【超丁寧解説】車 ビックリマーク点灯|オレンジまたは赤が点灯の意味

車・ビックリマーク・オレンジ

車 ビックリマーク点灯|オレンジまたは赤が点灯の意味

このページのトップにある画像で丸で囲んであるオレンジ色のマーク、これがこのページのテーマです。画像ではオレンジ色ですが、クルマによっては赤色の場合もあります。

いずれにしても、このオレンジ又は赤のビックリマークは、

「ブレーキ警告灯」

です。

このマークが点灯し続けている場合は、以下のような原因が考えられます。

  1. サイドブレーキを解除していない:発進の際に解除を忘れているだけなので、解除すれば警告灯は消えます。
  2. ブレーキオイル(ブレーキフルード)の不足:ディスクブレーキでもドラムブレーキでも、油圧の力で回転を止めています。そのオイルが漏れたりして容量が不足しているかもしれません。
  3. ブレーキブースターの異常:ブレーキオイルは回転するタイヤを止めるための油圧を提供していますが、ドライバーがブレーキペダルを踏み込む力をアシストしているのがブレーキブースターです。通常は吸気システムで発生する負圧を利用している装置で、この装置に不具合が出ているのかもしれません。
  4. ABSの異常:アンチロックブレーキングシステムの不具合です。ぬかるんだ道や雪道などで急ブレーキをかけた際にタイヤがロックしないでハンドル操作ができるようにする装置です。この装置に不具合がある場合にブレーキ警告灯が点灯することがあります。ABSには独立した警告灯があって、そちらが点灯することもありますが、ブレーキ警告灯の方が点灯するケースもあります。

ブレーキ警告灯が点灯したまま消えない原因が、上記①のサイドブレーキの解除忘れであるなら、解除することで解決するのですが、この場合でも、解除したはずなのに警告灯が点灯しっぱなしというケースもあります。

こうしたケースでは、サイドブレーキのワイヤーなどが錆び等で固着している可能性があり、そのまま走行するとブレーキパッド等が焼き付く可能性があります。

原因が②③④の場合は、さらに危険です。そのまま放置して車を走らせてはダメです。

ビックリマークの点灯に関するトヨタの説明
車・ビックリマーク・オレンジ2

トヨタモビリティーTOKYOでは、ビックリマークの警告灯が点灯した場合の「意味」について下記のように説明しています。

電子制御ブレーキシステムの異常を知らせる警告灯です。すぐにブレーキが効かなくなるということはありませんが、そのまま放置すると事故につながる可能性もありますので早めに点検・修理を行ってください。また、同じブレーキ警告灯でも赤色に点灯した場合は緊急性が高いので、すぐにクルマを止めてお近くのトヨタモビリティ東京までご連絡ください。

トヨタモビリティーTOKYO

JAFか自動車保険のロードサービスを呼ぶ

オレンジ又は赤のブレーキ警告灯が点灯しっぱなしで、その原因がサイドブレーキの解除忘れではない場合、あんまり軽く考えない方がいいと思います。

何といってもブレーキです。車を止める装置に不具合が発生している可能性が高いのですから、放置しないでください。

最もおすすめの対処法は、JAFの会員であればJAFを呼ぶことです。そうでなければ、自動車保険のロードサービスを呼んでください。

どちらの場合も、スタッフさんがレッカー車等で現場に駆けつけてくれます。だいたい30分以内には来てくれるはずです。

車に詳しいスタッフさんがまず一通りの点検をして、その場で解決できるケースもあれば、解決できないケースもあります。

解決できないケースでは、車を最寄りの修理工場等にレッカー搬送してくれます。

搬送先で、本格的な原因の特定を行い、必要な修理に取り掛かってくれます。

その際の料金ですが、JAFも自動車保険のロードサービスも、レッカー搬送は無料です。ただし、部品交換等の修理費用に関しては、部品代と工賃は実費負担になります。

なお、JAFの非会員がJAFを呼んでレッカー搬送してもらった場合は13,310円の料金がかかります。(⇒⇒JAFの非会員がその場で入会すれば会員料金になる?

