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【記事丸わかり】
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目次
デリカミニは日産にOEM供給されるのでしょうか?
デリカミニ(画像:三菱自動車)
【追記】2023年5月25日。ついにデリカミニ発売日です。今年1月13日より予約注文受付を開始していて、昨日(5月24日)までに積み上がった受注は約16,000台とのこと。予約注文のうち、約6割のユーザーが4WDモデルを選択。8割以上のユーザーが運転席側後席電動スライドドアや高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」などがついた上級グレードである「G Premium」「T Premium」を選んでいるとのこと。また、テレビCMに出ているぬいぐるみの名称が「デリ丸。」に決まったそうです。(ベストカー)
【追記】2023年5月16日、デリカミニを製造する水島製作所(岡山県倉敷市)の浜崎所長が報道各社のインタビューに答え、現状約13,000台のデリカミニを受注しているとのこと。年間3万台を製造する予定で、電気自動車のEKクロスEVと同じラインで製造するようです。なお、デリカミニを注文している人は三菱車からの乗り換えが約4割で、他は新たな顧客。(日本経済新聞)
【追記】2023年5月10日、受注10,000台超。三菱自動車加藤社長談。(CARVIEW)
【追記】2023年4月5日時点で約9000台の受注。(auto sport web)
【追記】2023年3月5日時点で約7000の受注、と三菱が発表しました。(日刊自動車新聞)
【追記】2023年2月6日「くるまのニュース」の記事から:予約しているユーザー層は「若い人や小さなお子さまのいる家庭、デリカD:5だと大きすぎると感じる方など」が多い。色はグリーンとブラックの2トーンカラー、プレミアムのターボ車の注文が多い。セカンドカーというよりメインカーとしてデリカミニ1台の人が多い感じ。静岡のディーラーのコメントで、納期は今の予約だと6月あたり、遅くとも今年中には、とのこと。
【追記】2023年1月13日から開始されたデリカミニの予約状況。1月31日時点で約4000台の受注。
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三菱自動車は、初代デリカの発売から55周年となる今年(2023年)、デリカミニを発売すると公表しています。
当初は「初夏」と発表していましたが、2022年11月に「2023年5月」と正式発表しています。
デリカミニがもしも他社にOEM供給されるとしたら、関係の深い日産に供給される可能性が最も高いと思います。ただ、現時点でそうした情報はありません。
パジェロミニの計画がとん挫して・・・
三菱自動車ではパジェロミニの復活を計画していたようですが、最近の情報では開発を断念したようです。(carview)
それに代わることになるのか、正式にデリカミニが2023年5月に発売されます。
デリカミニはどんな車?
デリカミニのティザーサイトには、
DELICA MINIは、デリカのコンセプトである「大切な家族や仲間と過ごす楽しい時間」を、もっと身近に体感できる軽自動車を目指しました。
とあります。
また、
とあります。
4WDモデルは特別仕様
デリカミニはeKクロススペースをベースとして開発された車です。4WDモデルのみekクロススペースより大径タイヤを履かせ、リアサスペンション(ショックアブソーバー)を専用にチューニングしています。
また、4WDの車体はリフトアップされ、悪路走行性を高めています。4WDモデルのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1830mm、ホイールベース2495mmです。
eKクロススペース(4WD)と比べ全高が30mm高くなるようです(まだ確定ではありません)。
グレードは4種
- T Premium(2WD/4WD)(3気筒ターボ)
- T(2WD/4WD)(3気筒ターボ)
- G Premium(2WD/4WD)(3気筒NA)
- G(2WD/4WD)(3気筒NA)
※4WDはVCU(ビスカスカップリング)方式のオンデマンド4WD
※NAもターボもマイルドハイブリッド ※4WD車には大径タイヤ(165/60R15)を装着
となります。
価格
価格帯は約180万~約225万円となるようです。ライバルと目されるタントファンクロスやスペーシアギアよりやや高めの設定です。強気です。
その他の特徴
- リアシートはクラス最大のスライド量である320mm。左右独立でスライド、リクライニング、格納可能。
- 荷室には樹脂製のラゲッジボードやPVC製の後席シートバックを設定。
- 両側スライドドアの開口幅もクラストップレベルの650mm。開閉はキックセンサーでできます。
- 先進運転支援機能「マイパイロット」と「三菱 e-Assist」も設定。
- シートには3Dパターンのはっ水表皮を採用。
- 「ヒルディセントコントロール」を標準装備し、滑りやすい急なスロープなどを安心して下れます。
- 「グリップコントロール」も標準装備し、空転したタイヤにブレーキをかけて、滑りやすい路面での発進を支援します。
- 「サポカーSワイド」相当の装備を標準で搭載しているので補助金が出ます。
- GプレミアムとTプレミアムには自動緊急ブレーキ、前走車追従機能付きクルーズコントロール、車線維持支援機能なども搭載されます。
予約注文者には特典が!
