2ストロークと4ストロークの違い|メリット・デメリット|オイル使用・馬力はどっち?

2ストローク・4ストローク・違い・オイル・メリット・デメリット・馬力

2ストロークと4ストロークの違い

ピストンの往復運動で燃料を燃やすエンジンをレシプロエンジンと呼びますが、レシプロエンジンには大別すると2ストロークエンジンと4ストロークエンジンがあります。

両者の違いは、ピストンの往復回数です。

2ストロークエンジンでは、一仕事終えるのに2つの工程があって、ピストンは1往復します。

  1. 吸気と圧縮
  2. 爆発と排気

上記の①でピストンは上死点から下死点に移動し、②で下死点から上死点に移動します。

いっぽうで、4ストロークエンジンでは、一仕事終えるのに4つの工程があって、ピストンは2往復します。

  1. 吸気
  2. 圧縮
  3. 爆発
  4. 排気

上記①でピストンは上死点から下死点に移動し、②で下死点から上死点に移動します。これで1往復。

そして③で上死点から下死点に移動し、④で下死点から上死点に移動します。これで2往復目。

上死点と下死点|ピストンの位置|圧縮上死点と排気上死点

2020.05.17

2ストロークのメリット・デメリット

2ストロークエンジンは2工程で仕事をするので、下記のようなメリットがあります。

  1. シリンダー内に吸排気バルブを持たず、エンジンをコンパクトに作れる。コストも安い
  2. 同排気量なら4ストロークより高出力を得られる

一方で、下記のようなデメリットがあります。

  1. エンジン音が甲高くうるさい
  2. 燃費性能が悪い
  3. 排気ガスが汚い

②は、シリンダーとクランクケース内に混合気とオイルを入れて燃焼するので、効率性が悪いために燃費が落ちます。③は排気ガスに不完全燃焼の白い煙が混じったりして十分に浄化されないガスが排出されるということです。

2ストロークが消滅した理由

2ストロークエンジンは排出ガス対策がネックになりました。

平成18年の排出ガス規制もあり、現在はクルマもバイクもすべてが4ストロークエンジンです。

2ストロークは、構造上、吸気と排気がシリンダーの中で混じり合ってしまうことが原因で、燃料が直接排気されてしまうことなどが大きなネックでした。技術的に克服できなかったのです。

ガソリン以外にオイルを使用

2ストロークエンジンのバイクなどに乗った経験がある方はご存じだと思いますが、ガソリン以外にオイルの補充が必要でした。

オイルと言っても、いわゆるエンジンオイルではなく、いやエンジンオイルかもしれませんが、4ストロークエンジンの場合のエンジンオイルはピストンの燃焼とは別に機関の潤滑や冷却のためのオイルです。

しかし2ストロークのオイルは、ピストンとクランクケースの中に混合気と一緒に混ぜてしまうのです。そしてそこで燃焼させ、出力を得るので、ガソリンほどの頻度ではありませんが、定期的に補充しなければなりませんでした。

マフラーからは白い煙が出たりして、もう大変です。でも、排気のニオイは、わたしはけっこう好きでしたが。

馬力

2ストロークエンジンは、同じ排気量で比較すると、4ストロークエンジンより高い出力・トルクを引き出せます。

だから、原付など小型のバイクにはうってつけのエンジンです。

しかし、排気ガスをきれいにできない欠点が最後まで克服できず、市場から消えることになったのでした。残念です。とてもさみしい。

でも、いま我が家の庭の草刈りに使っている刈り払い機は2ストロークです。うるさくて絶好調です。

山梨の田舎だから使えますが、都会では石が飛んでくるでしょう。

ご覧いただきありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

元保険代理店代表です。現在はブログ記事作成を日課にしています。自動車保険の記事が中心ですが、その他クルマに関するお役立ち記事に取り組んでいます。わたしの2020年はインフルエンザで幕を開けました。38度5分まで熱が出て、タミフルを処方されました。A型インフルでした。1日2錠を5日間飲みました。飲んでいる間は人にうつすリスクを避けるために基本的に外出できません。服用して丸2日で平熱に戻りましたが、喉のガラガラにその後も苦しみました。いろんなことがいったんストップしてしまいます。恐ろしい1週間でした。・・・などと言っているうちに、何と、新型コロナウイルスの脅威です!!!手洗いなどの対策はもちろん大事ですけど、わたしは栄養バランスの良い食事で体力を養っておくことが最良の防衛策だと思います。たとえ感染してしまっても重症になる確率をおさえるには身体の余力が有効だと思うからです。もしもダイエットに励んでいる方がいたら、この時期だけは栄養を最優先になさっていただきたいと思います。みなさん、気をつけましょう。