目次
筆者(ミスター乱視)のドライブレコーダーの場合、始動から10分ほど経過すると、画面が真っ黒になり、スクリーンセーバーが作動した状態になります。ですが、「真っ黒」は不安ですね。本体サイドのパイロットランプで作動していることは確認できますが、それでも直感的に不安になることがあります。パソコンのように模様がうごめくスクリーンセーバーだと、運転に支障が出るのかもしれませんが、せめて「ON」とか「作動中」の文字が移動するような仕掛けにしてほしいものです。
スクリーンセーバーで真っ黒?ドライブレコーダーの設定
ほとんどのドライブレコーダーではスクリーンセーバーの設定ができます。スクリーンセーバーをONにし、5分とか10分に設定すると、作動を開始してから5分とか10分経過すると、液晶画面が消え、画面が真っ黒になります。※機種によっては時刻表示になるものもあります。
つまり、走行中にドライブレコーダーの録画映像がいちいち目に入って煩わしいと感じる場合に、スクリーンセーバーをONにすると、設定した時間で画面表示が消え、黒くなるということです。
あるいは、文字通り液晶画面が焼け付くことを防止したり、液晶の耐久性を高めるためにスクリーンセイバー機能が付いている、とも言えます。
画面が消えると、本当に録画し続けているのか不安になりますが、やはりどのメーカーのドライブレコーダーも、赤いパイロットランプの点滅などで作動中であることを示しています。
スクリーンセイバーは設定でON/OFF可能
ほとんどのドライブレコーダーでは、スクリーンセイバーのONとOFFを設定画面から切り替え可能です。
ただし4Kモデルの場合は、液晶画面が常時高い熱を持つので、それだけ液晶の劣化が激しくなるため、スクリーンセイバーは常時ONになり、設定によりOFFできない機種もあります。
メーカー別の設定方法
スクリーンセイバーをONにするかOFFにするかは、ほとんどの機種で手動設定できます。
セルスターの場合
「メインメニュー」⇒⇒「画面表示」⇒⇒「オン」(※設定をONにする場合。以下同様)
ケンウッドの場合
「システム設定」⇒⇒「LCD表示時間設定」⇒⇒「常時表示」
コムテックの場合
「機能設定」⇒⇒「画面表示」⇒⇒「ON」
ユピテルの場合
「設定メニュー」⇒⇒「画面自動OFF」⇒⇒「常時ON」
その他(中華など)の場合
アマゾン通販などでおなじみの中華ドライブレコーダーなども、最初の設定画面から手動で設定可能です。
故障で画面が真っ黒になることもある
スクリーンセイバーにより液晶画面がブラックアウトするのならいいのですが、後で確認したら何も録画されていないこともあるかもしれません。
これは、スクリーンセイバーによるブラックアウトではなく、機器の故障の可能性大です。
その際、最初に疑うべきは記録媒体であるマイクロSDカードの不具合です。
「液晶画面が黒くなるのだから、それはドラレコ本体の故障でしょ?カードの故障とは別でしょ?」
ともっともな疑問を抱く方もいらっしゃるでしょう。
ところが、ドライブレコーダーの場合、マイクロSDカードが不具合を起こすと、まるでドラレコ本体が故障しているかのような現象が起きるのが普通です。
- 画面が真っ黒になる
- 起動を何度も何度も繰り返す
といったドラレコ本体に問題があるかのような症状が起きるのです。
したがって、スクリーンセイバーによるブラックアウトでない場合は、まずマイクロSDカードを新品に交換してみてください。
それであっさり直ることが多いです。
名前が悪いと思うのは私だけ?
パソコンなどでスクリーンセーバーと言うと、設定した時間何も操作しなかった場合に、いろんな模様とか写真などを画面表示し、しかも画面に動きがあって、そのことで液晶ライトが画面全域にわたってまんべんなく一定の電流が流れるようにします。
液晶の偏った点灯を防止するという意味で、文字通りスクリーンセーバーということになりますが、真っ黒になったら、セーバーというよりただ休んでいるだけで、どうもネーミングが悪いような感じがします。
とは言え、ドライブレコーダーは走行中に表示する機器なので、ドライバーの注意力を散漫にしない意味で、ブラックアウトさせるのは正しいと思います。
下記の記事も参考にしていただけると幸いでございます。
⇒⇒ドライブレコーダー|後ろのリアカメラは必要?不要? |
ご覧いただきありがとうございました。