【3分解説】車のエアコンの暖房が効かない|足元スースー|原因と対策

車・エアコン・暖房・効かない・足元

<当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています>



車のエアコンには冷房と暖房があります。

冷房と暖房ではシステムが異なっていて、冷房の場合は「冷媒れいばい」と呼ばれるエアコンガスを気体から液体、液体から気体、と変化させる際に発生する気化熱を利用して冷たい風を作り出しています。

いっぽうで、暖房システムの方は、エンジンの冷却システムを利用しています。

常時熱を発するエンジンを冷やすためにラジエーターという装置があって、この装置は冷却水をエンジン周辺に血液のように張り巡らせることで、エンジンの熱を引き取り、約90度より上に温度が上がらないように調整しています。

エアコンの暖房は、このエンジンの熱で温まった冷却水をヒーターコアと呼ばれる熱交換器に引き込み、ここでファンを回して暖かい風を車室内に吹き込みます。

したがって、車のエアコンの暖房が効かない、足元がスースーして寒い、というケースは、この暖房システムのいずれかに原因があります。ヒーターコアに原因があることもあれば、もっと根本的にラジエーターとその周辺に不具合があるケースもあります。

ハイシャルカーネクスト
  • 廃車・事故車を0円以上買取保証
  • 引取り手数料無料
  • レッカー代無料
  • 解体費用無料
  • 事務手続き代行費用無料
  • 自賠責・重量税・自動車税が還付※軽自動車税は還付なし(還付制度そのものがないので)
  • 廃車・事故車を0円以上買取保証
  • 引取り手数料無料
  • レッカー代無料
  • 解体費用無料
  • 事務手続き代行費用無料
  • 自動車税が還付※軽自動車税は還付されません(還付制度そのものがないので)

車のエアコンの暖房が効かない|足元スースー|原因と対策

車のエアコンの暖房が効かないという場合、以下のような原因が考えられます。その場合の対策もご紹介します。

  1. サーモスタットが故障している:エンジンの熱で温められた冷却水は、サーモスタットの指令で暖房システムに流入するようにするのですが、サーモスタットが故障していると入り口が閉じたままになるので熱を持った冷却水が入ってこなくなります。サーモスタットを交換する必要があります
  2. 冷却水漏れ:ラジエーターに錆びで穴が開いていたり、ホースやキャップやガスケットなどの不良で漏れがあったりすると、暖房システムに流入する冷却水がそもそも存在しないことになります。この場合は暖房が効く効かないという問題の前に、エンジンがオーバーヒートを起こします。速やかに冷却水(ロングライフクーラント・LLC)の補充が必要です
  3. 送風モーターの故障:エアコン吹き出し口から風が吹き出すことで車内が温まるわけですが、風を送り出すモーターが故障していると温まりようがありません。送風モーターの交換が必要です
  4. エアミックスドアの故障:エアコンの送風口から吹き出す温風は、ヒーターコアと呼ばれる暖房用熱交換器を通過してきます。その際、エアミックスドアの開き具合によって風量を調節しています。エアミックスドアはオートエアコンではモーター駆動で動き、マニュアルエアコンではワイヤー(ピアノ線)の駆動で動きます。エアミックスドアの回転ヒンジの部分またはシール部分に不具合があると、暖かい風が車内に送られてこないことになります。エアミックスドアまたはその周辺の修理・交換が必要です
  5. 冷却水の配管の詰まり:原始的な原因ですが、冷却水が配管を通じてヒーターコアに流れる際、配管に詰まりがあると冷却水はそこでストップしてしまいます。これは適切な冷却水を使用していない場合などに発生します。正規の冷却水であるLLC(ロングライフクーラント)には防錆剤や防泡剤などが含有されているので冷却水の各経路に錆びが発生したり成分が石化したりすることを防止していますが、たとえば水道水やミネラルウォーターなどで代用している場合は、内部に不純物が蓄積し、パイプ等を詰まらせることがあります。詰まりの原因となる異物を取り除くか、関連パーツを交換する必要があります。

