車検でバッテリーの点検|交換時期なら費用は?

車検・バッテリー・交換・点検・費用・時期

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【記事丸わかり】

  • バッテリーの交換時期:
    • 交換時期の目安は2年~4年ですが、使い方により変わります。
    • 交換の兆候には、エンジンがかかりにくい、ヘッドライトが暗くなる、パワーウインドーが遅くなるなどがあります。
  • 車検時のバッテリー点検:
    • 車検ではバッテリーの位置や損傷防止の確認が行われますが、劣化の有無は検査項目に含まれていません。
    • スタッフがエンジン始動やライトの明るさを確認し、必要なら交換を提案します。
  • 交換費用:
    • ディーラーや整備工場での交換は割高で、費用は5,000円~50,000円程度です。
    • 自分で交換する場合はこれよりも2割~4割安くなります。
  • 費用を抑える方法:
    • カー用品店で購入し、自分で交換するのが最も経済的です。
  • ハイブリッド車のバッテリー:
    • ハイブリッド車には駆動用バッテリーと補機バッテリーがあり、駆動用バッテリーには保証が付いていることが多いです。
    • 補機バッテリーは普通の車よりも長持ちします。
  • 車検時の注意点:
    • バッテリー交換をすすめられた場合は、実際の症状や使用状況に基づいて判断します。
    • 特に劣化の兆候がない場合は交換を延期してもよいですが、少しでも不安がある場合は早めの交換が推奨されます。
  • 交換の効果:
    • バッテリーの劣化を防ぐことで、エンジン始動不良や電装品の不具合を回避できます。
  • プロに任せる安心感:
    • 普段から車の整備に慣れていない場合は、プロに任せた方が安心です。
  • 交換時期の延長:
    • 信号の少ない郊外を長時間走行する場合は、バッテリーの寿命が6~7年に延びることもあります。
  • 費用交渉:
    • 車検時に交換費用の値引きを依頼することで、費用を抑えることが可能です。

⇒⇒【 車のプロが解説! 】 バッテリーを交換しないと車検が通らない!? 車検が通らない意外な箇所 3選

車検の際にはバッテリーの点検もします。

年数もたってそろそろ交換時期ということになれば新しいバッテリーに交換することになりますが、費用はどのくらいかかるのでしょう?

また、バッテリーの交換時期の目安となる症状としてはどんなものがあるのでしょう?

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2023年1月26日

バッテリーの交換時期:目安となる症状は?

バッテリーが劣化してくると次のような症状が現れます。

  • エンジンが一発でかからない
  • ヘッドライトが暗くなる
  • パワーウインドーの動きが遅くなる
  • カーナビ・カーステ・ドライブレコーダー等の電装品に不具合が出る

こうした症状が頻発したらバッテリーが劣化している証拠です。

一般的にバッテリーの寿命は2年~4年くらいだと言われています。

幅があるのは、使い方で大きく変わってくるからです。

信号の多い市街地ばかりを走る、それも一回あたりの走行距離がほんの数キロ程度走るだけ、しかも夜間走行が多い・・・といった乗り方(最悪の乗り方)を繰り返している車のバッテリーは早く劣化します。

一方で、走るのは昼間だけ、それも郊外の信号の少ない道路を比較的長時間走ることが多い車のバッテリーはかなり長持ちします。

こうした乗り方だと、6年とか7年バッテリーを無交換のままでいる車も珍しくありません。※わたしも7年以上無交換で走った経験があります(トヨタ車)

寿命が2年~4年というのはあくまでも平均値です。

ですから、新車から1年ちょっとだけなのに、早くも上記のような症状が現れるケースもあります。

バッテリーの交換時期は、年数よりも、車の使い方に大きく左右されます。

車検でバッテリー交換をすすめられたら

車検の際にはバッテリーの点検をしますが、ただし、車検時の点検項目は、「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示第177条(電気装置)」に定められています。

  1. 振動や衝撃等で移動したり、損傷しないようになっていること
  2. 木箱その他の絶縁物等で覆われていること

以上の2点のみです。

つまり、バッテリーが劣化しているかどうかは検査項目に入ってはいません。

だから少々劣化しているからといって車検が通らないということはありません。

ただし、車検時にはエンジンをかけて点検する項目もあるので、スタッフがエンジンを掛ける際に一発で始動しない、あるいは灯火類の照度が明らかに落ちている、といった点に気づいた場合には、検査にはパスするものの、この機会に交換をしたらどうか、ということになります。

このように車検の際にバッテリー交換の話が出た際、思い当たることがあるのであれば、せっかくの機会なので交換しておいた方がいいと思います。

反対に、特に思い当たることがないのであれば、やんわりお断りして、しばらく様子を見るのもいい判断だと思います。

※車検の際にバッテリー交換をすすめられたからといって、すぐに「利益優先だ」と思わない方がいいと思います。バッテリートラブルを未然に防ぐ意味で早めの交換をすすめているケースもあります。まったく劣化のサインが見られない場合はともかく、少しでも不安なところがあった場合は早めの交換もアリだと思います。とりわけ寒冷地の方は早めがいいと思います。

車検時に交換すると値段は高め

ディーラー・整備工場・ガソリンスタンド・カー用品店など車検は様々なところが窓口になっています。

どこで車検を受けるにしても、一般的には、車検時にバッテリー交換するのはやや割高になる傾向があります。

安く済ませたいのであれば、カー用品店などでバッテリーを購入し、自分で交換するのが一番です。

ただし、自分で交換する場合には、どこのメーカーのどの品番を選ぶか、交換する際の作業手順なども事前に調べておく必要があり、普段から車の整備に慣れている人はいいのですが、一般的にはけっこう手間暇かかります。

多少割高であってもプロに任せた方が安心ではないでしょうか。

車検の際にバッテリー交換をした場合の費用は、車種によって幅があり、工賃を含めて5,000円~50,000円の範囲だと思います。

自分で交換する場合はこれより2割~4割安くなると思います。

ただし、車検で交換する場合も、「もうちょっと安くなりませんか」と一声掛けるだけで値引きしてくれるケースはけっこうあります。

ハイブリッド車のバッテリーは2種類

プリウス等のハイブリッド車のバッテリーは2系統に分かれています。

動力源であるモーターを駆動させるための駆動バッテリーと、通常の車のバッテリーと同じ用途である補機バッテリーです。

駆動バッテリーに関してはたいてい保障が付いていて、保障期間内のトラブルは無料で交換できます。

また、補機バッテリーに関しても、普通の車より持ちがいいと言われています。

わたしの知り合いのプリウスオーナーも5年以上無交換で現在も走っています。

ただし、繰り返しますが、これは使い方しだいです。

市街地ばかりを走る、夜間走行が多い、短距離走行が多い、こうした使い方だと劣化は早まります。

ご覧いただきありがとうございました。

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