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車の振動|停車中に車が振動する原因は何でしょう?
アイドリングストップ機構が付いていても停車中なら常にエンジンが止まるわけではありません。ましてアイドリングストップがない車では信号待ちなどの停車中はエンジンはアイドリング状態を保ちます。
その際に、気になるレベルの振動が発生することがあります。ちょっとした振動ではなく、何かどこかに異常があるのではないかと心配になるような揺れ方をすることがあります。
そのような停車中の気になるレベルの振動に関しては以下のような原因が考えられます。
- エンジンマウントブッシュの劣化:10年10万キロを超えるようになるとエンジンを支えるゴム製のブッシュが硬化してきて振動が大きくなります。
- ATF(オートマチックトランスミッションフルード)の劣化:変速機から振動が発生している。
- ATのマウントブッシュの劣化:エンジンマウントブッシュ同様にオートマチックトランスミッションを支えているブッシュが劣化すると振動が大きくなります。
- タイミングベルトの寿命が近づきつつある:カチャカチャと金属質のこすれる音が目立つようならタイミングベルトが寿命に近づいているのかもしれません。早急に交換すべきです。
- 燃料供給・燃料点火系統の異常:スパークプラグ、コイル、ハイテンションコード、燃料噴射装置、燃料ポンプ等の燃料系統のパーツが劣化していて不完全燃焼を起こしている。
- ファンベルトの劣化
- エアフィルター、エアホース、エアパイプ等の目詰まり・劣化
- エンジンオイル、オイルエレメント等が劣化している
いずれにしても、車が停車中に振動するようなケースでは、どこに原因があるかを私たち一般のユーザーが特定することはとても困難です。
一度ディーラーとか修理工場に車を入庫してプロの診断を受けたほうが安心だと思います。症状が小さいうちに対策を取れば修理費用も安く済むはずです。
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