【3分説明】タイヤのパンク|穴埋め修理とは応急修理のこと?

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タイヤのパンク|穴埋め修理とは応急修理のこと?

車やバイクのタイヤがパンクした時、パンクした箇所が修理できる場合と修理できない場合があります。

修理できる場合とは、たとえばタイヤの接地面(トラッド面)に釘などが刺さった場合で、比較的穴が小さいケースです。これはうっかり釘などを踏んでしまったようなケースです。

修理できない場合とは、タイヤの側面(サイドウォール)に釘やキリやアイスピックや千枚通しなどで数カ所穴が開けられているようなケースです。これはイタズラ犯による犯行であるケースが多いです。

さて、修理可能なケースですが、これは大別すると次の3つの修理方法があります。

  1. 外面修理:トラッド面に釘などが真っ直ぐに刺さった場合の修理法で、パンク修理材のプラグというものでパンク箇所を穴埋めします。
  2. 内面修理:トラッド面に釘などが斜めに刺さっていた場合やパンクの穴がやや大きめな場合の修理法です。タイヤの内側からパッチでパンク箇所を穴埋めします。
  3. 焼き付け修理:内面修理でも対応できない大きな穴などに対応する修理法です。補修用のゴム剤を熱でタイヤに圧着します。修理後の持ちもよく確実性の高い修理法ですが、これができる工場の数は限られています。

①②③はすべてパンク箇所を穴埋めする修理方法です。これらの方法で修理したタイヤがその後どのくらいの耐久性を持つかは、パンクの状態や修理技術により結果は異なってきます。

穴埋め修理したタイヤでその後1万キロとか2万キロを平気で走る事例もたくさんあります。その反面、一時的には走れるものの、すぐにタイヤの一部が膨張したり、空気が漏れたりして、結局新品のタイヤに交換するしかないケースもあります。

パンクに気づいたら車を動かさないこと

まず大事なことは、タイヤがパンクしていることに気づいたら、すぐに車を安全な場所に停止させ、決して動かさないことです。

すでにどこかが破損しているタイヤで車を走らせると、破損個所がさらに広がって、じっと動かずにいれば修理で対応できたものを、新品タイヤに交換せざるを得ない事態になったりします。

破損状態を悪化させないためにも、パンクに気づいたら車を動かさないようにしてください。

JAFや自動車保険のロードサービスを呼び、プロの判断を仰いで適切な対応をすべきです。

応急パンク修理キット(パンク補修材)は使用しないこと

パンク補修材というものが市販されています。これはタイヤがパンクした時に、タイヤ内部に接着剤をまんべんなく行き渡らせてパンクの穴を接着剤でふさぎ、そこに空気を入れて応急的に走らせることができる、というものです。

しかし、この補修材を使うと、そのタイヤはほぼすべて廃棄するしかなくなります。後でちゃんと修理して使うことは困難だと思います。

タイヤ内部が接着剤だらけになり、ホイール部分にまで接着剤が付着し、後でそれを剥がす作業が大変です。

タイヤがパンクしたら、自動車保険のロードサービスやJAFを呼んで、スペアタイヤに交換してもらったり、その場で修理してもらったり、最寄りの整備工場にレッカー搬送してもらったりしてください。※JAFでは現場でタイヤ修理するサービスがありますが、自動車保険のロードサービスには修理はなく、スペアタイヤ交換かレッカー搬送になります

腕に自信のある人は自分でスペアタイヤ交換するのもいいですが、そもそもスペアタイヤがない車も増えています。パンクで困ったら、自分で何とかしなくても、JAFの会員なら無料で対応してくれますし、自動車保険のロードサービスも無料で対応してくれます。

あせってパンク補修材を使用する必要はないと思います。

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下記の記事も参考にしていただけると幸いでございます。

⇒⇒タイヤのパンクで修理できないケースとは?どこで判断?

⇒⇒JAFでパンクの修理|その後にやるべきことは?

⇒⇒タイヤのパンク保証は必要?いらない?|メリット・デメリット

⇒⇒東京海上日動のロードサービス(ロードアシスト)とJAFの違い

⇒⇒タイヤのパンクに気づかない3つの要因を解説!!

⇒⇒タイヤがパンクしたらディーラーで修理?どこがベスト?

⇒⇒タイヤのパンク|イタズラ対策|被害防止の4つの方法

⇒⇒タイヤのひび割れ・亀裂|原因・防止・補修・交換|車検基準|高速でバーストが怖い

⇒⇒タイヤのバーストとは|原因と前兆|修理か交換か|低空気圧で事故|JAF・ロードサービス

ご覧いただきありがとうございました。