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「MTのギアチェンジが煩わしくて、オープンカーでの運転を満喫したいならATでもよいと思いますし、それを別にダサいとは思いません。」 「MTであろうとATであろうとダサいかダサくないかうを決めるのは、運転者です。 「車好きな人もそうで無い人も、ロードスターだと車を見て必ず「マニュアル?」て聞いてきます。そこでいちいちオートマなんですって言うのが嫌だから私はMTにしました。」 「AT限定しか持ってない人が86やロードスターのオートマに乗っていたらダサいと思いますか?⇒⇒このネタはあきましたね(笑) ATを馬鹿にするのは50歳以上のジジイのマウントです。」 「私は仕事でマニュアル車を運転しているのでプライベートまで MTを運転したくないですね。 クラッチ踏んでギア入れて何て煩わしい。」 |
以上、CARVIEWとヤフー知恵袋から。ちなみに、この2つの質問サイトは同じ人が両方に投稿しているケースがほとんどですね。上で紹介したコメントも両方に掲載されています笑。
【記事丸わかり】 |
MTかATか
NDロードスター用ATシフトノブ(amazon通販)
マツダが、いや、日本が世界に誇るライトウェイトオープンスポーツカーであるロードスター。
いざ自分が手に入れる際には、次のように迷う方は多いのではないでしょうか。
「MTにすべきかATにすべきか。でもやはりATではダサいんじゃないか」
中には迷いなくMTという人もいるでしょうが、そういう人でも、ATの操作感などはちょっと気になるものだと思います。
NDロードスターのATは評価が高い
4代目になる現行型のロードスター(ND系)のATはとても評判がいいです。ダサいと決めつける人はごく少数です。
6速ATで、シフトチェンジの際のダイレクト感はいいし、アクセルを踏み込んだ時のシフトダウンのタイミングも早く、燃費もよく、速く気持ちよく走れると評判です。
4代目ロードスターのATはアイシン製のトルクコンバーター式のATです。ランエボXのSSTやゴルフのDSGのようなMTベースの方式とは異なります。
ですが、トルクコンバーターだからダサいとは限りません。
そもそも最近のトルクコンバーター方式のATは、段数も多くなり、シフトチェンジ時のタイムラグも少なくなっていて、普通のドライバーが同じコースを走って比較した場合、MTよりATの方が速く走れ燃費もいい、というのはもはや定説です。
だから、性能面でMTにするかATにするかを選択する意味はほぼなくなっていると思います。
どちらにするかの判断基準は、やはり、性能ではなく、
「運転していてどちらが楽しいか」
この基準1択だと思います。
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とは言え、そう単純ではないところがあって・・・
MTシフトノブ(画像:クリッカー)
自宅が峠道の入り口付近にポツンとあり、峠道を車で走り回ってから自宅に戻るまで信号が1つもないような場合、そういうシチュエーションでロードスターを購入するのであれば、おそらく100人中80人くらいはMTを選ぶでしょう。
けれども、日本全国見渡しても、上記に近いようなシチュエーションの人は少数派のはず。
多くの人は、走りをたっぷり味わえるところに辿り着くまでは、信号によるゴー・アンド・ストップを一定時間経過しなければならないはずです。
また、いくらロードスターを購入したからといって、いつもいつも「走り」だけに車を使うこともないでしょう。日常の買い物や通勤などにも使うでしょう。
そして日常の買い物や通勤に使う際はMTよりATのほうがありがたいと思うのではないでしょうか。
だから、結局、使用目的次第でMTかATかを判断したほうがいいと私は思います。
週末にはほとんど「走り」のためにロードスターを繰り出す人なら、MTの方が満足度が高いと思いますが、「走り」は月に1度あるかないかで、ほとんどが日常使いになりそうな人はATのほうが後悔しなくて済むと思います。
月1か週1かで…..
