目次
【記事丸わかり】
ヤマハ XMAXは多機能性と優れた動力性能で注目を集めていますが、足つきの悪さや一部の操作性の問題点が改善の余地として挙げられています。メーカーはこれらの点を改善することで、さらに多くのユーザーに受け入れられる可能性があります。 ⇒⇒試乗ヤマハXMAX250 通勤向けだが回してみよう！【YAMAHA XMAX】突然逃太郎のモトブログ |
XMAX大解剖：後悔・欠点・足つき・ロングツーリング：メリット・デメリットを検証！
ヤマハ・XMAX：YAMAHA
YAMAHAのXMAX（エックス・マックス）に興味を持っている方々へ、この記事は必見です。XMAXは都市部での通勤からロングツーリングまで多様なニーズに対応するバイクとして注目を集めています。
しかし、どんな製品にもメリットとデメリットが存在します。この記事では、XMAXのスペックから価格、さらには肯定的なレビューと否定的なレビューまで、幅広く網羅的に解説しています。
足つきや身長関連、操作性、安全性、エンジン性能、照明、視認性、価格、オプションに至るまで、多角的に分析しています。とりわけ、「後悔」「欠点」「足つき」「ロングツーリング」といったワードも詳しく解析します。
さらに、XMAXのライバル車とその特徴、どんな人におすすめなのか、そしてYAMAHAの他の車種についても触れています。この記事を読めば、XMAXに対する理解が深まること間違いなしです。
どんなバイク？
ヤマハ・XMAXは、249ccの水冷単気筒エンジンを搭載した大型スクーターです。コンパクトなボディに、力強い走行性能と快適な乗り心地を兼ね備えたモデルです。
- ジャンル：大型スクーター
- エンジン性能：249cc水冷単気筒、最高出力23ps、最大トルク24Nm
- WMTCモード値：33.8km/L
スペック
XMAXのスペック（主要諸元）を以下にまとめました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 車名 | XMAX |
| 型式 | 8BK-SG70J |
| フレーム形式 | バックボーン |
| 全長×全幅×全高 | 2,180mm／795mm／1,410mm |
| 最低地上高 | 135mm |
| シート高 | 795mm |
| エンジン種類 | 水冷・4ストローク・SOHC・4バルブ |
| 総排気量 | 249cm³ |
| 最高出力 | 17kW（23PS）／7,000r/min |
| 最大トルク | 24N・m（2.4kgf・m）／5,500r/min |
| 燃料タンク容量 | 13L（無鉛レギュラーガソリン指定） |
| 乗車定員 | 2名 |
| トランスミッション形式 | Vベルト式無段変速／オートマチック |
| 車両重量 | 181kg |
| 燃料消費率（ｋｍ/L） |
|
XMAXは、多機能性と高い動力性能を兼ね備えたスクーターです。エンジン性能や燃料効率が優れており、都市部での移動から長距離のドライブまで幅広く対応可能です。
乗り心地も良く、高速道路も走れますから、長距離移動にも使える人気のモデルです。その際、乗車定員が2名となっているため、タンデム走行も行えます。全体的にバランスの取れたスペックとなっており、多くの用途で活躍するでしょう。
価格
ヤマハ・XMAX ABSの価格です。※2023年10月時点
| 715,000円（税込） |
否定的・ネガティブなレビューをご紹介
この記事のテーマは「XMAX大解剖：後悔・欠点・足つき・ロングツーリング：メリット・デメリットを検証！」です。
検証するには材料が必要です。
まず、XMAXに関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。
- シート高が高く足付きが良くない。
- パーキングブレーキが無い。
- 足つきを考えると推奨度はゼロに等しい。
- 液晶反転していない。
- ネシア製でネジの精度が悪い。
- インパクトレンチ使っても緩まないナットがある。
