目次
- 1 ベンツGLB大解剖レビュー・口コミ・評価:「かっこ悪い」「後悔」「リセール悪い」を検証!
- 2 どんなクルマ?
- 3 否定的・ネガティブなレビューをご紹介
- 4 上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果
- 5 肯定的・ポジティブなレビューをご紹介
- 6 上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果
- 7 総合的・全般的なレビューをご紹介
- 8 「かっこ悪い」「後悔」「リセール悪い」を重点的に分析
- 9 レビューサイトの平均評価点のご案内
- 10 ライバル車とその特徴
- 11 どんな人におすすめ?
- 12 ベンツGLBに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないベンツの他の車種があるとしたら、それは何?
- 13 まとめ
【記事丸わかり】
GLBはサイズ、機能、価格のバランスが取れたモデルとして評価されており、否定的な意見もありますが、多くのポジティブなレビューに支えられた満足度の高い車種です。 参考動画⇒⇒【限定車先行申込】 メルセデス・ベンツ GLB 200d 4マチック ナイトエディション 登場! 今からオンラインショールームで先行申込み開始! |
ベンツGLB大解剖レビュー・口コミ・評価:「かっこ悪い」「後悔」「リセール悪い」を検証!
メルセデスベンツ・GLB(初代・2020年~):Wikipedia
皆様、こんにちは。今回は多くの議論を呼ぶベンツのGLBに焦点を当て、実際のオーナーたちからの声を集めてみました。このモデルが抱える美点と、一部のユーザーに不満を与えてしまう要因を徹底解析します。
市場における他の選択肢と比較し、GLBが持つ独自の位置を明らかにしていきましょう。デザインに対する賛否両論、購入後の感想、そして将来性に関する見方をバランス良くご紹介します。
最後には、GLBがどのような方に最適なのか、またディーラーで他のモデルに目を奪われる可能性についても触れていきます。
どんなクルマ?
メルセデス・ベンツGLBは、2020年6月に日本に登場した3列シート7人乗りのコンパクトSUVです。GLAとGLCの間に位置づけられるモデルです。
全長4640mm×全幅1835mm×全高1700mmです。3列目は「身長168cmまでが対象」とメーカーが言っているとおり、さほど広大なスペースではありません。
ベンツGLBとほぼ同じサイズのクルマ
GLBのおおよそのサイズ感をつかむために、似たサイズの車を揃えてみました。参考になさってください。ただし、下記の車たちは、外形サイズこそGLBと近いのですが、どれも基本的に2列シートであり、3列シートのGLBとは荷室などの容量が大きく異なります。GLBの荷室容量はシートを立てた状態ではわずか130Lです。かなり割り切った使い方を想定した車です。
- 国産車
- トヨタ RAV4
- ホンダ CR-V
- マツダ CX-5
- スバル フォレスター
- 日産 X-Trail
- 輸入車
- BMW X1
- アウディQ5
- フォルクスワーゲン Tiguan
- プジョー3008
- シトロエン C5 Aircross
スペック
GLB 200 d 4MATICのスペックをまとめました。
項目 | スペック |
---|---|
新車価格 | 637万円 |
駆動方式 | 4WD |
型式 | 3DA-247613M |
燃料 | ディーゼル |
燃料タンク容量 | 60L |
排気量 | 1,949cc |
トランスミッション | 8DCT |
乗車定員 | 7名 |
ドア数 | 5ドア |
シート列数 | 3列 |
燃費(WLTCモード) | 15.9km/L |
最小回転半径 | 5.5m |
最高出力 | 110kW[150PS]/3400rpm |
最高トルク | 320N・m[32.6kgf・m]/1400rpm |
過給機 | ターボチャージャー |
サイズ・ホイールベース | 全長4,640mm, 全幅1,835mm, 全高1,700mm, ホイールベース2,830mm |
最低地上高(未積載時) | 196mm |
車両重量 | 1,810kg |
荷室容量(リアシート立) | 130L |
荷室容量(リアシート倒) | 1,680L |
価格
メルセデスベンツ・GLBの価格帯です。
611~637万円
否定的・ネガティブなレビューをご紹介
この記事のテーマは「ベンツGLB大解剖レビュー・口コミ・評価:「かっこ悪い」「後悔」「リセール悪い」を検証!」です。
検証するには材料が必要です。
まず、ベンツGLBに関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。
- 前に乗っていたハリアーの方が乗り心地が良かった
