【3分解説】軽自動車のタイヤ交換時期|だいたいの目安は?

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軽自動車のタイヤ交換時期|だいたいの目安は?

タイヤの交換時期(寿命)に関しては軽自動車も普通車も特に大きな違いはないと思います。

一般的に軽自動車の方が車体重量が軽いのでタイヤの減りは少ないのですが、比較的近距離で使用することが多いために発進や停止の際に摩擦が発生する頻度が高く、その分だけタイヤの減りも早くなります。

トータルで見ると、結局のところ、軽自動車と普通車のタイヤの減り方はあまり大差ないと思います。

そこでタイヤの交換時期です。

一般的にタイヤの交換時期は下記のようになります。

  • 格安タイヤ:3年~5年※いわゆるアジアンタイヤのことで優秀なタイヤもあるけれど安かろう悪かろうのタイヤもあります
  • 一流メーカーのタイヤ:5年前後※ブリヂストン、ヨコハマ、ミシュランなどの有名メーカーのタイヤで性能や耐久性や信頼性は高いです。余談ですが私はミシュランのファンです

もちろん、上記年数内であっても、タイヤのトレッド面(路面と接地する面)にスリップサインが浮き出てくれば、そこが交換時期です。

スリップサインとは
タイヤを横から見ると、外周の数箇所に△マークが付いています。このマークがある箇所のトレッド面(道路と密着する面)を見ると、溝のところに盛り上がりがあります。これがスリップサインです。1.6mmの盛り上がりです。新品タイヤの溝は約8mmあるので、1.6mmは相当すり減っている状態です。このスリップサインが露出してきたらタイヤの交換時期です。なおタイヤには複数個所にスリップサインがありますが、1ヵ所でも露出していれば車検は不合格です。

スリップサイン

スリップサイン

保管しておいた未使用タイヤの交換時期

上記の年数は、車にタイヤを履いた状態で普通に使用していた場合です。

しかし、事情があってタイヤを使用しないで保管しているケースもあると思います。その場合は保管状態によって寿命は変わってきます。

たとえば直射日光が当たらない屋内で、雨や風にも触れず、さらに艶出しスプレーなどの化学薬品にも触れずにいたタイヤであれば、上記年数を経過していてもまだしばらくは大丈夫だと思います。

つまり、一流メーカーのタイヤであれば、通常なら5年前後が交換時期ですが、これにプラスしてさらに3年程度は大丈夫ではないかと思います。

もちろん、目視でひび割れや亀裂などが見当たらない場合です。

10年以上経過したスペアタイヤは?

最近はスペアタイヤがない車も増えていますが、付いている車もまだまだあります。その際、全く使用しないですでに10年くらい経過しているスペアタイヤがあります。

見たところ、亀裂もひび割れもなく、空気もしっかり入っているような場合。

こうしたスペアタイヤの場合は、高速道路などで使用したり長距離を走ったりするのはNGですが、急場しのぎの臨時使用であれば問題ないと思います。

もちろん、すぐ近くにあるディーラーや修理工場まで行く際に、亀のような速度で慎重に走行することが条件ですが。

タイヤの製造年の見方

どのメーカーのタイヤであっても、タイヤの側面に4桁の数字が記載されています。たとえば「1020」と刻んであった場合、前の「10」は週を表し、後ろの「20」は西暦を表します。したがって、「1020」は2020年の第10週(3月の第2週あたり)が製造年ということになります。

デリカミニスペック

2023年5月25日発売:新型デリカミニ:スペック:値段・排気量・燃費・サイズ:予約開始!

2023年1月14日

下記の記事も参考になさってください。

⇒⇒タイヤ|片減りしたタイヤの交換時期の見極め方は?

⇒⇒車検|タイヤ溝の基準・測り方|外側内側が片減りはNG?トラック・スタッドレスは?

⇒⇒タイヤのひび割れ・亀裂|原因・防止・補修・交換|車検基準|高速でバーストが怖い

⇒⇒タイヤサイズの車検基準|インチアップ・インチダウンで外径変更・前後違い

⇒⇒タイヤは偏摩耗で異音が|ローテンション後目立ちます!

⇒⇒タイヤの段減り音|段減りの直し方は?

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