【海外の評価】メルセデスベンツVクラス（Mercedes-Benz V-Class）：海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価：海外の評判を知りたい！

Mercedes-Benz V 250 BlueTEC Edition（3代目・2015年～）：Wikipedia

メルセデス・ベンツVクラス、豪華さと機能性が一体となったこの車について一緒に見ていきましょう。

この記事では、Vクラスがどのようにして世界市場で注目を集めているのか、その秘密を探ります。

また、ライバルと目される車種、Vクラスがどんな人に向いているか、同じメルセデス内で気になる車などについても触れています。

ぜひ参考になさってください。

メルセデスベンツVクラスの魅力を深堀り

メルセデスベンツの豪華ミニバン、Vクラス。その魅力とは一体何なのでしょうか？

Vクラスの歴史を紐解く

Vクラスは、1996年に登場したメルセデスベンツのミニバンです。初代はVitoという名前で、その後の2代目から現在の名前、Vクラスになりました。

初代Vitoは商用車の一部としてデザインされ、その後の進化を経て現在の豪華なVに変身しています。

Vクラスの豪華さに迫る

Vクラスは、ミニバンとしては非常に贅沢な作りとなっています。内装には上質な素材が使われ、快適な乗り心地を追求しています。

広い室内空間とフレキシブルなシートアレンジは、長時間のドライブでもストレスを感じさせません。

さらに、最新の安全機能やドライビングアシストシステムを搭載しており、安心して運転することができます。

ラインナップ

Vクラスには、さまざまなバリエーションがあります。エンジンはディーゼルとガソリンが選べますし、駆動方式も2WDと4WDから選べます。

また、長さも通常版とロング版があり、用途に合わせて選べます。

Vクラスには、特別仕様車も存在します。例えば、高級装備を追加した”Exclusive”や、スポーツ仕様の”AMG Line”などがあります。

現行は3代目

Vクラスは、1996年の登場以来、数回の大きな変更を経てきました。初代は商用車ベースでしたが、2代目からは一般の乗用車としての特性が強くなり、現行の3代目ではより一層その傾向が強まりました。

メルセデス・ベンツ V 220 d AVANTGARDEの主要なスペックと仕様

メルセデス・ベンツ Vクラス V 220 d AVANTGARDEの主要なスペックと仕様です。ショートバージョンです。

項目	内容
新車価格	926万円
駆動方式	FR
燃料	ディーゼル
燃料タンク容量	70L
排気量	1,949cc
トランスミッション	9AT
乗車定員	7名
ドア数	5ドア
燃費（WLTCモード）	13.2km/L
最小回転半径	5.6m
最高出力	120[163]/3800
最高トルク	380[38.7]/1600
自動車税	36,000円
自動車重量税	37,500円
全長	4,905mm
全幅	1,930mm
全高	1,930mm
ホイールベース	3,200mm
車両重量	2,370kg
荷室容量（リアシート立）	720L
荷室容量（リアシート倒）	4,500L
ホイールサイズ前	18.0インチ 7.5J
ホイールサイズ後	18.0インチ 7.5J
タイヤサイズ前	245/45R18
タイヤサイズ後	245/45R18

※2023年7月時点

メルセデス・ベンツ V 220 d AVANTGARDE Extra-longの主要なスペックと仕様

メルセデス・ベンツ Vクラス V 220 d AVANTGARDE Extra-longの主要なスペックと仕様です。ロングバージョンです。

項目	内容
新車価格	982万円
駆動方式	FR
燃料	ディーゼル
燃料タンク容量	70L
排気量	1,949cc
トランスミッション	9AT
乗車定員	7名
ドア数	5ドア
燃費（WLTCモード）	12.9km/L
最小回転半径	6.0m
最高出力	120[163]/3800
最高トルク	380[38.7]/1600
自動車税	36,000円
自動車重量税	37,500円
全長	5,380mm
全幅	1,930mm
全高	1,930mm
ホイールベース	3,430mm
車両重量	2,460kg
荷室容量（リアシート立）	1,410L
荷室容量（リアシート倒）	5,500L
ホイールサイズ前	18.0インチ 7.5J
ホイールサイズ後	18.0インチ 7.5J
タイヤサイズ前	245/45R18
タイヤサイズ後	245/45R18