- 車内に音が結構入ってくる
- 走りを楽しむほどではない
- 国産車でこのスタイルを真似すると残念なセンスに映る
- 価格が高い
- 抽選でしか購入できない場合がある
- 納車まで時間がかかる
- EVへの移行で燃料車の価値が高まっている中、生産減少による抽選が多い
- コーナーリングのロールが気になる
- 乗り心地が少し硬い
- 燃費が街乗りで9、高速で15といまひとつ
- 値上がりしてコスパが△
- エコモードで低速時にギクシャク感がある
- 路面のゴツゴツを結構拾う
- 2列目の乗り降りがしにくい
- ランニングボードがなく、オプションで欲しい※乗降口ドア下の踏み台のこと
- MBUXの音声認識がいまいち
- 全方位カメラが見にくい
- 駐車時のセンサーの感度が良すぎてうるさい
- 大きい車体で狭い駐車場では気を使う
- 段差でのぐらつきが気になる
- 信号待ちの振動がハイブリッドと比べて気になる
- インテリアが安っぽい
- BMW5シリーズからの乗り換えで物足りなさを感じる
- シートが小さい
- 価格が高い
- 中古2000kmで750万円と新車価格と変わらないかそれ以上
- 車検で買い替えることを考えている
- ロードノイズが気になる
- 低速や停車中にディーゼル音が聞こえる
- 高速の合流時にパワーが物足りない
- 7人乗りだが、後部座席のスペースが狭いと感じることがある
- 馬力がフォレスターXTと比較して劣る
- 路面が荒れているとロードノイズが気になる
- エクステリアに未来感がない
- インテリアのグローブボックスのレバーが安っぽい
- ゴツゴツとした後部座席の乗り心地
- アスファルトが荒れている道でのロードノイズ
- エンジンのパワーがスポーツタイプに比べると物足りない
- 値引きがあまりない
上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果
乗り心地と走行性能 レビューからは乗り心地に関する複数の不満が浮き彫りになっています。一例として、路面のゴツゴツを拾いやすい、コーナリング時のロールが目立つ、乗り心地が硬いといった意見があることが分かります。また、エコモードでの低速時のギクシャク感や、段差でのぐらつき、信号待ちでの振動が比較的顕著であると指摘されています。
内装と快適性 インテリアの質感についても懸念が示されており、安っぽさを感じさせる部分があるとの意見や、BMW 5シリーズからの乗り換えでは物足りなさがあるとの声があります。さらに、全方位カメラの見づらさやMBUXの音声認識の精度不足、駐車センサーの感度が高すぎるといったテクノロジー関連の問題点も指摘されています。
価格と経済性 高価格にも関わらず、中古車市場でも新車価格と同等またはそれ以上で取引されていること(リセールを考えたらこれはいいことでもある)、また燃費が街乗りで9km/L、高速で15km/Lと平均的であることが挙げられています。コストパフォーマンスについて疑問を呈する声もあるようです。
アクセス性と操作感 後部座席への乗り降りがしにくい、ランニングボードがないことへの不満、大きい車体による狭い駐車場での扱いづらさが課題とされています。
騒音と振動 ロードノイズや、低速時及び停車中のディーゼル音が聞こえる点、高速走行時の合流でのパワー不足が物足りないとされていることから、エンジンや遮音性に関して改善の余地があるとされています。
エクステリアデザイン エクステリアに未来感がないという意見や、タイヤノイズ、加速時のエンジン音が目立つといった評価があります。
以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はベンツGLBに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
肯定的・ポジティブなレビューをご紹介
次に、ベンツGLBに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。
- エクステリアがかっこいい
- メルセデスのマークがフロント中央にある
- イルミネーションライトが夜に美しい
- 運転席の地図表示が便利
- ディーゼルで加速がよい
- ディーゼルで燃費が素晴らしい
- 日本にマッチした大きさ
- 非常時用の3列目がある
- ライトデザインがラブリー
- AMGライン、レザーエクスクルーシブの赤黒インテリアが豪華
- エンジンが静か
- 小回りが利く
- 高速カーブの安定感がある
- 外界から遮断された乗り心地
- 通常の街乗りでの燃費が10前後、遠出では16前後
- Sクラスに匹敵する安全装備
- 2020の夏に一目惚れして購入
- AMGラインはゴツくてかっこいい
- 車幅がマンションのパレットに収まる
- レザーシートとパノラマルーフで満足度高い
- アンビエントライトが夜に綺麗
- 7人乗りが便利
