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【記事丸わかり】
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カローラツーリング大解析:「後部座席が狭い・狭すぎる」を検証!
トヨタ カローラツーリング(2019年9月~):Wikipedia
カローラツーリングに関する多くの意見の中でも、特に後部座席の広さについての声が多く聞かれます。「後部座席が狭い」「ちょっと狭すぎる」等々の声がしばしば聞こえてきます。
本記事では、実際に後部座席がどれほどの広さを持っているのか、居住性から乗り降りのしやすさ、ラゲッジスペースの実用性に至るまで徹底的に検証しました。
また、デザインやチャイルドシートの取り付けについても触れ、カローラツーリングの全体的な評価を行います。この記事を通して、カローラツーリングの後部座席に関する疑問を解消し、購入を検討されている方々に有益な情報を提供できればと思います。
「後部座席が狭い・狭すぎる」を大調査
この記事のテーマは『カローラツーリング大解析:「後部座席が狭い・狭すぎる」を検証!』です。
カローラツーリングの後部座席は本当に狭いのか、狭すぎるという声が数多くあるが実際はどうなのか、ネットの声/レビュー/書き込みをリサーチしました。
様々な意見を収集し、ここにご紹介します。車選びの参考になさってください。
- カローラツーリングの後部座席は、左右が繋がったベンチタイプのシートで、3人乗車仕様となっています。シート幅は余裕がありますが、そこまで広くはありません。ですが、大人3人が横並びで座っても窮屈すぎることはないでしょう。
- 後部座席はアップライトな姿勢が強いられ、足元のスペースにも余裕はあまり感じられません。前席の背もたれが迫っているのは、フロントシートの位置が低いためです。
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- 車高が低いため室内高には余裕がなく、後部座席は少し窮屈感がある。
- 後部座席にスライド機能やリクライニング機能はないため、ポジション調整が制限されている。
- 後部座席はコンパクトカーと比べると広さは十分で、平均的な体格の大人なら長時間座ってもストレスを感じにくい。
- ミニバンやSUVのような広々感はないが、スポーティな雰囲気があり、実用性は確保されている。
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- ラゲッジスペースの側面にあるレバーを引くことで、シートバックが前に倒れ、荷室スペースを広げることができる。
- “6:4分割モード”や”フラットモード”へもワンタッチで変更可能。
- 後席ベンチシートに収納式のリヤセンターアームレストがあり、カップホルダーが2つ内蔵。
- フロントシートのセンターコンソールボックス背面にType-Cの充電用USB端子×2が搭載されており、後席乗員は充電に便利。
- 後席用のエアコン吹き出し口やコントロールスイッチがない。
- 後席シートヒーターがオプションでも提供されていない。
- 後席ドアの開口部が狭く、ドアの開閉角度も狭いため、乗り降りが窮屈。
- ハイブリッドグレードのリアサスペンションは快適で、路面の凹凸を吸収し、快適な乗り心地を提供。
- 後部座席にはISOFIX対応の金具があり、ISOFIX対応のチャイルドシートを取り付けることができる。
- スペースが狭いため、チャイルドシートのサイズによっては助手席を前にスライドさせる必要がある。
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- 後部座席の足元スペースは、ドライバーが適切なポジションに座っている状況でも、握り拳で約2個半分の広さがあります。狭くは感じないが、広いとも言えない。
- 後部座席の頭上スペースは、握り拳でいうと約1個分の広さがあり、少し狭いが圧迫感はあまり感じない。
- リヤドアの開閉度が狭く、他の車種と比較すると開きが狭い印象。降りる際に狭さを感じることが多い。
- 地面から天井までの高さが低いため、後部座席に乗り込む空間が狭くなっている。
- 後部座席にチャイルドシートを後ろ向きに設置する場合、助手席を1番前にスライドする必要があり、助手席まで狭くなるため、新生児の赤ちゃんを乗せる際には狭いと感じることが多い。
- 後部座席に大柄な大人が3人以上乗車する場合、狭さを感じるでしょう。
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- 後部座席の使い勝手も優れています。ラゲッジスペース左右のレバーで後部座席を前に倒すことができ、リバーシブルデッキボードを上段に設定するとフラットな広いラゲッジスペースが得られます。後部座席には充電用USB端子も2つ設置されており、タブレットを使用する際に便利です。ただし、ケーブルが邪魔になることがあるため、アクセサリーコンセントをオプション設定することをおすすめします。
