トー調整|左に流れる場合・右に流れる場合|工賃は?

トー調整・左に流れる・右に流れる

トー調整|左に流れる場合・右に流れる場合|工賃は?

トー調整とは

タイヤとボディーの取り付け角度には3種類あって、トー角・キャスター角・キャンバー角の3つです。

トー角とは、車を真上から見下ろした場合に、進行方向に向かって左右のタイヤがまっすぐ平行に並んでいるか、内股気味になっているか、がに股のようになっているか、その角度のことです。

一般的な乗用車ではやや内股気味になっています。これをトーインと呼びますが、直進安定性を持たせるためです。ただし、内股気味といってもそれはほんのわずかな角度にすぎず、肉眼で分かるほどの角度ではありません。

車検の検査項目に「サイドスリップ」という項目があり、これは横滑り量のことですが、具体的にはトー角をみる検査です。つまり、サイドスリップ調整=トー調整、です。

車がまっすぐ走るかどうか」の検査です。

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示第91条で定められているサイドスリップの基準値は、1m走行する間の横滑り量が±5mm以内であることが適合条件です。

これを1kmに換算すると±5mとなります。

直進性のブレがこの範囲に収まっていればサイドスリップ検査はクリアできます。

なお、上記「保安基準の細目を定める告示」の文言には、前輪を検査するのか後輪を検査するのかあるいは4輪を検査するのかは明示されていません。しかし、実際には、検査で基準を超える横滑り量がある場合は前輪のトー角を調整しています。

けれども、車検に合格したからと言ってその車の横滑り量が完ぺきとは限りません。車検に合格した車であっても、運転していて車が左に流れるとか右に流れるといった症状が出ることもあります。

そういうケースでは、より完璧な直進性を確保するために、後輪のトー角も含めてチェックし、調整する必要があります。

トー調整の工賃

トー調整は1ヵ所に付き2,500円~3,000円ほどかかります。

けれども、疑わしい箇所を一箇所調整し、それで完璧な直進性が得られればいいのですが、結局4輪すべてを微調整したり、後輪の2か所の調整だけでOKだったりすることもあり、ケースによって5,000円~6,000円または10,000円~12,000円の工賃になったりします。

さらに言うなら、車が左に流れたり右に流れたりする症状がトー角の狂いだけが原因とは限りません。いろいろやってみて、結局は4輪のアライメント(トー角・キャンバー角・キャスター角)の調整が必要になることもあり、その場合は20,000円~30,000円になることもあります。

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ご覧いただきありがとうございました。

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元保険代理店代表です。現在はブログ記事作成を日課にしています。自動車保険の記事が中心ですが、その他クルマに関するお役立ち記事に取り組んでいます。今月も「役に立つ記事」だけを目指して頑張ります。