※2023年7月時点

ショートとロングの主な違いは、たぶん、フル乗車時の荷室容量だと思います。ロングバージョンでは、7名乗車時にも1410Lの荷室容量があります。ショートの720Lの2倍です！

常に多人数が乗車する使い方であれば、もはや迷わずロングバージョンで決まりですね。お値段もあまり違わないし、どうせでっかい車なんだから、少しくらい長くたって問題ないでしょう。

2023年7月27日欧州発表のビッグマイナーチェンジ版⇒⇒Sクラス顔に！

画像：くるまのニュース

2023年7月27日に欧州でVクラスの改良新型（ビッグマイナーチェンジ）が発表されました。概要は以下の通りです。日本への導入時期は未定です。

項目	内容
改良車両	メルセデスVクラス／Vクラス・マルコポーロ
メルセデス・ベンツ・バンの計画	2026年にバン・エレクトリック・アーキテクチャー（VAN.EA）を発足予定。それまでの「つなぎ」となる製品。
新型Eクラスからの反映	グレードにより、新型Eクラスを反映したものがあり、たとえばグリルにスリーポインテッドスターが多数埋め込まれたデザインを採用。
イルミネーションLEDの採用	Vクラス／Vクラス・マルコポーロとEQVに採用。
ボンネットに取り付けられたクラシックなアップライト・スター	Vクラス・エクスクルーシブに採用。
新塗装色	5色
アルミホイール	17、18、19インチサイズのエアロに最適化されたアロイホイール。
MBUXインフォテインメントシステム	すべてに搭載。12.3インチのディスプレイが2つ搭載される。
新機能	ワイヤレス充電パッド対応のセンターコンソール、ヒーター付きステアリングホイール、キーレススタート、64色のアンビエント照明、夜間運転のための暗いリア照明など。
VクラスとEQVの新装備	左側のスライドドア、自動トランスミッション搭載の商用バージョンには電動パーキングブレーキなど。
アクティブブレーキアシスト（ABA）	交差点での使用も可能。
アダプティブマルチビームLEDヘッドライト	84個の個別に調整可能なLEDを備える。
改良されたパーキングパッケージ	360度カメラとトレーラー操縦アシスタント（TSA）を搭載。
メルセデスの今後の予測	2020年代の終わりまでにEVが総売上高の半分以上を占めるだろう。

海外レビュー①：Van-tastic! 2023 Mercedes V-Class Review

項目	内容
乗り心地	大きなガラスエリアのおかげで、Vクラスは素晴らしい視界を提供します。四角い形状により、車は大きいけれど、車の四
走行感覚	2リットルと比較的小さなエンジンにもかかわらず、驚くほどパンチがあります。9速オートマチックギアボックスにより、高速道路や大きな幹線道路での運転が容易になります。
ハンドルの感触	ステアリングは安定感があり、ソフトだが跳ねない落ち着いた乗り心地です。これは長距離の旅行に適しています。
内装	フロントの電動調整可能なシート、3ゾーンのクリーマコントロール、クルーズコントロール、全周囲の駐車センサーなど、標準装備が充実しています。シートは標準でナパレザー仕様です。
座席	座席は全体的に大人の体格に適しており、足元や頭上のスペースも十分にあります。4組のISOFIXがあり、シートを完全に取り外してバンに変えることも可能です。
燃費	長距離の旅行を頻繁に行う場合、フルタンクで約550マイル（約885km）走行できるため、頻繁にガソリンスタンドを訪れる必要はありません。

海外レビュー②：Is the new Mercedes V-Class the S-Class of Vans?

項目	詳細
ドアの開閉音	非常にしっかりとした音
ステアリングホイール	新しいデザインで見た目がかっこいい
ディスプレイ	すべてがデジタル化され、新しいMBUXインフォテイメントシステムが搭載されている
シート	高級感があり、電動シートコントロールがドアの内側にある
運転位置	運転位置は高くて、バスの運転手のように感じる
インテリアのデザイン	新しい装飾要素がある
リアシート（エグゼクティブシート）	リクライニング機能があり、足元にはフットレストがある
リアシート（通常）	エグゼクティブシートと比べて、立ち上がりがやや高い
トランク	広々としており、多くの荷物を収納可能
ドライブモードセレクタ	スポーツモードなどを選択可能
AMGライン	スポーティな外観と内装を持つ
EQV（電気）	フロントホイールドライブ、2つの異なるバッテリーサイズが利用可能
マルコポーロ（キャンパーバン）	4人が寝ることができるスペースがあり、キッチンネットが装備されている

