【60秒記事】エンジンスターター|セルは回るがかからないのはなぜ?

エンジンスターター・そのまま発進




エンジンスターター|セルは回るがかからないのはなぜ?

暑い夏や寒い冬など、車に乗り込む前に事前にエンジンスターターのリモコンでエンジンスタートさせておくと、いざ乗り込んだ時に快適な室内温度になっていてとても便利です。

ところが、時々エンジンスターターが機能しないことがあります。

リモコンをONにした際、セルは回るけれど、いわゆる初爆がなく、エンジンがかからないのです。

バッテリーは問題なく正常な電圧を保っていて、キーを使って普通にエンジンを始動させることはできるのですが、なぜかエンジンスターターのリモコンではセルだけ回ってエンジンはかかりません。

こうした症状が発生した場合、原因としては次のようなものが考えられます。

  • 分岐ハーネスの不具合:エンジンスターターはイグニッションスイッチから分岐ハーネスをあいだにかませて接続しますが、この分岐ハーネスが劣化するとエンジンスターターが正常に作動しなくなります。
  • イモビライザーが邪魔をしている:自分でエンジンスターターを取り付ける場合などに起こりやすいことですが、事前にイモビライザーに学習させた上でエンジンスターターを使用する必要があります。イモビライザーは盗難防止装置なので、この場合は「正規のキーとエンジンスターターでエンジンが始動するのはいいけれど、それ以外の方法でエンジンが始動するのは不正なのでこれを阻止する」という内容を学習させておく必要があります。学習させずにエンジンスターターを使用すると、不正な使用とみなしてエンジンが始動しません。
  • 製品の初期設定をしていない:たとえばコムテックのエンジンスターターの説明書には、リモコンでエンジンが始動しない時の原因の一つとして「車両バッテリーや車種別ハーネスを取外した後は、初期設定を行わないと本製品は作動しません。」とあります。
  • セルが回る時間が短すぎる:エンジンスターターではセルモーターを回す時間を設定できます。たとえば3秒に設定していてエンジンがかからない場合は、5秒に設定することでエンジンがかかることがあります。
  • アース線の取り付け箇所が悪い:エンジンスターターを取り付ける際、アース線を車両の金属部に取り付けますが、その際に樹脂や塗装でちゃんとアースの機能を果たさない場所に取り付けると、結果的にエンジンがかからなくなることがあります。

エンジンスターターのリモコンをONにした際、セルは回るがかからないという症状があったら、上記のような原因を疑ってみてください。

その際、念のために普通にキーを使ってあるいはエンジンスタートボタンを押してエンジン始動ができるかどうかも確認しておいてください。

そうした通常の操作でエンジンがかかるのであれば、やはりエンジンスターターに原因があると特定できますから。

あとは、あれこれ一つづつつぶしていくしかないと思います。

【60秒解説】エンジンスターターで始動後、そのまま発進できますか?

2021.08.24

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