アウディQ5を買って後悔しないための欠点チェックリストを大公開！

アウディQ5（2017年10月2日～）：Audi

アウディQ5に関心を持っている皆さん、こんにちは。この記事では、アウディQ5の魅力と懸念点について詳細に説明します。まず、アウディQ5はどのような車なのか、そのサイズ感や先代モデルとの比較、価格帯について考察します。

次に、実際のユーザーレビューから、肯定的な点と否定的な点をピックアップし、アウディQ5を購入する際の重要なチェックポイントを提供します。

さらに、ライバル車との比較や、アウディQ5が特に適していると思われるターゲットユーザーについても考察します。

最後に、アウディQ5以外にも目を向ける価値のあるアウディの他モデルについて触れます。この記事を通じて、アウディQ5の購入を検討している方々が、後悔のない選択ができるようサポートします。

どんなクルマ？

アウディQ5は、SUVらしいスポーティさとエレガントなデザインが融合したプレミアムミッドサイズSUVです。2017年10月2日に日本市場に投入された2代目モデルは、大きく進化したデザインと走行性能を備え、広く人気を博しています。

Q5のエクステリアデザインは、スポーティさを追求しながらも、洗練された都会的な雰囲気が特徴です。特にフロントが魅力的で、幅広く低くなったシングルフレームグリルや、シャープなデザインのLEDヘッドライトなどが搭載されています。

Q5と同じサイズ感のSUV

Q5のボディサイズは、全長4,680mm×全幅1,900mm×全高1,665mm、ホイールベースは2,825mmで5人乗りです。ほぼ同じくらいのサイズのSUVには、

BMW X3
Jaguar F-PACE
Mercedes-Benz GLC
Porsche Macan

などがあります。

先代モデルと現行モデルの比較

アウディ Q5の先代モデルと現行モデルを比較しました。

特徴	初代モデル (2009年登場)	2代目モデル (2017年登場)
全体のデザイン	洗練されたスポーティデザイン、ワイド＆ローなプロポーション	大幅なアップデート、スタイリッシュで洗練されたデザイン
エンジン	2.0 TFSI quattro、3.2 FSI quattro	2.0 TFSI quattro、40 TDI quattro
トランスミッション	7速Sトロニック	7速Sトロニック、8速ティプトロニック（一部モデル）
駆動方式	クワトロ（フルタイム4WDシステム）	クワトロ（フルタイム4WDシステム）
トランク容量	通常時550L、最大1,550L	同様
特別モデル	S line competition plusなど	1st edition、black editionなど
モデルチェンジ	2012年11月のマイナーチェンジ	2021年2月のモデルチェンジ
新型追加	Q5 hybrid（2013年）	Q5 Sportback（2021年）
基本スペック	全長4,630mm、全幅1,900mm、全高1,660mm	全長4,680mm、全幅1,900mm、全高1,665mm

※各モデルには特別なエディションも存在し、さらに豊富な選択肢を提供しています。

価格

アウディQ5の価格帯です。

716～806万円です。

否定的・ネガティブなレビューをご紹介

この記事のテーマは、「アウディQ5を買って後悔しないための欠点チェックリストを大公開！」です。そこで、まずはQ5オーナーの皆さんのレビューから、否定的・ネガティブな内容をピックアップしましたので、以下ご紹介します。

デザインや性能に関しては満足だが、リコールが2回発生した
エアコンが故障しやすい
データ接続やバックモニターに不具合があった
アウディプレセンスが誤作動することがあり、心臓に悪い
品質が悪く、リセールバリューも低い
フロントグリルなどが安っぽく感じられる
オートマティックテールゲートのセンサー反応が鈍い
バーチャルコックピット内のグラフィックが実際のグレードと異なる
走行モードの表示が不足している
CD再生、AUX端子、SDカードスロットが省略された
車外で聞くエンジン音がうるさい
DSGがスタート時にぎくしゃくする
車線内維持装置が不安定
内装の一部が安っぽく感じる
高速走行時に走行音が増す
価格が高く、オプションが多い
TVチューナーやベースキャリアが高価なオプションになっている
ドア開閉時のドアポジションが不便
アイドリングストップとディーゼルエンジンの相性が悪い
車の電装系や空調に不具合が発生しやすい

後悔しないための欠点チェックリスト

アウディQ5に関する上記レビューを分析した結果をご紹介します。下記の内容を「欠点チェックリスト」としてお役立てください。

リコールと故障の発生

複数のリコールが発生している。
エアコンの故障やデータ接続の不具合が指摘されている。

機能の不具合

アウディプレセンスの誤作動、バックモニターの問題、不安定な車線内維持装置など、安全機能に関する不具合がある。
オートマティックテールゲートのセンサー反応が鈍いという指摘がある。

内装と外装の質感

内装の一部が安っぽく感じられる。
フロントグリルなどの外装が安っぽいとの意見がある。

走行性能と音響

DSGのスタート時のぎくしゃく感。
高速走行時に走行音が増す。
エンジン音がうるさいと感じる人がいる。

電装系とオプションの問題

車の電装系や空調に不具合が発生しやすい。
TVチューナーやベースキャリアなどのオプションが高価。
アイドリングストップとディーゼルエンジンの相性が悪いという意見がある。

価格とリセールバリュー

車両本体の価格が高く、オプションが多いのでさらに高くなるとの意見。
リセールバリューが低いとの指摘がある。

その他の機能面

走行モードの表示不足、CD再生やAUX端子、SDカードスロットの省略などの問題が挙げられている。
ドア開閉時のドアポジションが不便だという意見がある。

以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はアウディQ5に関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。

