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【記事丸わかり】
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アウディ中古車はやめたほうがいい?デメリットと避けるべきリスク
アウディQ5:Wikipedia
アウディは、エレガントなフォルムが魅力で高級車として高い人気を誇るブランドです。中古車市場では、比較的安価で手に入るため「やめたほうがいいのでは?」と不安になる方もいるでしょう。
【この記事で分かること】
- アウディの中古車が安い理由
- アウディの中古車のデメリット
- 中古車でアウディを選ぶときのポイント
初めて外車を手に入れたいという人、憧れのアウディを中古車で購入したいという方は必見です。
アウディの中古車はなぜ安い?
アウディは輸入車の中でもラインナップが豊富なこともあり、中古車市場にも多くの車種が出回っています。その中には、年式の古い車や走行距離が長いものも多く、全体の中古車価格を押し下げる要因となっています。
また、アウディは高級車であるため、オーナーは比較的短期間で新車の買い換えを行う傾向があります。その結果、市場には多くの中古車が供給されて価格競争が起こり、安価なアウディを見つけることが可能です。
アウディの中古車のデメリット
安価な中古車を選ぶ際には、注意が必要です。こちらの章ではアウディの中古車のデメリットについて解説します。
アウディはハイオク仕様
アウディは、全ての車種がハイオク仕様です。アウディのエンジンは、日本車と比べて高圧縮比を有しているため、ノッキングを起こしにくいハイオクガソリンを使用する必要があります。
日本国内ではハイオクガソリンの価格がレギュラーガソリンよりも高いため、燃料代がかかることもデメリットのひとつ。維持費の増加が気になる方は、コンパクトタイプを選ぶなど車種の大きさを考慮しましょう。
故障が多い
近年の輸入車は昔に比べて故障しにくくなったと言われていますが、輸入車が故障した場合、部品のパーツや修理代が国産車より高い点がデメリットです。国産車の1.5倍〜2倍はかかると考えておく必要があります。
特に、アウディの場合は、先進的な電子制御技術を多用していることもあり、電子制御部品の故障が起こりやすいと言われています。しかし、このような故障はアウディだけではなく、他の高級車でも共通する問題です。
電子制御部品の故障は、エンジン管理システムやミッション制御など車の安全性に影響を及ぼすため、修理費用も高額になります。外国車のオーナーになる場合には、そのような故障も想定して維持費を確保しておきましょう。
中古車でアウディを選ぶ時のポイント
アウディの中古車にはデメリットはあるものの、ポイントを押さえて購入すれば長く乗り続けられる車です。こちらの章では、中古車でアウディを選ぶ時のポイントを解説します。
アウディの中古車を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- 修復歴がない車種を選ぶ
- 古すぎない年式の車を探す
- 保証がしっかりしている業者で購入する
修復歴がある車は、一度手が加えられているのでボディに何らかの負担がかかっています。その負担が今後故障やトラブルにつながる可能性があるため、修復歴がない車種を選ぶようにしましょう。
また、将来的な維持費の増加を防ぐためには、できるだけ年式の新しい車種を選ぶことが大切です。年式が古いほど車両価格は安くなりますが、その分劣化が進んでいて、結果的に修理費用が高額になるケースもあるため、価格につられて選ばないようにしてください。
購入する業者選びも大切です。保証やアフターサービスなど、信頼できる業者での購入を心掛けましょう。
認定中古車もおすすめ
より安心してアウディの中古車を手に入れたい方は、「認定中古車」もおすすめです。認定中古車とはアウディの厳しい条件をクリアした中古車で、充実したサポートが受けられるメリットがあります。
アウディ専門の整備士によってメンテナンスされているので、一般中古車の品質以上の状態が保たれています。しかし、一般的な中古車よりは価格が高く設定されているので、ご自身の予算に合わせて購入を考えてみてください。
【アウディ認定中古車の条件】
アウディの認定中古車は下記の条件をクリアーしている車両です。
条件 | 詳細 |
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車両の条件 |
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テクニシャンの資格 |
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点検項目 |
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※上記項目で最も重要なのは「整備記録簿」の有無です。認定中古車以外のアウディ中古車を購入する際、整備記録簿がない車両には絶対的に手を出さないで下さいね。必ず何か隠している車です。
まとめ
「アウディ中古車はやめたほうがいい?デメリットと避けるべきリスク」というテーマを解説しました。アウディは輸入車ということもあり、ハイオク設定で燃料費がかかること、故障が起きた場合は部品代や技術料が高額になることも覚えておきましょう。
アウディはベンツやBMWと共にドイツのプレミアム御三家と言われる、洗練された高級感が魅力です。こちらで解説したポイントを参考に、ぜひ、あなたにぴったりのアウディ中古車を見つけてくださいね!
ご覧いただきありがとうございます。
【2023年8月19日追記:中古車の価格表示は「支払総額」に!】
2023年10月1日より、中古車の価格表示が「支払総額」に変わります。
支払総額について | 中古車の支払総額は「車両本体価格」と「諸費用」の合計。クルマを乗り出すための全費用。 |
車両本体価格 | 店頭での引き渡し価格、消費税を含む。装備なども含む。 |
諸費用 | 保険料、税金、登録などの費用。これを含まない支払総額の表示は不可となる。 |
諸費用に含まれない費用 | 任意保険料、希望ナンバー申請費用、リサイクル料金、下取車諸手続代行費用、下取車査定料、管轄外登録(届出)費用、納車費用など |
不適切な費用(請求してはいけない費用) | 納車準備費用、通常仕上費用、納車点検費用、納車整備費用、土日祝納車費用、利益、販売手数料、オークション陸送費、広告掲載料等※こうした費用を請求する業者は悪徳業者である。 |
中古車販売の問題点 | 不当な価格表示や不適切な販売行為があった。これら規約違反となる行為が厳格化される。 |
規約・規則の改正 | 規約違反の業者に対しては、厳重警告、社名公表、違約金が発生するなど厳格化される。 |
(参照・引用:自動車公正取引協議会)