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ekクロススペース生産終了しデリカミニへバトンタッチ。ekクロスは継続。

画像:Wikipedia

三菱自動車は、2023年1月に軽のスーパートールワゴン・ekクロススペースの生産終了を発表しました。
すでに2022年11月に後継となるデリカミニがティザーサイトで公開された際に、終了の話は出ていましたが、この度正式に発表されました。
デリカミニは2023年5月から販売開始されますので(予約は1月から受付中)、ekクロススペースの販売はそれまで継続されると思います。
ekクロススペースのHPには、下記のメッセージが記載されています。
eKクロス スペースは生産終了のため、ボディカラー、オプションなどがお客様のご希望に添えない場合がございます。詳しくは営業スタッフへお問い合わせください。
おそらく、在庫のみの販売となるのではないでしょうか。
2020年に出たばかりだった
ekクロススペースは、2020年2月6日にekスペースが2代目にフルモデルチェンジされたタイミングで公式デビューしています。
わずか3年ほどで終了ということになります。私個人としては、特に思い入れがある車ではありませんでしたが、一自動車ファンとしてなんだかさみしい気持ちになります。
ekクロスは継続

画像:Wikipedia
なお、ekクロススペースのベース車であるekクロスは、電気自動車ekクロスEVと共に今後も生産・販売が継続されます。
デリカミニにバトンタッチ

画像:三菱
ekクロススペースは生産終了になりますが、ekクロススペースをベース車両として開発されたデリカミニが後を引き継ぐことになります。
デリカミニのサイズはekクロススペースとほぼ同じで、同じ4WD同士で比較すると、全高が30mmデリカミニの方が高くなるようです。
(デリカミニのサイズ)
全長3395mm×全幅1475mm×全高1830mm |
また、何と言ってもエクステリアのテイストが大きく異なります。ekクロススペースも堂々とした押し出しのあるフロントマスクですが、デリカミニは「アウトドア」「オフロード」といったイメージを前面に出したスタイルです。
ですから、街乗りメインで考えている人は、まだ在庫が残っているうちにekクロススペースを購入するという選択肢もあるのではないでしょうか。
ただし、子育て中で車選びをしている方の場合、デリカミニのデザインが嫌でなかったら、デリカミニでも十分実用性を備えていると思います。
デリカミニのシートは撥水性を備えた生地ですし、リアシートの裏側、つまり荷室側の素材も泥汚れに強いものを使用しています。
車の中で赤ちゃんのオムツを替えたり、何かと出てくる汚れ物を荷室に押し込んだりする使い方も気兼ねなくできますよ。