- メルセデスマークのライトがカッコいい
- 関東圏+高速での利用に何不自由なく満足
- ターボが効いて街乗りが乗りやすい
- 直線安定性が素晴らしい
- 高速でのACCの使用が楽
- スクエアなボディやヘッドライトのデザインが気に入っている
- 未来的なインパネ
- ウッドトリムの質感が良い
- スピーカーの音質に満足
- ステアリングが軽く運転しやすい
- 自動運転の信頼性が高い
- 高速での鳥との衝突でも車が無傷
- 市街地や高速での燃費が経済的
- 車本体の価格に満足
- 運転席の配置や中央スペースがすっきりしていて使いやすい
- CX8と比較しても質感が高く感じる
- ディスプレイの解像度が高く綺麗
- ファミリー使用に適していて、静かな車内で家族との会話を楽しめる
- トラブルや不具合がない
- 加速時のシフトアップがスムーズ
- 高速での追い越し加速に不満がない
- 中低速域でのトルクが運転を楽にする
- 360度カメラが非常に便利
- ハッチバックで荷物の出し入れが楽
- 内装カバーの断熱ウレタンが高い密閉性を提供
- 疲れないシート形状とマッサージ機能
上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果
デザインとスタイリング ベンツGLBはエクステリアデザインについて高い評価を受けています。イルミネーションライトの美しさや、フロントのメルセデスマーク、ライトデザインの愛らしさ、AMGラインによる迫力ある外観、パノラマルーフといった要素が満足度を高めています。スクエアなボディデザインとフューチャリスティックなインパネレイアウトも、多くの肯定的なポイントです。
走行性能と運転の快適さ ディーゼルエンジンによる加速の良さ、走行性能の問題なさ、高速道路での安定したカーブの走行、小回りの利きやすさ、直線安定性の良さなどが好評です。また、燃費の良さにも触れられており、街乗りと遠出の両方で経済性が評価されています。
快適性と実用性 内装の質感と豪華さ、特にレザーエクスクルーシブの赤黒インテリアやウッドトリム、アンビエントライトの美しさ、静粛性の高さが評価されています。7人乗りの実用性や、3列目シートの有用性も好意的に評価されています。さらに、快適な乗り心地や、静かな車内での家族との会話の楽しみやすさが強調されています。
安全性とテクノロジー Sクラスに匹敵する安全装備、運転支援システムの高いレベル、自動運転の信頼性、360度カメラの便利さなど、先進技術への満足が見受けられます。ACCの使用の容易さや、高速道路で鳥との衝突時に無傷だったエピソードも、その信頼性を示しています。
経済性と価値 購入価格に対する満足や、ディーゼルエンジンによる経済性が指摘されています。
日本のライフスタイルへの適合 車幅がマンションのパーキングに収まるサイズ感、日本の道路状況や住環境にマッチしていることが伺えます。
以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はベンツGLBに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
総合的・全般的なレビューをご紹介
レビューの最後に、ベンツGLBに関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところベンツGLBのことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの<思い>が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。
- GLBは大きすぎず、燃費も良く、非常時用の3列目も備える実用的な車
- AMGライン、サンルーフ、デジタルホワイトなど、メーカーオプションが豊富
- 燃料車がまだ価値を持ち、EV移行の鈍化により生産数が減少している中、抽選になることが多いが、その分独占感がある
- テスラの値下げが燃料車への関心を高める可能性がある
- リセールが良い
- 3列目を畳んで使うとラゲッジが広くて便利
- ポルシェ930ターボを持っていてもGLBを選んでしまうほど満足
- 国産ハイブリッドミニバンからの乗り換えに大満足
- これからもずっと乗りたいと思える車
- 走りにこだわりはないが、インテリアの高級感と先進性、シンプルな外観でGLBを選択
- 不満や後悔のポイントが特にない
- 現行の車と比較しても燃費や性能で満足
- メルセデスとしての高級感とブランド満足度を実感
- ファミリー向けに最適な選択としての高評価
- 運転が楽しく、現時点で大満足
- 不満点がなく、操作が快適
- 経済的であると同時に、高い質感を持つ車
- 700万円という価格に対して適正と感じる
- 運転しやすいサイズで、欠点がほとんどない
- 車に700万円をかけられる人には非常におすすめ
- ベンツだけが提供する独自の安全装備に魅力
