バーグマン400大解剖:ツーリング・最高速・欠点・加速・高速道路・重い・足つきを検証!

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バーグマン400大解剖:ツーリング・最高速・欠点・加速・高速道路・重い・足つきを検証!

スズキ・バーグマン400:SUZUKI

バイク愛好者にとって、選ぶ一台はただの移動手段ではありません。それは、自分のライフスタイルや価値観を表すアイテムでもあります。今回は、多くの人々から注目を集めているスズキの「バーグマン400」に焦点を当て、その実力や魅力、注意点まで徹底的に検証します。

本記事では、バーグマン400のスペックや価格はもちろん、ユーザーレビューから読み取れる肯定的・否定的な面も解析。さらに、高速道路での性能、ツーリングにおける使い勝手、足つき感まで、多角的に魅力と課題を紐解いていきます。

もしバーグマン400に興味を持っているなら、この記事はあなたの購入判断の一助となるでしょう。

どんなバイク?

スズキ・バーグマン400は、399ccのビッグスクーターです。高級感のあるスタイリングと、トルクフルな走りが特徴で、ツーリングや街乗りなど、幅広いシーンで活躍するバイクです。

399ccの水冷単気筒エンジン、最高出力は29ps、最大トルクは35Nmを発揮します。

WMTCモード値は25.2km/Lで、燃料タンクは13Lなので、計算上は満タンで約328km走ります。

スペック

バーグマン400の主要諸元です。

スペック項目詳細
車名バーグマン400
型式8BL-DU11N
フレーム形式パイプアンダーボーン
全長 / 全幅 / 全高2,235mm / 765mm / 1,350mm
最低地上高125mm
シート高755mm
エンジン種類K432 ・水冷 ・ 4サイクル ・ 単気筒 / DOHC ・ 4バルブ
総排気量399cm³
最高出力21kW〈29PS〉 / 6,300rpm
最大トルク35N・m〈3.6kgf・m〉 / 4,900rpm
燃料タンク容量13L
乗車定員2名
トランスミッション形式Vベルト無段変速
車両重量218kg
燃料消費率(国土交通省届出値)27.2km/L(60km/h)2名乗車時
燃料消費率(WMTCモード値)25.2km/L(クラス3、サブクラス3-1) 1名乗車時
最小回転半径2.7m

価格

Suzuki Burgman400 ABSの価格です。※2023年10月時点

847,000円(税込)

否定的・ネガティブなレビューをご紹介

この記事のテーマは「バーグマン400大解剖:ツーリング・最高速・欠点・加速・高速道路・重い・足つきを検証!」です。

検証するには材料が必要です。

まず、バーグマン400に関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。


  • パワーが不足しており、最高速勝負で250ccスクーターとほぼ互角になることが不満。
  • シートが硬く、長時間のライディングでSiriが痛くなりやすい。
  • ローギアードのため、巡航時の回転数が高くなりがちで、プーリーセッティングなどで対策が必要。
  • フロントの小物入れの蓋に鍵が欠けており、セキュリティに不安を感じる。
  • サスペンションがやや硬く、調整が難しい位置にダイヤルがある。
  • 250ccスクーターに比べて約30キロも重い(約218キロ)。
  • 社外品パーツがほとんど入手できない。

 

  • 社外パーツの選択肢が非常に限られている。
  • ヨシムラのマフラーなど、社外品が不足している。
  • 180キロメータの最高速度は必要なく、140キロ程度で充分であると感じる。
  • キーレスエントリー機能がないことに不満がある。
  • 前期モデルにあった白いカラーオプションがなくなったことが残念。
  • マットカラーが好みではないため、選択肢が限定されてしまった。
  • シート下収納スペースは縦長になり、以前のモデルに比べて容量が減少したと感じる。
  • 排ガス規制によるパワーダウンやツインプラグ仕様への変更が不満。
  • 前期モデルの車名である「スカイウェイブ」が好きで、新しい車名に違和感を感じる。

 

  • ハンドル直下の小物入れに鍵がかからない。
  • エンジンパワーがもう少し欲しい。
  • サイドスタンド状態でのアイドリングができない。
  • カスタムパーツが少なく、特にマフラーの選択肢が限られている。
  • アイポイントが若干低めに感じる。
  • 給油キャップの取り付けが若干イライラする。
  • 外気温計の精度に問題がある。
  • 社外パーツの選択肢が限られている。

 

  • 自動遠心クラッチの反応が鈍い。
  • 音の割に若干パワーが足りない。
  • 全長が長い。
  • 垂直エアバルブは操作しにくい。
  • フロント小物入れに鍵がかからない。
  • 履かせられるタイヤが少ない。