海外レビュー③：Mercedes-Benz V-Class review

https://www.topgear.com/car-reviews/mercedes-benz/v-classのレビューから。英語のサイトです。

項目	内容
デザイン	新しいVクラスは、古いVianoの新バージョンで、基本的には人間を運ぶバンです。新しいルックが特徴で、ハンサムで豪華でエグゼクティブな新しいルックです。前面のLEDライトや19s、AMGボディキットなどがビジネスライクな外観を演出しています。
サイズ	‘Long’ Vクラスは5m、’Extra Long’は5.2mと大きなサイズです。高さ1.8m、幅2.2mで、運転するのが大変そうに思えますが、そうではありません。
グレード	スポーツからAMGラインのトップレンジまで、6、7、8席を選択できます。後部座席は単独またはペアで、配置を自由に変更できます。

メルセデスベンツVクラス（Mercedes-Benz V-Class）のライバル車とその特徴

メルセデスベンツVクラスのライバル車とその特徴をまとめてみました。

車種	特徴
フォルクスワーゲンマルチバン	高級なインテリア、実用的な収納スペース、多様なシートレイアウトがあります。
BMW 2シリーズグランツアラー	プレミアム感あふれる内装、コンパクトながらも快適な乗車スペース、先進的な安全機能が装備されています。
トヨタアルファード	高級な装備と快適な乗り心地が特徴で、ビジネス用途から家族の移動まで対応可能です。 ⇒⇒レビュー記事
クライスラーパシフィカ	豪華なインテリアと広い車内空間が特徴。ハイブリッドモデルが存在し、環境に配慮した運転が可能です。
フォードトルネオカスタム	フレキシブルなシート配置と大きな収納スペースを持ちつつ、フォード特有のダイナミックな運転感を楽しむことができます。

これらのライバル車はすべて、メルセデスベンツVクラスと同じように高級感と多様性を兼ね備えたミニバンです。

また、上記以外に、2023年中にはレクサスLMが日本にも導入される予定です。これは強力なライバルになりそうですね。

レクサスLM：Wikipedia

メルセデスベンツVクラス（Mercedes-Benz V-Class）はどんな人におすすめ？

メルセデスベンツVクラスがおすすめな人物像をまとめます。

人物像	理由
家族を持つ人	多人数乗車に対応した広々とした内装は、子供を持つ家庭にとって魅力的です。
高級車を求める人	メルセデスベンツブランドの豪華さと洗練されたデザインは、高級車にこだわりを持つ人々に対して魅力となります。
ビジネス用途の人	豪華な内装と快適な乗り心地は、ビジネスのお客様をもてなす車として魅力的です。
バリアフリーを求める人	低床設計と広々とした入口は、高齢者や車椅子ユーザーにも使いやすいです。
アウトドア活動を楽しむ人	広い収納スペースは、キャンプやスポーツなどのレジャー活動に最適です。

メルセデスベンツVクラスは多くの人々にとって魅力的な選択肢と言えるでしょう。

メルセデスベンツVクラス（Mercedes-Benz V-Class）に興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないベンツの他の車種があるとしたら、それは何？

メルセデスベンツVクラスに興味を持つ方が、ディーラーで目を奪われてしまうかもしれない他のメルセデスベンツの車種としては、以下のモデルが考えられます。

車種	特徴
メルセデスベンツ EQV	メルセデスベンツの電気自動車ラインアップの一部で、VクラスのEV版です。
メルセデスベンツ GLS	フルサイズのSUVで、豪華さとスペース、多様性を兼ね備えています。
メルセデスベンツ Sクラス	最高級セダンで、上質な乗り心地と最先端のテクノロジーが魅力。伝統的かつフォーマルなたたずまいには一目置かざるを得ないでしょう。
メルセデスベンツ GLE	中型SUVで、オフロード走行も可能な実用性を持ちつつ豪華な内装が特徴。
メルセデスベンツ Eクラスエステート	プレミアムなステーションワゴンで、広い荷室と高級感あふれる室内が魅力。ミニバンの用途を兼ね備えつつ、ドライバーズカーとしての魅力満載。重心の低さからくる運動性能の良さは、車の味付けとか技術とかではなく、物理特性です。ミニバンやSUVより悪いわけがない。