バキュームセンサーとは
車のエンジンはコンピュータ制御により最適な空燃比(空気と燃料の比率)を割り出し、燃料噴射装置から混合気を射出します。
この一連の連携の中で、バキュームセンサーはDジェトロニック方式の燃料噴射装置が採用する測定器で、エンジンが吸入する空気の圧を検知しています。
ちなみに、Lジェトロニック方式の場合は空気の量を検知します。
不調になった場合の症状
バキュームセンサーが不調になると、アクセルを踏み込まずにいる状態のエンジン回転が不安定になり、エンストしたりします。
それはアイドリング状態や、走行中にアクセルを戻した状態で発生しやすい症状です。
反対に、アクセルを踏み込んだ状態では不調に気付きにくいと思います。
点検方法
エンジンが不調になる原因は様々あるので、すぐにバキュームセンサーが原因だと特定することは困難です。
しかし、現代の車はコンピュータで制御されているので、ディーラーなどに持ち込めば、自己診断装置であるOBDによって不具合個所が即座に特定できます。
修理代・交換費用
バキュームセンサーの単体部品価格は3,000円~10,000円が相場です。
器用な方ならDIYで交換できますし、ディーラーやカー用品店に依頼しても3,000円~8,000円ほどの工賃で交換できると思います。
軽自動車ほど安く高級車ほど高くなります。
カー用品店などは安くディーラーは高めです。
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