デリカミニの予約注文を発売日前日までにすると、
- コールマン×DELICA MINIコラボLEDランタン
- サイドアンダーデカール(ディーラーオプション)
- 選べるディーラーオプション5万円分(消費税込)
この3点のいずれかをプレゼントしてくれるそうです!!
問い合わせ殺到中!
三菱自動車にはすでに多くの問い合わせが押し寄せているようです。自動車ユーザーの関心は非常に高く、特にヘッドライトのデザインは多くの人を虜にしている模様。
EV化の検討も
また、今後デリカミニをEV化するかどうか、いろんな人の意見を訊きたいと三菱の担当者は話しているようです。
ekクロススペースはフェードアウト
さらに、デリカミニの登場によって、ekスペースは残すがekクロススペースはフェードアウトするだろう、とも語ったようです。※【追記】ekクロススペースは2023年3月末で販売終了です。
ランドローバー・ディフェンダーを思わせるヘッドライトまわり
ディフェンダー110 D240(日本未発売)画像:Wikipedia
デリカミニの画像が公開されてから、多くの自動車ファンが指摘したのが、
「ヘッドライトがランドローバー・ディフェンダーに似ている」
ということでした。
確かにそうですね。ただ、私の個人的な感想としては、デリカミニのヘッドライトまわりからは、精悍さよりも、トロンとした愛らしい印象を受けます。
画像:三菱自動車
デリカミニは、リアのデザインもいいですね。
大デリカであるデリカD:5も近々フルモデルチェンジが予想されていますが、もしも車2台持ちのご家庭なら、まず小デリカ(デリカミニ)を購入し、大デリカの発表を待つ、というのもアリではないかと。
車関連サイトの記事のなかには、今回の小デリカのデザインは次期型大デリカの、いわば「テストケース」となるのでは、という見方もあります。(MOBY)
小デリカの評判がよければ、今後発売される大デリカのデザインも同系統のものになる確率が高いのかもしれません。
いや、デリカミニの目はガメラの目だった!
『ガメラ 大怪獣空中決戦』より
ほらね、そっくりだ!
今日(2023年1月22日)BS12で『ガメラ 大怪獣空中決戦』を観ていて、ガメラが海中で起き上がる時に目を開けたら、その目がデリカミニの目そのものだった。すごい。
デリカミニのライバル車は?
デリカミニは軽自動車です。SUVです。兄貴分のデリカD:5がそうであるようにトールワゴンタイプのSUVです。
したがって、直接のライバルと目されるのは、車体形状の面で、
- タントファンクロス
- スペーシアギア
- N-VAN
といった車たちですね。
しかし、SUVという面では、
- タフト
- ハスラー
も強力なライバルになりそうです。
OEM供給されるとしたら日産が最有力
誰でも予想できることですが、デリカミニがもしも他社にOEM供給されるとしたら、関係の深い日産自動車になる可能性が高いと思います。
三菱と日産とのあいだには、OEMというより「共同開発車」という位置づけのようですが、
- eKワゴン ⇔ デイズ
- ekスペース ⇔ デイズルークス
- ekクロスEV ⇔ サクラ
といった前例があります。
三菱デリカミニが日産にOEM供給されて、新たな名称の軽自動車が発売される可能性はかなり高いのではないでしょうか。
OEM車のメリット・デメリット
ここで、OEMについて一般論を。ある車がOEMとして供給された場合、その供給先で車を購入する人にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょう。
つまり、もしもデリカミニが日産にOEM供給された場合、三菱のディーラーでデリカミニを買うのではなく、日産のディーラーで〇〇〇を買うことに、どんなメリット・デメリットがあるかという話です。
(OEMのメリット)
- 本家のディーラーで買うより値引き額が大きくなる:OEM供給を受けた側は在庫を極力置きたくないので、早く売り抜きたい。
- 本家より納期が早い:これも上記と同じ理由。
- 本家にはない独自のオプションが設定される:お買い得度が増すケースがしばしばある
- 自分の好きなメーカーロゴの車に乗れる:「三菱のロゴより日産のロゴの方が格上に見える」などなど。※私はそう思いませんけどね
(OEMのデメリット)
- リセールバリューが落ちる:借り物のブランドであるため、買取価格が安くなる傾向にある。
- 「恥ずかしい」とか「ダサい」とか言われる:「実際は他所の車なのに、なんでわざわざそんな車に乗ってるの?」と揶揄されがち。
ズバット車買取比較 |
まとめ
2023年5月にデリカミニが発売されますが、他社にOEM供給されるかどうかは、まだ未定です。
ですが、もしもOEMがあるとすれば、すでに関係の深い日産自動車になる確率が高そうです。
デリカミニにはすでに多くの問い合わせが寄せられていて、自動車ユーザーの関心が高いことがうかがわれます。
私見で恐縮ですが、とにかく「目」がポイントですね。早く実物を見たいです。
ご覧いただきありがとうございました。