「買って後悔」「欠点」を重点的に分析

この記事のテーマは、「アウディQ5を買って後悔しないための欠点チェックリストを大公開！」です。

ここまではネット上の様々なオーナーレビューをかき集めて、それを分析した結果をお届けしましたが、この章では個人のブログ等からより詳細な内容をご案内したいと思います。※ここまでご紹介したレビューと重複する部分があります。

「買って後悔」

現行型の中古価格が約3年で約100万円下落していることから、価値の減少が早い可能性があります。
中古車購入の際、車種やグレードによっては、希望するオプションが装備されていない場合もあります。
中古車購入の際、予算内で高年式のモデルを選ぶことが推奨されるが、予算の制約によって古いモデルを選ばざるを得ない場合、高額なメンテナンスの問題に直面するかもしれない

「欠点」

2015年頃までのアウディは故障しやすい
7速Sトロニックには癖があり、乗り方によっては修理が必要になることがある
ディーゼル特有の部分、エアコン、ナビモニター、ラジエーター、オルタネーターが故障しやすいかもしれない
エクステリアとインテリアに高級感が不足。
価格と内装パーツのバランスが悪い。
プラスチック部分が多く安っぽく感じる。
多くの装備がオプションで追加費用が発生。
後ろのマフラーがダミー。
車内が狭く、圧迫感がある。
足回りが硬く、乗り心地が良くない。
アイドリングストップの性能が悪い。
アイドリングストップの再始動時に音と振動が大きい。
突き上げ感があり、長距離運転が快適でない。
駐車センサーが敏感で急ブレーキがかかることがある。

上記指摘の中には、感じ方に個人差がある項目もあります。したがって、購入者本人が見て・触れて・乗ってと五感を総動員してチェックしていただきたいと思います。

肯定的・ポジティブなレビューをご紹介

次に、アウディQ5に関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。

エクステリアがかっこいい
インテリアに落ち着いた高級感がある
ディーゼルエンジンでありながら190ps400nmのパワーがあり、十分な性能
quattroシステムによる安定感、特に雨天時に実感
静音性が高く、風切り音が少ない
燃費が良い（下道12.3km/L、高速16km/L前後）
SUVとしては良い乗り心地
ハイオクより軽油の方が経済的
ディーゼルながら室内は静か
高速登坂でもエンジンの唸り声が室内に侵入せず、静かでスムース
ワインディングでもロールしない
マルチカラーアンビエントライトが素晴らしい
車重にも関わらず軽快な走り
競合車と比較してコストパフォーマンスが良い
ドイツ車ならではのしっかりとした安定感

以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもすべての指摘がファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はアウディQ5に関する様々な着眼点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。

レビューサイトの平均評価点のご案内

アウディQ5が有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。

みんカラ：4.26点（5点満点）
価格コム：4.00点（5点満点）

※2023年12月27日時点

ライバル車とその特徴

アウディQ5のライバル車とその特徴をまとめました。

車名	特徴
BMW X3	ドライビング・ダイナミクスが高く、スポーティな走りが特徴。
メルセデス・ベンツ GLCクーペ	豪華な内装と、高級感あふれるデザインが特徴。
ボルボ XC60	安全性能が高く、衝突回避支援システムが充実している。
レクサス NX	静粛性が高く、乗り心地が良い。また、ハイブリッド車もある。

どんな人におすすめ？

アウディQ5がおすすめの人物像

人物像	コメント
家族や友人と快適なドライブを楽しみたい人	広々とした室内空間と快適な乗り心地で、家族や友人とのドライブを快適に楽しめる。
アウトドアやレジャーを楽しみたい人	地上高が高く、悪路走破性に優れているので、アウトドアやレジャーに最適。
安全性や運転性能を重視する人	先進安全装備が充実しており、運転のしやすさにも定評がある。
高級感のあるSUVに乗りたい人	上質な内外装と充実した装備で、高級感のあるSUVを楽しめる。

アウディQ5に興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないアウディの他の車種があるとしたら、それは何？

思わず目移りしてしまうかもしれないアウディの他の車種をまとめました。

車名	特徴
アウディQ2	417～526 万円アウディQ2のサイズは、全長4200mm×全幅1795mm×全高1530mmです。小さいながらもひと回り大きなボディのQ3に負けないゆとりのある居住性を持っており、スタイリッシュな外観からは考えられないほど室内空間が広い点が特徴です。 ⇒⇒レビュー記事
アウディSQ2	628万円 SQ2 は、Q2 の車両をベースに、エンジンが変更され、排気量アップ・最高出力・最大トルクといった走行性能がアップしています。駆動方式もフロント駆動からアウディ独自の4WDシステム・クワトロへ変更され、道路をより早く安全に走れるスポーツ性を追求したモデルです。
アウディQ3	470～572 万円アウディのセダンA3をベースに開発されたコンパクトなSUVです。アウディA3に近いコンパクトなボディが特徴で、取り回しのよさが光る1台です。Q3スポーツバックのベース車両。 ⇒⇒レビュー記事
アウディQ3スポーツバック	485～616 万円 Q3スポーツバックは、SUVの特徴にクーペの魅力である俊敏なハンドリング特性やフォルムを融合させてエレガントかつスポーティなスタイルを確立しているコンパクトクロスオーバーSUVです。 ⇒⇒レビュー記事