このように、車のエアコンの暖房が効かないというケースは、実はけっこう根が深いケースが多いのです。車のエンジン冷却システムと直結しているからです。

こうした症状が発生したら、できるだけ速やかにディーラーとか修理工場等に車を入庫させ、プロの診断を受けて適切な修理をしてください。

エアコン(暖房システム)の修理費用の相場

車のエアコンの暖房が効かない、足元がスースーして寒い、という場合、すみやかにディーラーや整備工場で診断してもらい、不具合個所を修理・交換する必要があります。

その際の修理費用を下記にご紹介しておきます。

いうまでもなく下記のすべての費用が必ず掛かるという意味ではなく、これらのいずれか、あるいは2つとか3つ、といった金額がかかるという意味です。

金額は部品代と工賃を合わせた総額で、ディーラーや修理工場などの平均的な金額です。

  1. エアコンヒーター診断:8,000円~12,000円
  2. サーモスタット交換:8,000円~14,000円
  3. ラジエーターオーバーホール:35,000円~50,000円
  4. ヒーターコアオーバーホール:60,000円~80,000円
  5. ヒーターファン交換:15,000円~25,000円
  6. 水温センサー交換:4,500円~6,000円
  7. ヒーターホース全交換:25,000円~35,000円
  8. 冷却水循環経路オーバーホール:15,000円~25,000円
  9. 冷却水(ロングライフクーラント)交換※補充ではない:4,000円~6,000円
  10. ヒーターバルブ交換:7,000円~10,000円
  11. ウォーターポンプ交換:30,000円~40,000円

上記金額をご覧になるとお分かりのように、車のエアコンの暖房が効かないというケースは、実はかなり厄介な症状なのです。

冷却水の補充・交換やサーモスタット交換だけで済めばいいのですが、ヒーターコア部分に手を入れないといけないケース、ウォーターポンプの交換が必要なケース、というようになってくると、相当な出費です。

車の年式が古かったり、車の他の部分にも不具合があったりする場合は、車を廃車とか買い替えを考えなければならないこともあります。

そうならないためにも、日頃から冷却水の量などはマメにチェックしておいた方がいいと思います。

応急対応について

暖房システムに不具合がある場合は、上記のような修理費用が掛かるのですが、たとえば、次の車検が2か月後にあるので、その時にまとめて修理してもらうとして、当面はなんとか防寒対策をとってやり過ごそう、というケースもあるかと思います。

そんな場合に役に立つ便利グッズをご紹介します。

それは、

  1. シートヒーター
  2. ファンヒーター

の2点です。

①のシートヒーターは、シートの上に乗せる簡易的な暖房用具で、電源はシガーソケット(アクセサリーソケット)からとります。アマゾンなどで3,000円~10,000円くらいで販売していますし、もちろんカー用品店にも各種あります。

ある程度重ね着をしていればシートヒーターだけでもけっこう寒さはしのげます。ただ、足元がスースーする感じはどうしても残ります。

そこで車内の空気そのものを温める装置も必要になります。

それが②の車載用ファンヒーターです。アマゾンなどでは1,000円~3,000円くらいで売っています。電源はやはりシガーソケット(アクセサリーソケット)からとります。

酷寒の地ではまだ不足かもしれませんが、上記2点だけでもけっこう温まりますから、一時的な対処としては上等ではないでしょうか。

ハイシャルカーネクスト
  • 廃車・事故車を0円以上買取保証
  • 引取り手数料無料
  • レッカー代無料
  • 解体費用無料
  • 事務手続き代行費用無料
  • 自賠責・重量税・自動車税が還付※軽自動車税は還付なし(還付制度そのものがないので)
  • 廃車・事故車を0円以上買取保証
  • 引取り手数料無料
  • レッカー代無料
  • 解体費用無料
  • 事務手続き代行費用無料
  • 自動車税が還付※軽自動車税は還付されません(還付制度そのものがないので)

下記の記事も参考になさってください。

⇒⇒車のエアコン|修理費用・修理期間|どこで修理してもらう?

⇒⇒オーバーヒート時はエアコン付ける?ヒーターで熱拡散?

⇒⇒車|水温警告灯が点灯|オーバーヒートでエアコン効かない

⇒⇒車の冷却水が減る原因・理由は?減るとどうなる?

⇒⇒クーラント(冷却水)に水混ぜる|水道水or精製水どっち?

⇒⇒ロングライフクーラント(LLC)とはラジエーター液|交換時期と費用|色・成分・廃棄方法・車検

⇒⇒クーラントリザーブタンクの量が空なら冷却水を補充|交換時期・交換費用

⇒⇒不凍液に使われるグリセリンは毒性がないというのは本当ですか?

⇒⇒車|水温警告灯|いったん点いても消えたら安心ですか?

ご覧いただきありがとうございました。