 

  • カスタムパーツが少ないため、個性を出すのが難しい。
  • センタースタンドがなく、整備性が悪い。
  • サイレンサー部と干渉するため、メンテナンススタンドが使えない。

 

  • 狭い駐車場での取り回しが難しく、坂道や傾斜のある場所では神経と体力が必要。
  • 重さが約200kgを超えるため、小柄なライダーにとっては操作が困難。
  • 高速道路での走行は安定しているが、低速域でのトルク不足が感じられ、出足が鈍い。
  • 純正以外にマフラーオプションがないため、音質に不満を持つ人も多い。
  • 道路のつなぎ目でのショックが感じられ、路面の凹凸に敏感。
  • 燃費は十分ではなく、航続距離が短いと感じる。
  • 価格が高く、競合車種と比較するとコストパフォーマンスが低い。

 

  • 発進時にもっさりとした感じがあり、スロットルを開けないと動かない。
  • スロットルオフで急にニュートラルに入ることがあるため、違和感を感じることがある。
  • コーナリング時にリーンを作りにくく、シートに体重をかけても傾きにくい。
  • 前後重量配分がリア寄りで、ハンドリングが軽い割にフロントタイヤのグリップが不足している感じがある。
  • タイトコーナーでアンダーステアになりやすい。
  • ラジアルタイヤではなくバイアスタイヤしか選択肢がないため、グリップ力の向上が難しい。
  • ブレーキレバーの位置が遠く、角度調節ダイヤルがないため、コントロール性が劣る。
  • 標準のブレーキレバーは手のデカイ欧米人向けで、日本人には不便。
  • 高速道路の上り坂で初めてエンジンパワーが感じられるため、発進時や低速域でのレスポンスが不十分。

 

  • 全長が長いため、狭い場所での切り返しに苦労することがあります。
  • センタースタンドのアームが短く、起こしにくいです。体重の軽い人は起こすのが難しいかもしれません。
  • 街中でのストップ&ゴー走行時には自動遠心クラッチが発進のたびに回す必要があり、燃費が悪化することがあります。
  • ベルトドライブの伝達ロスがあるため、燃費に影響があると感じることがあります。

上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果

バーグマン400の上記レビューから多くの情報が得られますが、主な課題は以下のように分類できます。

  1. パフォーマンスと快適性: エンジンパワーが不足しており、高速道路ではトルクが足りないという声が多い。さらに、シートやサスペンションが硬く、長時間の走行に適していない。
  2. 操作性とメンテナンス: サイズと重量が大きいため、狭い場所や坂道での操作が困難。センタースタンドがなく、メンテナンスも難しいとされています。
  3. カスタムとパーツ: 社外パーツやカスタムオプションが非常に限られている。マフラーの選択肢も狭まっている。
  4. 機能と装備: キーレスエントリーがない、収納スペースが少ない、燃費が不十分など、日常使いに必要な機能が一部欠けている。
  5. 価格とコストパフォーマンス: 高価格であり、競合車種と比べてコストパフォーマンスが低いとの意見があります。
  6. その他: 車名の変更、カラーオプションの減少、外気温計の精度問題など、細かいながらもユーザーにとって気になるポイントが多い。

総まとめとして、バーグマン400には操作性とパフォーマンス、カスタム可能性に関する課題が多く見られます。このような点が改善されれば、より多くのユーザーから支持を受ける可能性が高いと言えます。

肯定的・ポジティブなレビューをご紹介

次に、バーグマン400に関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。


  • 通勤メインの使用において、収納に関してはGIVIのリアボックスを使用して対応しており、通勤に便利で格好良いと感じる。
  • ショップでの展示車の納期が早かったため、待たずに購入できたことがありがたかった。
  • 車体がスリムになり、スタイリッシュなデザインが気に入っている。
  • 足付きがよく、取り回しが容易である。
  • シャープなスタイリングとコンパクトな車体が気に入っている。
  • 機械式鍵が採用されており、電子ギミックの不具合に悩まされない。
  • レギュラーガス対応であることが良いと感じる。

 

  • 乗車姿勢が楽で、長距離ツーリングでも疲れにくい。
  • 足付きが良く、信号停車などで不自由しない。
  • 中低速トルクが豊富で、加速が素早い。
  • ハンドルバーの位置が適切で、長時間のライドでも快適。
  • シート下の荷室が広く、2泊3日のツーリング用の荷物が収納できる。
  • デザインが秀逸で、ヨーロッパでも高く評価されている。
  • パーキングブレーキの使い勝手が良く、操作が簡単。

 

