新型ステップワゴン(2022):ハイブリッドの実燃費は悪い?旧型と比べると?

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【記事丸わかり】

  • 新型ステップワゴンは2022年5月に6代目としてフルモデルチェンジされ、3ナンバーモデルとなりました。
  • 新型ステップワゴンのカタログ燃費(WLTCモード)と実燃費は以下の通りです:
    • 2WDガソリン車:カタログ燃費13.9km/L、実燃費12.32km/L
    • 4WDガソリン車:カタログ燃費13.3km/L、実燃費10.50km/L
    • e:HEV AIR(ハイブリッド):カタログ燃費20.0km/L、実燃費16.05km/L
  • ライバル車のノアの実燃費は以下の通りです:
    • ガソリン車(2WD):10.69km/L
    • ハイブリッド車(2WD):16.20km/L
  • ステップワゴンのハイブリッド車の実燃費はライバル車とほぼ同等ですが、ガソリン車は2WDでステップワゴンが上回っています。
  • 新型ステップワゴンの車両重量は、ガソリン車で100kg、ハイブリッド車で20~50kg重くなっていますが、燃費はわずかに向上しています。
  • 旧型(5代目)ステップワゴンのカタログ燃費(WLTCモード)と実燃費は以下の通りです:
    • ガソリン車1.5スパーダ(2WD):カタログ燃費13.6km/L、実燃費10.79km/L
    • ハイブリッド車2.0スパーダ(2WD):カタログ燃費20km/L、実燃費15.55km/L
  • ステップワゴンのハイブリッド技術はホンダが優れていることが証明されています。
  • 燃費の差が大きくないため、ステップワゴンを選ぶ理由は十分にあります。
  • 新型ステップワゴンの燃費性能はライバル車とほぼ同じであり、購入を考えている人には良い選択肢です。

⇒⇒【高速&一般道100km燃費テスト】ステップワゴンスパーダ e:HEV 猛暑日に実燃費リッター19km台でヴォクシー超えってホント?

新型ステップワゴン(2022):ハイブリッドの実燃費は悪い?旧型と比べると?

ホンダ・ステップワゴン(Wikipedia

Mr.乱視
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新型ステップワゴンの特徴

2022年5月に6代目としてフルモデルチェンジされたホンダ新型ステップワゴン。先代までは“5ナンバーワンボックスミニバン”と呼ばれるジャンルの一台でしたが、全長も全幅も伸びて3ナンバーのミニバンになりました。

 

2022年は1月にノア/ヴォクシー、5月にステップワゴン、12月にセレナとライバル関係にあるミニバンが一斉にフルモデルチェンジし、全てのモデルが3ナンバーモデルとなっています。

 

上記3モデル以外にも、サイズ的に近い三菱D:5というオールラウンドミニバンがあります。このモデルは唯我独尊で独自の道を歩み、D:5を購入する人はほとんどが指名買いであり、上記3車とはライバルでも何でもないと思います。

 

カタログ燃費と実燃費

新型ステップワゴンのカタログ燃費(WLTCモード)と実燃費は以下の通りです。

駆動方式カタログ燃費(km/L)実燃費(km/L)
AIR2WD13.92WD:12.32

4WD:10.50

4WD13.3
SPADA2WD13.7
4WD13.1
SPADA PREMIUM LINE2WD13.2
4WD13.1
e:HEV AIR2WD20.02WD:16.05
e:HEV SPADA2WD19.6
e:HEV SPADA PREMIUM LINE2WD19.5

※ガソリン車の実燃費はe燃費の数値です(2023年2月19日現在)。

※ハイブリッド車の実燃費はみんカラの数値です(2023年2月19日現在)。

 

**********

ライバル車であるノアの実燃費は以下の通り。

  • ガソリン車(2WD):10.69
  • ガソリン車(4WD):15.29

 

  • ハイブリッド車(2WD):16.20
  • ハイブリッド車(4WD):15.93

 

※ガソリン車の実燃費はe燃費の数値です(2023年2月19日現在)。

※ハイブリッド車の実燃費はe燃費の数値です(2023年2月19日現在)。

 