- シートに座ったままでサイドスタンドがかけにくい。
- バンク角が浅すぎる
- センタースタンドを擦るので危ない
- パワーがもうちょっと欲しい
- 足つきが悪い
- シート高さがある
- 灯火類は全部LEDが良いのに
- 180キロは重い
- チョイ乗りはしんどい
- 右旋回が凄く切れ込むのが不安
- 初めてこのバイクに乗ると、サスペンションが硬く感じる。
- 純正タイヤがバイアスタイヤであり、慣らし運転が必要。
- 燃費が街中でスタートダッシュを多用すると急激に下がる。
- 身長が低い人には取り回しが厳しい場面もある。
- 高価であり、ディーラー以外で購入すると割高になる可能性がある。
- 高速道路の路面のつなぎ目に敏感に反応する。
- 積載スペースが限られている。
- XMAXのエンジンがうるさい
- 全ての回転域でエンジン音が気になる
- XMAXのエンジンはパワーがないと感じる
- 高速道路での余裕がない、最高速が120km/hに達するが苦しそう
- 足つきが悪い
- リモコンが1個のみ
- ハイビームが暗い
- パーキング機能がない
- 高速での横風が一番の強敵、持っていかれることがある
- 大型バイクと一緒に走るのはしんどい。
- サスペンションが硬く腕に振動が伝わりやすい。
- ステップの前後左右の幅が短い。
- 足首が曲がり過ぎて疲れる。
- シートが横広で足付きが悪い。
- メインスイッチの操作がしづらい。
- ハイビームが下向き過ぎて用を成さない。
- 風が当たらないため、スピードオーバーに気が付かない。
- 中古車も新車も台数が少ない。
- カスタムパーツが少ない。
- リアイナーフェンダーがない。
- パーキングブレーキがない。
- ウインカーがLEDではない。
- ブレーキが効かない。
- リアサスがしょぼい。
- フロントウインカーの付け根が割れた。
- 足つきが悪い。
- シートが硬くてお尻が痛くなる。
- ローダウンするとバランスが悪くなる。
- ヘッドライトの配光と出力が不十分。
- 座面高が高く、乗る人を選ぶ。
- リモコンキーが1個しか付属しておらず、紛失時の手続きが煩雑。
- リアサスペンションが柔らかすぎる。
- トランクの作りが残念。
- オプション品を追加すると価格が高くなる。
- 座り心地の良いコンフォートシートでも足が伸ばせず窮屈。
上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果
上記のXMAXに関するレビュー内容から、以下のような点が明確になります。
足つき・身長関連
- シート高が高く、足つきが悪いという意見が多数あります。
- 座面高やシートの広さも足つきに影響しているようです。
操作性・安全性
- サスペンションが硬く、振動が伝わりやすい。
- パーキングブレーキの欠如や、サイドスタンドがかけにくいといった停車時の不便性。
- センタースタンドが擦る、右旋回が切れ込むなど、安全面での懸念があります。
エンジン・性能
- エンジン音が大きく、高速道路での余裕がないと感じられる。
- パワー不足という評価も見受けられます。
照明・視認性
- 照明（ハイビーム）の出力と配光が不十分。
- ウインカーがLEDでないという点も指摘されています。
価格・オプション
- 高価であり、オプションを追加するとさらに価格が上がる。
- カスタムパーツの種類が少ない。
その他
- 腕や足の疲れ、座り心地に関する不満も多い。
- 積載スペースが限られており、収納に制限がある。
足つきの悪さ、操作性と安全性の問題、エンジン性能の不足、照明と視認性の不備、高価な価格設定など、多方面で改善の余地があるという評価が一定数見られます。
肯定的・ポジティブなレビューをご紹介
次に、XMAXに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。
- 燃費が良く、使い方によって大きく変わる。
- ヤマハならではのデザイン、走行性能に文句はない。
- 所有満足度が高い。
- カスタムの幅が広がり、オリジナル仕様が楽しめる。
