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新品タイヤは慣らし(皮むき)は必要?やるなら高速でやる?
「新品のタイヤに交換したら慣らしが必要だよ」
とみなさんもよく耳にすると思います。
「慣らし」は「皮むき」とも呼ばれますが、これは本当にやるべきなのでしょうか。やらないと何か不都合が発生するのでしょうか?
その答えをまとめると以下のようになります。
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タイヤは、製造工程の最後の段階で地面と接するトレッド面の成型を行います。
この成型の際に硫黄成分を加えるのですが、完成したタイヤゴムの表面にはこの硫黄成分が膜となって付着しています。
硫黄の膜が残ったままのタイヤは、本来の性能を発揮しずらくなるので(まったく発揮しないというわけではないが)、タイヤの慣らし走行を行うことでこの膜を除去できます。
だから、新品タイヤの慣らし(皮むき)はやったほうがいいです。
ただし、通勤や買い物など日常の使用法であれば、それがまさに「慣らし(皮むき)」になりますから、特に意識して慣らし走行(皮むき走行)をやる必要性はないと思います。
一方で、峠道でスポーツ走行を行いたい、高速に乗って長距離を走りたい、という場合は、新品タイヤでいきなりこうした走行をするのは控えるべきでしょう。
スポーツ走行や高速走行ではタイヤの限界域の性能が問題になるシーンも出てくるので、慣らし(皮むき)前のタイヤでは不安が残ります。
では、新品タイヤの慣らし(皮むき)のやり方ですが、次の項目で詳しくお話しします。
慣らし(皮むき)は距離100km⇒⇒空気圧チェックと増し締め
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