自動車保険のロードサービスの場合は、サービスを利用しても翌年度の等級には影響を与えません。ノーカウント事故として扱われ、保険料も上がりません。

自助努力も大事ですが、自動車は複雑な工業製品ですから、原因不明の時は自分で抱え込まずに、JAFや自動車保険を積極的に活用すべきです。

いずれにしても、オレンジ又は赤のビックリマークが点灯したら十分注意していただきたいと思います。

サイドブレーキの警告には「Pを丸で囲んだマーク」も使用されている

ここまでご説明してきたように、オレンジ又は赤のビックリマークは基本的にサイドブレーキの警告灯です。

しかし、ビックリマークではわかりずらいという意見を取り入れて、パーキングを示すPを丸で囲んだ警告灯も登場してきています。

(※)そもそも「サイドブレーキ」の正式名は「パーキングブレーキ」です。

やはりオレンジ又は赤色で点灯します。

警告灯の国際規格について

車のメーターパネルには様々な警告灯が備え付けられています。

こうした各種警告灯には国際規格があって図柄や色などが国際的に統一されています。

日本車でもアメリカ車でもヨーロッパ車でも規格は同一です。

色に関する規格で言うと、大原則として、

  • :危険なのですぐに修理すべき
  • オレンジ(黄):注意。まず自分でチェックして、解決しない場合はプロに修理を依頼
  • :安全のサイン

という区分けがなされています。

下記の記事も参考になさってください。

⇒⇒車|ビックリマークの周りにギザギザの警告灯の意味は?:AT警告灯(オートマチックトランスミッション警告灯)のことです。ビックリマークをギザギザの丸で囲んでいる警告灯ですね。要するに変速機の警告灯ですね。Pレンジ、Nレンジ、Dレンジ、2レンジ、1レンジなどを選択するアレです。

⇒⇒(広告)あなたの愛車は今いくら?:車を乗り替える際に今まで乗っていた車をディーラーなどで下取りに出すとあまりいい金額の査定にならないと思います。こういう時は車買取店の方が査定額が高くなるのが普通です。しかも1社で査定してもらうのでなく複数社で査定してもらって一番高いところに売却する。これだけで下取りと数万円の差額が出るはずです。

⇒⇒車|水温警告灯|赤のマークはオーバーヒートの意味?:エンジン冷却水は、正常な状態では60度~90度くらいの範囲にとどまっています。しかし、様々な要因で100度、110度、120度というように水温が上がっていくと、これはエンジンにとって危険水域に入ります。そこで水温警告灯を赤色で点灯または点滅させてドライバーに危険を知らせるのです。

⇒⇒車|水温警告灯|いったん点いても消えたら安心ですか?:エンジンをかける際はいったんすべての警告灯が点灯し、エンジンが始動してからしばらくするとすべての警告灯が消えます。これが正常な状態です。ところが、走行中にいずれかの警告灯が点灯したら、たとえしばらくしたら消えたとしても、何らかの異常を疑うべきです。水温警告灯もそうです。

⇒⇒エンジン警告灯が点灯・点滅してスピードが出ない原因:エンジン警告灯とは、メーターパネル内にあるヘリコプターみたいなマークのことです。エンジン警告灯が点灯または点滅したら、それはエンジンの働きに関連した様々なセンサー類のいずれかに異常があることを示しています。

⇒⇒車のヘリコプターみたいなマークは何の警告灯ですか?:これはエンジン警告灯です。エンジンとその周辺に異常がある場合に点灯または点滅します。※点灯や点滅の仕方、色などはメーカーや車種によって異なることがあります。

⇒⇒フォグランプがオレンジ色でも車検は通りますか?:ダメです。フォグランプの色がオレンジだと車検の保安基準の規定に合致しません。車検は通りません。不合格です。NGです。

⇒⇒車の警告灯が全点灯してしまう原因と対処法は?:エンジンを掛けた直後ではなく、走行中になぜかすべての警告灯が点灯し続けるというトラブル。警告灯が全点灯したままでいるなんて、そうめったに発生することではありません。よほど車の整備に慣れた方でなければ、素人が原因を特定するなんてまず不可能です。

⇒⇒車のバッテリーマーク(ランプ・警告灯)の点灯・点滅の意味:バッテリーマークが点灯・点滅した状態でも、エンジンがかかる場合もありますし、かからない場合もあります。しかし、エンジンがかかってもかからなくても、バッテリーマークが点灯・点滅していたら、決して放置しないでください。

⇒⇒車のバッテリーマークが点灯してエンジンがかからない時:バッテリーマークとは、四角の中に+と-がついたマークです。メーターパネルの中で、他の警告灯と一緒に並んでいる中の一つです。車のキーを差し込み、ちょっとひねると、そこではまだエンジンがかかりませんが、メーターパネルには様々な警告灯が一斉に点灯します。

⇒⇒車検・警告灯の種類と対策|シートベルト・ブレーキ・エアバッグ・ABS・エンジンなどの車検基準:警告灯には様々な種類がありますが、車検には警告灯に関する明確な基準があります。2017年(平成29年)2月以降はより検査基準が厳しくなっています。明確な基準がある一方でグレーゾーンもあって、その点も含めて解説しています。

⇒⇒車のエンジンがかからない|PSマーク(警告灯)が点灯しているが・・・:車の警告灯には、全メーカーに共通したマークと、一部メーカーのみが採用しているマークがあります。このページのテーマであるPSマークの警告灯は、トヨタなどの一部メーカーのみが採用している警告灯です。「PS」または「P/S」または「EPS」の表示で、このマークの意味は、パワーステアリング警告灯です。

ご覧いたきありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

元保険代理店代表です。現在はブログ記事作成を日課にしています。自動車保険の記事が中心ですが、その他クルマに関するお役立ち記事に取り組んでいます。今月も「役に立つ記事」だけを目指して頑張ります。