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【記事丸わかり】 ※アルトの派生車種であるアルトワークスは2021年12月販売終了しています。
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【プチ調査】アルトワークスは値上がりで生産終了?新型出ないの?次期型の発売時期は?ツインターボ搭載?怖い噂とは?
画像:スズキ
2021年に新型アルトが発売されて以降、次期型アルトワークスの発売時期を予想する記事が多く出ています。しかし、さまざまな情報が錯綜し、混乱してしまう人もいるでしょう。
この記事では、次期発売が期待されるアルトワークスについて、みなさんの疑問を解消します。
この記事で分かること
- アルトワークスは値上がりで生産終了?
- 新型出ないの?
- 次期アルトワークスの発売時期は?
- ツインターボが搭載されるって本当?
- アルトワークスの「怖い」噂とは?
このような疑問をスッキリしていきましょう!軽スポーツカーの快適な走りを楽しみたい方は、ぜひ、読み進めてくださいね。
アルトワークスの中古車価格
巷では、「アルトワークスの価格が爆上がりしている」という噂です。2023年1月現在、アルトワークスの中古車価格はどうなっているのでしょうか?
大手中古車ショップの価格を比較します。
中古車ショップ | 登録台数 | 価格 | 高価格帯の年式・走行距離 |
ガリバー | 22台 | 74.8万8~159.8万円 | 2017年式/4.3万km |
グーネット | 562台 | 9万~248万円 | 2016年式/4.4万km |
カーセンサー | 122台 | 10万~129万円 | 2000年式/3.2万km |
MOTA | 138台 | 9.9万~188万円 | 2021年式/2万km |
※2023年1月23日時点
走行距離が少なく状態の良いものは、新車とそれほど変わらない価格です。(※独自カスタム車は除く)
2021年12月販売終了時のアルトワークスの新車価格が150万~168万なので、一部では確実に値上がりしていることが分かります。
アルトワークスの値上がりの原因
こちらの章では、アルトワークスの値上がりの原因を検証します。
値上がりの原因①新型アルトのフルモデルチェンジ
2021年12月、新型アルトがフルモデルチェンジされました。もともとアルトワークスは軽自動車アルトの派生車です。
そのため、新型アルトが出ると、旧型アルトワークスがなくなるのでは?と予測され、先代モデルの中古価格が値上がりする傾向にあります。
値上がりの原因②貴重な車種
アルトワークスは、一定数の販売シェアがあります。そのため、新車ユーザーがなかなか手放さない貴重な車種であることも、値上がりの原因のひとつ。
新型出ない、中古市場での個体数が少ないという理由が重なり、アルトワークスの価格が高騰しています。
値上がりの原因③コロナ禍で中古車需要が高まる
コロナの感染拡大や世界的な半導体不足によって、自動車メーカーの納期遅延が長期化しています。特に人気車は、受注停止や納車までに1年かかることも。
そのため、中古車に人気が集まっていることも価格が高騰する理由です。
値上がりの原因④生産終了と言われている
一部の情報では、「アルトワークスは生産終了する」と言われています。そのような声が広がり価格が上昇していると考えられます。
新型出ないの?次期型の発売時期は?
アルトワークスの値上がりの原因に、「生産終了」があげられます。また、SNSでは、
- 新型出ないの?
- 発売時期はいつ?
- 次期型にはツインターボが搭載されるって本当?
といった投稿が見受けられます。
こちらの章では、アルトワークスの生産終了や発売時期、ツインターボ搭載について詳しく解説します。
アルトワークスの生産終了について
ネット上のいくつかのサイト(中古車サイト・ブログなど)では、アルトワークスの次期型に関して以下の投稿が見られます。
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というもの。つまり、次期型は出ないという意味ですね。また、生産終了の理由は、
- 衝突安全機能と燃費性能、騒音対策に対応できないため
- 工場稼働の問題や半導体不足の影響で納期が不透明になったこと
とされています。
しかし、これらの生産終了に関する情報は、スズキ自動車が公式で発表しているものではありません。また、新型が出ない理由に、スズキの技術面の問題があげられていますが、これについても根拠がありません。
次期アルトワークスの発売について
次期アルトワークスの発売時期についても、2022年までに発売されるのでは?という記事をいくつか見かけましたが、ご存じのように実際には出ませんでした。
公式でも発売時期については明言されていないので、スズキ自動車から正確な情報が出るのを待つしかないようです。
次期アルトワークスはツインターボ搭載?