  • 足付き性が良い。
  • 厚めのシートクッションで尻が痛くなりにくい。
  • クラッチ操作不要。
  • シート下スペースが広い。
  • ベルトドライブでメンテナンスの手間が少ない。
  • レア車なので被ることがない。

 

  • 外観がスマートで野暮ったさがなく、高級感があり、灯火類がLED化されている。
  • シート下スペースが広く、フルフェイスヘルメットやリュックが収納可能。
  • パーキングブレーキやヘルメットを引っ掛けるフックが便利。
  • 直進安定性が高く、高速道路での走行が安定している。
  • ブレーキが前後ディスク式で制動力が十分。
  • 高速道路での上り坂でもしっかり加速し、CVTによるシームレスな加速が気持ち良い。
  • 低速からのアクセルのオン・オフに敏感なエンジンがあり、加速が快適。
  • 乗り心地は小さな振動を吸収するサスペンションとタイヤが乗用車のようで快適。
  • タンデムやキャンプなどの活動にも対応する広いシート下スペースが便利。
  • 外観のデザインがシュッとしており、高級感を演出している。

 

  • 足付き性が非常に良く、安定感がある。
  • DCTの性能が高く、のんびりと走ることができる。
  • 高速道路でも快適に走行でき、長距離ツーリングに向いている。
  • ビッグスクーターとしての使い勝手が良く、街乗りから峠道まで対応できる。
  • 人気が高く、待ち時間があるが待つ価値がある。

 

  • ハンドルの位置やバーエンドの角度が調整されており、長時間の走行でも手首が疲れにくいです。
  • シートのクッション性が良く、座面の広さも快適です。
  • シート高が低く抑えられており、カットフロアボードがあるため、足つきが良好で安心感があります。
  • ツーリング向けに設計された純正アクセサリーが用意されており、長距離走行に便利です。
  • 高速道路での利用に適しており、ツーリング用途として十分な出力と乗り心地がある。

上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果

バーグマン400に関するレビュー内容から見て取れる主なポイントは以下の通りです。

  1. デザインと機能性: 多くのレビューでスタイリッシュな外観と高級感が指摘されています。また、シート下の収納スペースの広さや、LED灯火類も評価されています。
  2. 乗り心地と操作性: 乗車姿勢が楽で、長距離ツーリングでも疲れにくいと評価されています。足付き性、シートのクッション性、ハンドルバーの位置など、細かい点でもユーザーにとって使い勝手が良いとされています。
  3. パフォーマンス: 中低速トルクが豊富で加速が素早いといったエンジン性能が評価されています。また、高速道路での直進安定性や制動力も高く評価されています。
  4. 燃料とメンテナンス: レギュラーガス対応であることや、ベルトドライブの採用によるメンテナンスの手間の少なさが好評です。
  5. 安全性と信頼性: 機械式鍵の採用や前後ディスク式ブレーキが、安全性と信頼性に寄与していると評価されています。
  6. 多目的性: 通勤はもちろん、2泊3日のツーリングやタンデム、キャンプなど、多様な用途での使用が可能であるとされています。
  7. 希少性: レア車であるため、同じ車に出くわす確率が低いという点も一部のユーザーから評価されています。

以上の要点から、バーグマン400はデザイン、乗り心地、パフォーマンス、多目的性に優れ、燃料やメンテナンス面でも利点が多いという評価が一定数見られます。

「ツーリング」「最高速」「欠点」「加速」「高速道路」「重い」「足つき」を重点的に分析

この記事のテーマは「バーグマン400大解剖:ツーリング・最高速・欠点・加速・高速道路・重い・足つきを検証!」というものです。

テーマの重点項目である「ツーリング」「最高速」「欠点」「加速」「高速道路」「重い」「足つき」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。

