ハンドルのセンターにずれ|許容範囲ってどれくらい?

ハンドル・センター・ずれ・許容範囲

ハンドルのセンターがずれていることって、実はけっこうあることです。中古車を購入したらずれていた、縁石でタイヤをこすったらずれた、タイヤ交換したらずれた、ステアリング交換したらずれていた、なかには、新車のハンドルがずれていることもあります。

では、どのくらいのずれなら許容範囲で、どのくらいから修理対象になるのでしょう?

これに対する答えは、何ミリとか何度という客観的な答えは存在しないと思います。要は、ドライバーの感覚の問題です。

そして、ハンドルのずれは非常に重要なので、軽く考えない方がいいです。納得するように調整してください。

ハンドルのセンターにずれ|許容範囲ってどれくらい?

地震や違法建築で家の床がほんの少し傾いてしまいビー玉が転がっていく映像をご覧になった方もいらっしゃると思います。こういう家に住んでいると、様々な心身の不調が発生することが知られています。

車のハンドルもそうです。ハンドルを時計に見立てた場合に、真っ直ぐ直進する際にハンドルが12時ちょうどの位置にない車は、いずれドライバーの心身に悪影響を与えます。

だから、ハンドルのずれに神経質になるのは当たり前で、

ちょっとずれているからって、車屋さんに修理を依頼すると、なんだかクレーマーのように思われないだろうか

となかには心配する方もいらっしゃるでしょうが、それは余計な配慮です。

ハンドルのセンター出しは超重要事項です。

曲がっているな。ずれているな

と感じたら、その違和感が解消されるまで調整すべきです。放置しないでください。すごく大事なことです。

センターがずれる原因はさまざま

ハンドルのセンターがずれている場合、どの時点でそのずれに気づいたのでしょう?

たとえば、下記のようなケースがあると思います。

  1. 中古車を購入して最初にその車を走らせた際にセンターがずれていた
  2. 新車を購入して最初にその車を走らせた際にセンターがずれていた
  3. カー用品店で社外品のステアリングに交換して、いざ走らせたらセンターがずれていた
  4. カー用品店でタイヤ交換して、いざ走らせたらセンターがずれていた
  5. 車検終了後に車を走らせたらセンターがずれていた

こうしたケースでは、100%クレーム対象になり、無償でセンターのずれを修理してくれるはずです。

わたしも車検に出した車を取りに行って、家に帰る途中でハンドルのずれに気づき、後日無償で修理してもらった経験があります。

上記5つのケースでは、ほとんどのケースでアライメント調整は問題ないはずです。車検のケースなどは、アライメントを調整したからこそ、その結果としてハンドルの位置がずれた、と考えるべきです。

いずれにしても、こうしたケースでは、ごく単純にステアリングの受け軸とステアリングの噛み合わせがずれているだけです。

いったんステアリングを外し、角度を変えてまたはめ込む。これで完了です。

足回りの調整が必要なケース

ハンドルのセンターがずれている場合、足回りの調整をしないと解決しないケースもあります。

どんなケースがこれに該当するかは、簡単にテストすることができます。

  1. 車が直進する位置にハンドルを固定します:この際、ハンドルはセンターからずれているのですから、当然「5分」あるいは「55分」に近い位置にセンターがくる
  2. そのまま車を走らせる:ハンドルのセンターが中心からずれた状態で走らせる

これをやってみて、ハンドルがセンターからずれたその位置にとどまったまま車が直進し続けたら、足回りには問題がなく、ハンドルの取り付け方だけが悪かったという結論になります。

しかし、ハンドルがセンターからずれた位置にとどまっているにもかかわらず、車が右寄りにあるいは左寄りに切れていったら、これはたんにハンドルの取り付けの問題ではなく、足回りに問題がある証拠です。

では、足回りのどこに問題があるのでしょう?

  1. タイヤの空気圧が左右で大きく異なっている
  2. 4輪のいずれかのタイヤのトー角が他のタイヤと異なっている:トー角とは、車を真上から見下ろした際、進行方向に向かってタイヤが内股になっているか外股になっているか、その角度のことです。最近、縁石等にタイヤを強く当てたことがありませんか?
  3. ブッシュ類、ロアアーム、スタビライザー、タイロッドエンド等の経年劣化:ある時ふっとハンドルのずれに気づくようなケースでは、こうした足回りの経年劣化によりずれが生じている可能性が高いです。

まとめ

  1. ハンドルのセンターがずれている場合、どのくらいなら許容範囲かという客観的指標はない
  2. ずれていると感じたら、その違和感は必ず解消しなければならない。放置すると心身に悪影響を及ぼす
  3. センターのずれは、大別すると2種類あって、ただ単にハンドルの取り付け方がずれている場合と、足回りの補修が必要な場合がある
  4. 原因が何であれ販売店側のミスによるずれなら無償で修理してもらえる
  5. 自分の運転ミスや経年劣化が原因でずれが生じた場合は有償の修理となる

下記の記事も参考になさってください。

    ご覧いただきありがとうございました。

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元保険代理店代表です。現在はブログ記事作成を日課にしています。自動車保険の記事が中心ですが、その他クルマに関するお役立ち記事に取り組んでいます。今月も「役に立つ記事」だけを目指して頑張ります。