ツインターボとは、エンジンに空気をより沢山送り込むターボがふたつ(ツイン)であることから、「ツインターボ」と呼ばれています。
ツインターボ搭載車は、多気筒エンジンにおいてアクセルペダルを踏み込んだ時に加速の遅れを抑え、高回転域までエンジンを回して加速させる役割があります。かつて、高性能な車の売り文句に「ツインターボ搭載車」という時代もありました。
【ツインターボ車5選】
- トヨタマーク2・クレスタ・チェイサー(1984年)
- 日産フェアレディZ(1989年)
- 三菱GTO(1990年)
- マツダRX-7(1991年)
- スバルレガシィ(1993年)
そんななかで次期アルトワークスにはツインターボ搭載を期待する声があがっています。こちらに関しても公式アナウンスはされていません。
近年ではエコカーの導入により、ツインターボ搭載車も減少傾向です。しかし技術が進化し、ツインターボを搭載していない車でも、パワーが出せる車種が増えているのも事実です。
【直近のツインターボ搭載車】
- GT-R
- NSX
- BMW M4
「怖い」の声は何?
アルトワークスは新作出ないのかな?と調べていると、検索窓に「アルトワークス 怖い」といった関連キーワードが出てきます。ちょっと気になる「怖い」という噂。
どんなことに対して「怖い」と言われているのか、調査しました。
軽すぎて怖い
- 86psのアルトワークスいいなー。軽すぎて怖いけど(参照URL)※どの車両を指しているのか不明
軽のMTが怖い
アルトワークスのMT車乗ったけど、軽のMT怖い半クラッチどこですかーって(参照URL)
いっぱいいて怖い
- 秋吉台行ったらアルトワークスいっぱいいた怖い(参照URL)
値上がりすぎていて怖い
- スズキアルトワークス値上がりすぎだろ怖い怖い怖い(参照URL)
速すぎて怖い
久々にアルトワークスで長距離乗ったけど速くね?普通に加速して怖いんだけど。(参照URL)
「怖い」という言葉は、マイナスの意味ではなく、
- 加速が速すぎる
- 車体が軽い
このように、いい意味の「怖い」を使用している方が多い印象です。
こちらでは、この「怖い」情報をもとに、アルトワークスの歴史と魅力をお伝えします。
アルトワークスの歴史
アルトワークスの初代が登場したのは1987年、
2代目…1988年~1994年
3代目…1994年~1998年
4代目…1998年~2000年
5代目…2015年~
アルトワークスは、フルモデルチェンジを繰り返しながら2000年まで切れ目なく世代交代をして来ました。そして、2000年代に入り、一旦幕を下ろします。
そのころ生産終了では?新型出ない?といった噂もありましたが、2015年になってから約15年ぶりに再登場しています。
歴史を振り返ると、このように時間をあけてフルモデルチェンジされたパターンもあったので、今後に期待したいですね。
アルトワークスの魅力
アルトワークスの歴史の中でも、話題になっていたのが初代モデルです。初代アルトワークスは、3気筒4バルブDOHCインタークーラーターボエンジンが搭載され、エンジンパワーは78psとかなりの高出力を記録しています(78psは開発時の数値)。※しかも当時の軽自動車の排気量は550㏄(今660cc)
しかし、この状況を見かねた運輸省は、「過度の馬力は、違反や交通事故増加につながる」として軽自動車の最高出力を64psとする実質的な出力規制を設けました(形式的にはメーカーの「自主規制」)。
つまり初代アルトワークス発売時には64psだったということです。
このように出力規制のきっかけを作るほど、『怖いくらいの加速』が話題となりました。
アルトワークスのコンセプトは「クルマと共鳴しながら並走する快感」としています。5代目アルトワークスの車体重量は670kgと軽量化の効果もあり、軽自動車とは思えない切れ味の鋭い走りが楽しめるのも魅力です。※現行の9代目アルトは710kg
まとめ
「アルトワークスは値上がりで生産終了?新型出ないの?次期型の発売時期は?ツインターボ搭載?怖い噂とは?」というテーマに基づき、さまざまな疑問を解消しました。
2021年に登場した新型アルトには、2023年1月現在、新型アルトワークスの設定はありません。そのため、アルトワークスがなくなってしまうことが懸念され、中古市場も値上がりしています。
もし、アルトワークスが欲しいとなったら、今しかないかもしれません。しかし、購入後次期型アルトワークスが登場する可能性もあるでしょう。
そんな情報を待っているうちに、年月はどんどん経過してしまいます。今、あなたが欲しいと思ったその時が買い時ではないでしょうか?
軽自動車でありながら、スポーツカーのような走りを体感できる「アルトワークス」。納得のいく一台が見つかることを願っています。
ご覧いただきありがとうございます。