/1200 N・m[kgf・m]/rpm
過給機ターボチャージャー
全長4,660 mm
全幅1,930 mm
全高1,975 mm
車両重量2,460 kg
タイヤ(前輪/後輪)265/60R18

※2023年6月時点

2022年通年の販売台数

日刊自動車新聞

Gクラスはメルセデスベンツのラインナップでは2番目の販売台数です。

台数は4807台と安定して売れ続けています。

Cクラスがギュイーンと伸びているのは、2021年6月に5代目がデビューしているからでしょう。

レビュー:価格コムから

価格コムからレビューを拾いました。

エクステリア

”唯一無二!”

“今さら言う事はないですがやはり目立ちますね。”

“フロントガラスが立っているので高速道路を走ると汚れが付きやすいです。”

“乗り降りはしにくい半ドアは多い。これは承知の上(Gクラスの良さでもある)での購入ですので大人だけなら気になりませんが、小さい子供の場合は全て大人がやらねばならず大変です。”

インテリア

“内装は天井もシートも高級感があって満足しています。”

“ナビ画面も横に広くとても見やすくスピードメーターも液晶になっていてとても見やすい印象です。”

“ドアの窓ガラスが二重になっているのでエンジン音やノイズの遮断に役立っており室内は思っていたより静かです。”

エンジン性能

“ディーゼルエンジンはとてもパワフルで2500kgもあるボディが余裕で加速していきます。馬力も330馬力もあり乗っていて力強く感じます。”※G400d

“燃料メーターでアドブルーの残量もついでに確認できるようになっているのは便利です。”

“登坂の追い越し車線でもぐんぐん加速しますのでパワーに不満はありません。”

走行性能

“この車高の高さで高速道路での安定した走りには驚きました。”

“大柄なボディですが見切りが良く運転はしやすいです。小回りは利きませんが慣れですね。”

“さすがに駐車には気を使います。(大きさ、いたずらなど含めて)”

乗り心地

“車高が高く床面が高いため乗り降りになれるのに一苦労します。お年寄りにはちょっとキツいかもしれません。”

“本格オフローダーなので乗り心地は期待していませんでしたが、意外だったのは高速道路での乗り心地が良かったこと。道路の継ぎ目もしっかり吸収、遮音しています。”

“街乗りより高速道路の方が乗り心地の良さが際立つ気がします。”

燃費

“車重が重いため高速で10km/リットル伸びれば御の字です。ただ軽油はハイオクと比べてもかなり安いので燃料費的には満足しています。”

 

前述したカービューのオーナーさんのコメントはかなり自虐的に盛っているところが見受けられましたが、価格コムのレビューは、全体的にかなりの高評価です。

2018年現行モデルの満足度レビューは4.89点(5点満点)、評価者10名でした。これはすごい。※2023年6月時点

まとめ

ベンツGクラスとゲレンデの違い:「同じ」ですが「違い」ます。のテーマで解説しました。

愛称があるのはいいことですね。

実際、「ゲレンデ」はいい響きです。

若い方はご存じないかもしれませんが、以前は、BMWのことを「ベーンベー」または「ベンベー」とドイツ語読みで呼ぶ人が一定数いました。

ただ、これは個人的に好きな響きではなく、英語読みの「ビーエムダブリュー」のほうが透明感があって好きでした。※今は「ビーエム」と略す人も多いですね。

高速のパーキングなどでぼんやり休憩している際、駐車スペースに入ってきた車たちの中で、ひときわ後光がさすようなオーラを放つ車は、ゲレンデヴァーゲン、先に触れたトヨタ・ハイラックス、ジープ・ラングラーなどごく少数ですね。

ランドローバーなどは、間違いなくかっこいいけれど、お上品になりすぎてしまった感がありますし、むしろ小さいけれどスズキ・ジムニーがカッコいいと思います。

とは言え、最高度の異彩を放つ車は、確かにメルセデスベンツ・Gクラスかもしれません。

ご覧いただきありがとうございました。

【2023年6月29日追記】「Gクラス」世界限定1500台のV8エンジン搭載最終モデル(速報)

項目詳細
メーカーメルセデスベンツ
モデルGクラスのG 500ファイナルエディション
発表日2023年6月28日
販売台数世界限定1500台
ボディカラー1. メタリック塗装のオブシディアンブラック

2. 「MANUFAKTUR」塗装のオパリスホワイトマグノ

3. MANUFAKTUR塗装のオリーブマグノ

カラー別生産台数各色500台
エンジン排気量3982ccのV型8気筒ガソリンツインターボエンジン
最大出力421hp
ホイール5ツインスポークデザインの20インチAMGアルミホイール。ボディ同色で塗装
ホイールの仕上げオリーブマグノ:光沢仕上げ、その他:ブラックのハイグロス仕上げ
スペシャルマークスペアタイヤカバーなどに「FINAL EDITION」の文字
インテリアボディカラーに合わせた新しいMANUFAKTURフルレザーパッケージ
特記事項初の8気筒エンジン搭載モデル「500 GE V8」の誕生30周年を祝う特別モデル

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Mr.乱視
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