- 次の車もGLBがフルモデルチェンジしたら買い換えたいと考えている
「かっこ悪い」「後悔」「リセール悪い」を重点的に分析
この記事のテーマは「ベンツGLB大解剖レビュー・口コミ・評価:「かっこ悪い」「後悔」「リセール悪い」を検証!」というものです。
テーマの重点項目である「かっこ悪い」「後悔」「リセール悪い」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。
「かっこ悪い」 |
GLBに関する「かっこ悪い」という声は、明白に外部からのやっかみや嫉妬に基づく声です。オーナーのレビューには当然そうした声はありません。オーナーの皆さんは、フロントデザインと未来的なインテリアをとりわけ気に入っているようです。かっこ悪いどころではないです。 |
「後悔」 |
購入を後悔しているオーナーはいないと思います。所有満足度の高いクルマであることがよくわかるレビューの数々です。 |
「リセール悪い」 |
GLBのリセールはいいです。とてもいいです。「リセール悪い」なんてとんでもない。 レビューの中にも言及がありますが、GLBは様々な要因で供給が不足している車両です。車自体の魅力に加えてこうした要因が重なっているので、少なくとも2023年11月の時点では、購入して1年以内に売却しても、購入額と同じかわずかに上回るリセール価格となっています。また、2年後に売却しても、数%の下落に留まる情勢です。数年後のことはわかりませんが、現状はすばらしくリセール価値の高いクルマです。ですが、欲しくても抽選になることもあり、なかなか手に入らない車でもあります(だからリセールが高い)。 なお、カーセンサーなどで現在の中古車価格をリサーチする際、注意していただきたいのは、GLBが2020年に日本デビューした時のスタート価格が512万~だったことです。2023年11月現在は611万~です。つまり、当初は今より100万円安かったわけです。これを踏まえた上で中古車価格をリサーチしていただきたいと思います。 |
レビューサイトの平均評価点のご案内
ベンツGLBが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。
※2023年11月5日時点
ライバル車とその特徴
ベンツGLBのライバル車ですが、輸入プレミアムカーの中で「3列シート7人乗り」となると、BMW X5、BMW X7、アウディQ6、アウディQ7、ボルボXC90、ランドローバーディスカバリーなどがありますが、これらはかなり大きな車になってしまいます。
フォルクスワーゲン・ティグアンオールスペースが3列シート7人乗りですが、ベンツに興味がある人がフォルクスワーゲンには乗らないでしょう。
マツダCX-8も3列シート7人乗りですが、サイズが前後方向に大きくなります。
日産エクストレイルにも3列シートがあり、サイズ的にもGLBに近いのですが、ベンツに興味がある人が日産車に乗るでしょうか?
つまり、ベンツGLBとほぼ同じサイズの3列シート7人乗りで、なおかつ、ベンツに匹敵するブランド力を持つ車は、ありそうでないのです。
結論。ライバル車なし。ゼロです。
逆に言うと、それだけベンツGLBは希少なモデルだということです。
※私が見落としていたらゴメンナサイ。
どんな人におすすめ?
ベンツGLBがおすすめの人物像をまとめました。
おすすめの人物 | 理由 |
---|---|
家族連れ | 広い室内空間と快適性があり、子供を含む複数人での移動に適している |
アウトドア好き | 頑丈な造りと四輪駆動オプションがあるため、多様な地形に対応可能 |
長距離運転をする方 | ゆったりした座席と静粛性があり、長時間の運転でも疲労を感じにくい |
最新技術を好む方 | 先進的な運転支援システムとインフォテイメントシステムを備えている |
ブランド力を重視する方 | メルセデス・ベンツ特有の洗練されたデザインとブランドイメージを重視する方に適している |
ベンツGLBに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないベンツの他の車種があるとしたら、それは何?
思わず目移りしてしまうかもしれないベンツの他の車種をまとめました。
車名 | 特徴 |
---|---|
EQB |
|
GLE |
|
GLS |
|
まとめ
「ベンツGLB大解剖レビュー・口コミ・評価:「かっこ悪い」「後悔」「リセール悪い」を検証!」のテーマで解説してきました。
ベンツGLBに関する様々な意見を検証し、実際のオーナーからの率直なレビューを通じてその実態に迫る旅を終えました。
結局のところ、メルセデスベンツGLBは多くのポイントで高い評価を受けている事実を確認しました。この記事があなたのクルマ選びの一助となれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。