これは私の個人的経験を元に申し上げるのですが、週に1度「走り」に繰り出せる生活パターンなら、それ以外の6日間日常使いしかできなくてもMTの操作にストレスがたまることはないと思います。
反対に、月に1度くらいしか「走り」ができない場合は、MTでは大いに運転操作が面倒に感じると思います。
こういう人はATを選択したほうが幸せかもしれません。
ただし、ロードスターのATの性能や操作感が洗練されてきた今、どちらでも満足度は高いと思いますが。
2代目ロードスターのATに乗った経験談
2代目(NB型)ロードスター(画像:WebCG)
この記事を書いている2024年4月現在のロードスターの現行車種は4代目(ND型)ですが、ロードスターの型式はとても分かりやすくなっています。
- 1代目:NA系
- 2代目:NB系
- 3代目:NC系
- 4代目:ND系
というように、型式表示がA、B、C、Dというようになっているので、近く発売されるであろう5代目ロードスターはNE系ということになりそうです。
具体的には、5BA-ND5RCというように「–」の後にくるアルファベットで何代目か見分けがつきます。
以前、私は2代目のNB系に乗っていましたが、トランスミッションはATでした。
このロードスターを購入したころは、ゴルフ2のMTにも乗っていたので、たまにはATでゆったり楽しみたいと思ったのでした。
でも、私の使用状況では、この選択は微妙な感じでしたね。
当時は甲府市に住んでいましたが、市街地をちょっと抜ければ信号の少ない道路に出ることができたので、MTでも何の問題もなかったのです。
また、週に1度どころか2度も3度も「走り」に出かけられる生活パターンだったので、余計なことは考えずにMTにしておけばよかったかもしれません。
2代目ロードスターのATは、性能的に特に優れたものではなかったと記憶しています。※今乗っている方、ゴメンナサイ
みなさんご存じのように、マツダのMTの操作感はトップレベルのものですから、あの時マツダのMTを味わっておかなかったことはとても残念に思っています。
とは言え、夏の夜にフルオープンで箱根の仙石原あたりをゆったり走った時は、「ATでよかった」と感じることもありましたから、やはり使い方次第でしょう。
議論百出するのは、ある意味、当然かつ自然なこと
マツダロードスターの価格帯は、289~367万円です。ちょっとしたオプションを含めた総支払額は、これに50万円前後追加されるでしょう。
これだけ高価な買い物です。購入前にATかMTか迷うのは当然であり自然なことです。
もちろん、この記事の冒頭でご紹介したように、おうおうにしてMT派はAT派にマウントを取りたがるところがあって、そういう話を聞くと、ウザくて嫌になってしまう気持ちも大いに理解できるところです。
ですが、それでも300万から400万のお買い物です。ATとMTの操作感はかなり異なりますから、購入前にあれこれ迷うのは正しいことですし、実際、大いに迷っていただきたいと思います。
だいいち、ATならエンストしないでしょう笑。でも、MTは体調不良の時はけっこうエンストします(私の場合)。
運転中に飲んだり食べたりするケースでは、ATの方が楽です。
やはり、ATとMTはかなり操作が違いますから、あれこれ悩むのが正解ですし、正しいことです。
いずれにしても、特にMT派の人は、マウントとるのだけはやめた方がいいと思います。失礼だと思います。
まとめ
『【意見収集】ロードスターのATはダサいとは思わないがモッタイナイかも』のテーマで解説しました。
以下、記事のまとめです。
- MTとATの選択: ロードスターの購入を考える際、「MTにすべきかATにすべきか」という選択に迷う方は多いです。特に性能面では最近のATの進化により、MTよりも効率的で速い可能性があります。
- 使用状況に応じた選択: 日常的に走りを楽しむ場合はMTが適していますが、通勤や買い物など日常使いであればATの方が便利でストレスが少ないです。
- 運転の楽しさ: 「運転していてどちらが楽しいか」という観点からMTとATを選ぶべきです。特に峠道の多い地域に住んでいる場合はMTの方が満足度が高いかもしれません(これも、人によって異なる)。
- 操作感の重要性: ATでもシフトチェンジのダイレクト感がよく、楽しめるという声もありますが、MTの操作感に勝るものはないという意見も根強くあります。
- 個人の価値観に基づく選択: 最終的には、個々の価値観や使用状況によって、どちらのトランスミッションが適しているかを判断することが重要です。自分自身のライフスタイルに合わせた選択が最良とされます。
- さらに重要なのは、AT派とMT派のいずれであっても、「マウントをとらない」姿勢が重要ですね笑。
下記の記事も参考にしていただけると幸いです。
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ご覧いただきありがとうございました。