【詳細解説】タイヤ交換後の空気圧|交換前後が同じサイズの場合は?

タイヤ交換・後・空気圧




タイヤ交換後の空気圧|交換前後が同じサイズの場合は?

タイヤ交換の前と後が同じサイズのタイヤの場合は、空気圧も同じ数値でOKです。

ごくまれに、サイズは同じだけれどXL(=EXTRA LOAD エキストラロード)と呼ばれる高性能タイヤに交換した場合などは、タイヤメーカーが推奨する空気圧に設定したほうがいい場合もあります。

しかし、そうした例外を別にすれば、夏タイヤでも冬タイヤでも、メーカーが異なっても、エコタイヤでもスポーツタイヤでも、タイヤ交換の前と後でサイズが同じであれば、同じ空気圧で大丈夫です。

というより、同じ空気圧にすべきです。

適正空気圧は自動車メーカーが決める

これはブリヂストンやヨコハマなどのタイヤメーカーのホームページにも書いてあることですが、タイヤの適正空気圧とは、タイヤメーカーが指定するものではなく、自動車メーカーが各種試験データを元にそれぞれの車種に「指定空気圧」として数値を割り当てているので、この数値に合わせるのが正解です。

たとえば、ヨコハマタイヤにブルーアースという銘柄がありますが、このブルーアースをアクアに付ける場合と、フィットに付ける場合と、ノートに付ける場合では、それぞれで適正空気圧は異なります。

具体的な適正空気圧は、運転席ドアを開いた内側のいずれかにステッカーが貼ってあって、そこにメーカー指定の空気圧が記載されています。※給油口の扉を開けた内側に記載されている車種もある

たとえば、

  • 270kPa(2.7kgf/㎠)

というように書いてあるはずです。

あなたがタイヤ交換した場合、交換前と後が同じサイズであるなら、自動車メーカー指定の空気圧の数値に設定してください。

その際、装着前と装着後でメーカーが異なっていても、夏タイヤからスタッドレスへの交換でも、エコタイヤからグリップ性能のいいスポーツタイヤへの交換でも、いずれの場合も自動車メーカー指定の空気圧の数値でOKです。

同サイズに交換:タイヤ規格が異なっている場合

同じタイヤサイズなら、交換後のタイヤの空気圧は交換前と同じ数値でOKと書きました。

しかし、たとえ同じサイズでも、基本的な規格が異なる場合があります。

その代表的なものに、XL規格というものがあります。

これは、EXTRA LOAD=エキストラロードと呼ばれ、ヨーロッパのタイヤ規格(ETRTO)に規定されている規格です。

XL規格のタイヤは、空気圧と負荷能力を通常規格より高く設定していて、レインフォースド規格(RF)とも呼ばれます。

XL規格のタイヤを使用する場合は、日本のタイヤの規格であるJATMA規格のタイヤとサイズが同じ場合でも、より高い空気圧を設定しないと本来の性能を発揮できません。

こうしたケースでは、XLタイヤを販売しているタイヤ専門店とかカー用品店のスタッフに相談して、適正な空気圧に調整してもらってください。というより、そんなことはこちらが頼まなくても、スタッフさんがやってくれるのですが。

異なるサイズに交換

タイヤ交換後のタイヤサイズが、交換前(純正タイヤサイズ)と異なる場合も、空気圧には注意してください。

少々のサイズ変更なら、純正タイヤの指定空気圧でまったく問題ないのですが、扁平率などが大きく変化する場合(大幅なインチアップを行った場合など)には、XL規格のタイヤに交換した場合と同様に、空気圧を高く設定しなければ負荷能力が不足するケースも出てきます。

こうしたケースでも、やはりタイヤショップのスタッフさんに相談してください。

スタッフさんは、たとえば、空気圧別荷重能力対応表(グッドイヤー)などを参照して、適切な空気圧に調整してくれます。

下記の記事も参考にしていただけると幸いです。

⇒⇒タイヤの空気圧の減り方:正常なタイヤでも減る理由とは

⇒⇒タイヤの空気圧を高めにすると燃費が良くなるのは本当?

⇒⇒タイヤの空気圧で「温間」「冷間」はどういう意味?

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⇒⇒タイヤの空気圧と気温の関係|夏と冬の違いはある?

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