項目内容

ツーリング

  • シートが硬く、長時間のライディングで痛みが出やすい。サスペンションも硬め。
  • 長距離ツーリングでも疲れにくい。純正アクセサリーがツーリングに便利。

※レビューの数では、ツーリング向きと評する意見が大多数です。

最高速

  • 250ccスクーターとほぼ互角、出足や低速域ではトルク不足。
  • 高速道路での上り坂でもしっかりと加速。

※最高速の数値に言及しているレビューはありませんでした。ほとんどのレビュアーは高速道路での動力性能に満足感を示しています。

欠点

  • 社外パーツが少なく、セキュリティに問題あり。高価でコストパフォーマンスが低い。フロントの小物入れに鍵がない。

※細かな不満点がけっこうな数寄せられています。メーカーさん、改善してください。

加速

  • 発進がもっさりと感じられ、自動遠心クラッチの反応が鈍い。
  • 中低速トルクが豊富で、加速が素早い。CVTによるシームレスな加速。

※発進加速に不満を持つ人はほんの一部で、ほとんどの人は高く評価しています。

高速道路

  • 高速道路での走行は安定しているが、上り坂でエンジンパワーが不足。
  • 高速道路での走行が安定している。直進安定性が高い。

※大多数のレビュアーが高速走行を高く評価しています。

重い

  • 約218キロと重く、小柄なライダーや狭い駐車場では操作が困難。

※ライダーの体力や体格によって評価が分かれる部分です。

足つき

  • 全長が長く、前後重量配分がリア寄りで足つきが不安定。センタースタンドが起こしにくい。
  • 高い足付きがあり、取り回しが容易。シート高が低く、足つきが良好。

※これも体格によって評価が分かれますが、多くは「足つきがいい」という声です。

レビューサイトの平均評価点のご案内

バーグマン400が有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。

レビューサイトを参考にする際、「平均評価点」というのはとても重要な指標です。項目別のレビューなどいくら並べ立てても、実はバイク選びにはあまり参考になりません。

バイクのような趣味性の強いモノは、「いろいろ言うべきことはあるだろうが、結局のところ好きなのか嫌いなのか」、そこが最も知りたいところであり、「平均評価点」はこれを知る近道です。

※2023年10月14日時点

上記平均評価点の分析結果

各レビューサイトによるバーグマン400の平均評価点は、みんカラが4.36点、価格コムが4.08点、ウェビックが3.90点となっています。この数値から考察できることは以下の通りです。

みんカラ:4.36点(5点満点)

  • 背景: みんカラはカーライフやバイクライフの実体験に基づいた情報が多く、一般の愛好者が多く利用する。
  • 分析: 高評価であり、多くの一般ユーザーから支持を受けていることがわかる。趣味性の強いアイテムにおいては、一般の愛好者の評価が高いというのは大きなメリット。

価格コム:4.08点(5点満点)

  • 背景: 価格コムは製品の価格比較を主体としており、購入を検討している層が多い。
  • 分析: 比較的高い評価であり、購入を検討する段階での評価も安心できる水準。ただし、みんカラよりは若干低い評価であるため、価格面での懸念が影響している可能性も考えられる。

ウェビック:3.90点(5点満点)

  • 背景: ウェビックはバイク専門のECサイトであり、多くの専門家や熟練したライダーが利用している。
  • 分析: 評価は他のサイトよりもやや低め。専門家や熟練者から見た場合、一部の機能や性能に不満を感じるケースがあるのかもしれない。

総合分析

全体として見ると、バーグマン400は一般的には高評価を受けているが、専門家や熟練者からはやや厳しい評価を受けている可能性がある。このことから、バーグマン400は一般ユーザーには非常に魅力的なバイクであるが、プロの目線で見ると改善点も存在すると考えられます。

ライバル車とその特徴

バーグマン400のライバル車とその特徴をまとめました。400ccクラスのスクーターはあまりないので、近いモデルに絞りました。

車名特徴
Yamaha XMAX
  • 249cc。715,000円。
  • 万能スクーター。

⇒⇒レビュー記事

Honda Forza
  • 249cc。691,900円。
  • 万能スクーター

⇒⇒レビュー記事

どんな人におすすめ?

バーグマン400がおすすめの人物像をまとめました。

おすすめの人物理由
ツーリング愛好者高い燃費効率と快適な乗り心地が長時間の運転をサポートします。
通勤・通学者容量の大きい収納スペースで荷物やヘルメットが楽に運べます。
リターンライダー低い座席高と安定したハンドリングで、運転が容易です。
初心者扱いやすい操作性と安全装備が、運転スキルの向上を助けます。
都市居住者比較的コンパクトなサイズと良好な機動性が、狭い道でも使い勝手がいいです。
小柄な人足つき性が他のバイクよりいい。レブル250はちょっと、という人に最適。

バーグマン400に興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないSuzukiの他の車種があるとしたら、それは何?

思わず目移りしてしまうかもしれないSuzukiの他の車種をまとめました。とはいえ、スクーターは選択肢が限られています。スクーター以外でもいい、となったら、スズキには他にいくらでも選択肢があります。

車名特徴
バーグマンストリート125EX
  • 124cc。317,900円。
  • 万能スクーター。

⇒⇒レビュー記事

まとめ

「バーグマン400大解剖:ツーリング・最高速・欠点・加速・高速道路・重い・足つきを検証!」のテーマで解説してきました。

貴方のバイク選びの一助になれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。

Mr.乱視
この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

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