************

ライバル車であるセレナの実燃費はまだ集計されていません。

 

************

セレナは2022年12月デビューなので、まだデータが集まっていない段階です。ステップワゴンとノアを比べると、ハイブリッド車はほぼ互角。ガソリン車は、なぜかノアの4WDの数値がいいですが、2WDはステップワゴンが上回っているようです

 

ステップワゴンハイブリッドの車両重量は1810~1840㎏。ノアハイブリッドが1630kg。200kg近く車両重量が重いステップワゴンが軽いノアとほぼ同じ実燃費です。

 

このモデルに限ってのハイブリッド技術はホンダが上ということになりますね。

 

旧型と燃費比較

すでにご案内の通り、新型ステップワゴンのカタログ燃費(WLTCモード)と実燃費は以下の通りです。

駆動方式カタログ燃費(km/L)実燃費(km/L)
AIR2WD13.92WD:12.32

4WD:10.50

4WD13.3
SPADA2WD13.7
4WD13.1
SPADA PREMIUM LINE2WD13.2
4WD13.1
e:HEV AIR2WD20.02WD:16.05
e:HEV SPADA2WD19.6
e:HEV SPADA PREMIUM LINE2WD19.5

 

これに対して、旧型(5代目)ステップワゴンのカタログ燃費(WLTCモード)と実燃費は以下の通りです。

  • ガソリン車1.5スパーダ(2WD):WLTCモード13.6km、実燃費10.79km※みんカラ
  • ハイブリッド車2.0スパーダ(2WD):WLTCモード20km、実燃費15.55km※e燃費

 

ご覧のように、ほぼ同じくらいの数値ですが、新型の方がやや良好な数値です

 

車両重量は新型が旧型に比べて、ガソリン車が100kgほど増え、ハイブリッド車が20~50㎏増えています。重量が増えて、なおかつ少し燃費が向上しているということになります。ものすごく大きな進歩とは言えないかもしれませんが、着実な前進と言えそうです。

 

まとめ

「新型ステップワゴン(2022):ハイブリッドの実燃費は悪い?旧型と比べると?」のテーマで解説してきました。

 

新型ステップワゴンの燃費は、実燃費で比較した場合、ライバル車であるトヨタノアとはほぼ互角の数値です。発売間もないセレナの数値はまだありません。

 

新旧で比較した場合でも、新型ステップワゴンの方がわずかですが燃費がいいようです。

 

もっとも、いまステップワゴンに興味があり、購入を検討している人にとって、たとえライバルより燃費が悪かったとしても、それで購入をやめ他車に乗り換えるということはちょっとあり得ない話でしょう。

 

燃費がリッターあたり5キロとか8キロ違ったら、ちょっと迷うかもしれません。でも、少々ライバルより少なかったとしても、そんなことでお目当ての車をあきらめる人はいないと思います。

 

ただ、そうであっても、いちおうライバル車は気になるもの。そして、比べたところライバルとほぼ同じ燃費ということになれば、もはや買わない理由は何もなくなります。

 

新型ステップワゴン。どうぞご購入ください。

 

ご覧いただきありがとうございました。

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【2023年5月24日追記】ホンダが2026年シーズンにF1復帰:アストンマーティンとタッグ

項目詳細
発表日2023年5月24日
会社本田技研工業(ホンダ)
発表内容2026年シーズンからF1世界選手権に参戦
パートナーシップアストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ・ワン・チームにパワーユニット供給
三部敏宏社長のコメント「F1への参戦は、電動化パワーユニットにおいてホンダがトップであることを示す絶好の機会」
F1からの撤退2021年シーズン後
F1への復帰2026年シーズンから
復帰理由F1がカーボンニュートラルを目指すホンダの方向性に合致、エンジンとモーターの出力比率変化により電動部分が重要に
新パートナーアストンマーティン
ローレンス・ストロールのコメント「ホンダとアストンマーティンF1は同じDNAを持っている。ホンダとのパートナーシップは、アストンマーティンがF1のタイトルを獲得するための“最後のピース”である」
パワーユニット開発とレース運営ホンダ・レーシング(HRC)が全てを担当

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