- 後部座席のリヤセンターアームレストは最上位グレード「W×B」で合成皮革の表皮が使用されており、高級感があります。ただし、リクライニング機能やシートヒーター機能、後席エアコン吹き出し口は備えられていません。
- カローラツーリングはカローラフィールダーよりも全長が95mm、全幅が50mm大きくなっているにもかかわらず、荷室サイズや室内のいくつかの要素で劣っています。
- カローラツーリングは室内幅は拡大されており、広々とした感じがしますが、室内長がカローラフィールダーより15センチも短くなっています。このため、後部座席のスペースが制限されています。
- 荷室サイズに関しても、カローラツーリングはカローラフィールダーよりも劣っています。荷室幅と荷室長が短く、後席格納時の荷室長も少ないです。
- カローラツーリングは荷室高だけがカローラフィールダーよりも大きいですが、他の要素でカローラフィールダーに劣っています。
- 全長と全幅が大きくなったにもかかわらず、積載量や室内のスペースが制約されていることは、設計やスタイリングの選択によるものかもしれません。
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(リクライニング機能に関する執念深い意見)
- カローラツーリングの後部座席にはリクライニング機能がない。先代モデルであるカローラフィールダーにはリクライニング機能があったが、カローラツーリングには存在しない。
- カローラシリーズの別モデルであるカローラクロスにはリクライニング機能があるが、カローラツーリングにはない。
- カローラツーリングの後部座席の居住性には問題があり、リクライニング機能があると改善される可能性がある。2022年8月で生産終了したホンダシャトルにはリクライニング機能があった。
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- 実車を見たユーザーは、ツーリングの内外装に好印象を持ちつつも、後席が現代の車にしてはかなり狭いと感じた。
- 身長168センチのユーザーでも、後席に座って快適な乗車スペースを確保するためには、前席のスライドをかなり前方に動かさなければならないと指摘。
- ステーションワゴンとしての後席の狭さについて、家族会議での購入検討から見送りを決定したユーザーもいる。
- 他のユーザーも後席の狭さを確認し、全高が50mm下がったことで乗り降り時に頭をぶつけることや、シートが立っていて窮屈だと感じた。
- トヨタが後席の狭さを認識しているにも関わらず、デザインを優先したとの意見や、このクラスの車では後席が狭くても良いと考えているのではないかとの推測もある。
- 「ツーリング」という名前に対して、もっと適切な名称があったのではないかという意見や、荷室の容量が392L(後席を立てた状態)しかないため、ワゴンに分類できないとの指摘もある。
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- 新型カローラツーリングは2019年9月にフルモデルチェンジをして新発売されました。
- 全長やホイールベースが拡大されたにも関わらず、後部座席の足元空間(ニークリアランス)は予想以上に狭いです。
- 実際に後部座席の足元空間を計測したところ、約24cmしかありませんでした。一般的には30cm以上あると快適とされています。
- 膝先からシートバックまでのゆとりは少なく、足の動きがかなり制限されます。
- 最上位モデルの”WxB”はブラックルーフを採用しており、後部座席に座った時の圧迫感が大きいです。
- しかし、後部座席の左右の移動(ウォークスルー)はしやすい設計になっています。
- 大人や大きいお子さんが乗車する機会が多い場合は、後部座席の足元空間の広さや快適性を試乗時に確認することが推奨されます。
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- カローラはかつて日本の国民車とされ、1966年のデビュー以来、約53年間全幅1.7m以下の5ナンバー枠を守ってきましたが、最新モデルでは3ナンバー化しました。
- 新型カローラは車体が大きくなったにも関わらず、後席空間が狭くなったとの声が多くあります。これはホイールベースの短縮とサイドシルの高さ、開口部の狭さによるものです。
- 新型カローラは欧州市場向けGA-Cプラットフォームを採用し、高品質を目指しながらも、日本市場向けに車体寸法をアレンジしています。
- 後席の居住性に関しては、日本市場では広さよりもデザインのカッコよさと使いやすさを優先した結果、一部のユーザーには不満が残る可能性があります。
- 新型カローラの開発は「攻めの姿勢」で行われ、スタイル重視の設計により、後席の居心地や乗り降りのしやすさに影響が出ていますが、全体としては高い評価を受けている車です。
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- シートのサイズ&フィット感は好印象:後部座席のシートはホールド感があり、座った時のフィット感やホールド感が良く、しっかりとサポートしてくれます。
- 座り心地はグレードによって異なる:シートに使用されている素材が異なるため、グレードによって座り心地が異なります。最上位モデルの”WxB”はシッカリとした座り心地で、合成レザーとレザテック素材を組み合わせています。一方、中間モデルの”Sグレード”や最廉価モデルの”GXグレード”は柔らかな座り心地で、ファブリックシートを採用しています。
- 頭上空間&足元空間のゆとりはナシ:後部座席の頭上空間や足元空間は十分なゆとりがありません。特に最上位モデルの”WxB”は圧迫感と窮屈感が強いようです。
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以上のような意見が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもすべての指摘がファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はカローラツーリングに関する様々な着眼点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
「後部座席が狭い・狭すぎる」を解析
カローラツーリングに関する上記の内容を基に、「後部座席が狭い・狭すぎる」を検証します。
後部座席の居住性
カローラツーリングの後部座席は、3人乗車が可能なベンチタイプのシートを採用していますが、大人3人が横並びで座ると、窮屈さは感じられないものの、広いとは言えない状況です。アップライトな姿勢が強いられ、足元スペースも限られているとの意見があります。また、後部座席のドアの開口部が狭く、乗り降りが窮屈であると評されています。
座席機能と快適性
カローラツーリングの後部座席にはスライド機能やリクライニング機能がなく、またシートヒーターや後席用のエアコン吹き出し口もありません。しかし、シート自体のホールド感やフィット感は良好で、座り心地に関しては一定の評価が得られています。
ラゲッジスペースと実用性
ラゲッジスペースは、レバー操作でシートバックを倒すことで拡張可能であり、6:4分割モードやフラットモードへの変更も容易です。しかし、前モデルであるカローラフィールダーと比較すると、荷室サイズや室内のいくつかの要素で劣るとの意見もあります。※カローラフィールダーは現役モデルです。カローラツーリング登場後も併売されています。
デザインとスタイリング
カローラツーリングはスポーティな雰囲気を持ち、実用性も確保されていると評されていますが、後部座席の狭さや乗り降りにデザインが影響を与えているとの指摘があります。デザインを優先した結果、一部のユーザーには不満が残る可能性があるとされています。
チャイルドシートの取り付け
後部座席にはISOFIX対応の金具があり、チャイルドシートの取り付けが可能です。しかし、スペースが狭いため、チャイルドシートのサイズによっては助手席を前にスライドさせる必要があるとの意見があります。
全体的な評価
カローラツーリングは、座席のホールド感やフィット感が良好であり、ラゲッジスペースの拡張性や実用性にも優れていますが、後部座席の居住性や乗り降りのしやすさに課題があると評されています。また、デザイン重視の設計が後部座席の快適性に影響を与えている可能性が指摘されています。
これらの意見はカローラツーリングに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
なお、これらの意見はあくまでも他人の評価に過ぎません。車は、自分で見て・触って・乗ってみて初めて「自分はどう感じるか」がわかる商品です。
たとえば、カローラツーリングの後部座席が狭い、狭すぎると感じたとしても、普段2人までしか乗車することがないユーザーなら、全く問題にならないはずです。
そういう意味で、新車でも中古車でも、現物をよく観察し、試乗し、身体で感じ取ってから購入の是非をご判断いただきたいと思います。
まとめ
『カローラツーリング大解析:「後部座席が狭い・狭すぎる」を検証!』のテーマで解説してきました。
カローラツーリングの後部座席に関する検証を行い、その居住性から快適性、ラゲッジスペースの実用性に至るまで詳細に分析しました。
デザインやチャイルドシートの取り付けについても考察し、カローラツーリングがどのようなユーザーに適しているのか、それを検討する材料をご提供しました。
購入前には、この記事で触れた各ポイントを慎重に検討し、自身のライフスタイルやニーズに最適な選択をしていただきたいと思います。ご覧いただきありがとうございました。