- 赤色が在庫で最後の一台で、存在感がある。
- 主婦や子供ウケも良い。
- 高速もそこそこ走れる。
- フロントから見る顔が良い。
- 乗り手を選ばないスクーター。
- ある程度の荷物を持っての移動も簡単にこなす
- 巡行距離が長い
- 車両の押し歩きが軽い
- 荷物が沢山乗る
- ツーリングでは使いやすい
- 125ccからの乗り換えで低速時の安定度が高い
- 燃費41キロ（山道）、街中33キロ
- どっしりとした走り＆加速
- 高速道路・下道ツーリングでも疲れしらず
- カーブが楽しい
- フロントフォークの硬性が良い
- メットインが広い
- 荷物が詰めるのでソロキャンに便利
- 道の駅で妙なバイクマウントを取られずに済む
- 燃費が30キロ超え
- ロングツーリング向き
- 郊外の道を60キロ代で走れば気持ちいい
- デザインが非常に良く、存在感がある。
- 低速から中速域でのトルクが良く、加速がスムーズ。
- 高速道路でも風の抵抗をあまり感じず、快適に走れる。
- 走行性能が高く、スムーズに路面の凹凸を吸収する。
- 足つきが悪いものの、その点を差し引いても乗り心地が良い。
- 長時間のツーリングでも快適に走れる。
- 燃費がロングツーリングで41キロと良い。
- コンフォートシートのクッションが良く出来ている。
- ローギア化すると更に性能が向上する。
- サービスが充実しているので、価格も妥当と感じられる。
- 慣らし運転後、サスペンションがしなやかになり乗り心地が向上する。
- 30年以上バイクを乗り継いできた人でも高評価。
- XMAXのデザインは洗練されている
- 純正プロテクションパットを追加すると高級感が出る
- 乗り心地は非常に良い、特に高速の安定性が良い
- 直進安定性がすごくよい
- 積載量は圧倒的に大きい、コミュータとして優れている
- XMAX Rは加速性能がUPしている
- 足を投げ出す姿勢が快適
- いろいろなカスタムが可能で楽しい
- 街乗りにも旅にも使える
- XMAX Rで燃費が良く、400km以上走行可能
- 車体が軽く、取り回しが容易
- バックがつま先立ちでも可能
- リアに50Lボックスを追加すると大量の荷物が積める
- 見た目が格好いい。
- 燃費が良く、リッター35キロ以上、満タンで450キロ以上走行可能。
- 上り坂以外では120キロ巡行が可能。
- 山道走行が得意。
- 積載容量が大きい。
- カウルとスクリーンで防風・防雨。
- 前後のシートの座り心地が良い。
- 重心が低く車重が軽い。
- クラッチ・チェンジペダル操作不要。
- 維持費がそこまでかからない。
- 冬場も快適。
- ウェアの自由度が高い。
- 価格がリーズナブル。
- 出だしが良い。
- 取り回しが楽。
- 片足でセンタースタンドが掛けられる。
- 車体が軽い。
- 直進安定性がある。
- メットインの収納力が優れている。
- 小回りが効く。
- 豪華な装備。
- 燃費が良い。
- 見た目がかっこいい。
- フロントサスペンションが良い。
- USB給電可能。
- ABS、トルコン、キーレスなどの最新装備。
- 給油一回で400キロ走行可能。
上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果
XMAXに関する上記レビューから得られる情報は、以下のいくつかのカテゴリに分けられます。
- 走行性能：巡行距離が長く、高速でも安定して走れると評価されています。加速性能と直進安定性が高いため、山道から高速道路まで多様なシーンでの運転が楽しめます。
- 燃費：非常に優れた燃費性能があり、一回の給油で長距離走行が可能です。
- 乗り心地：座席が快適で、長時間のツーリングでも疲れにくいと評価されています。また、サスペンションも路面の凹凸をうまく吸収する。
- デザインと装備：洗練されたデザインと高級感があり、最新の装備（ABS、トルコン、キーレスなど）も搭載されています。
- 積載・収納：非常に大きな積載容量があり、メットインの収納力も優れている。さらに、多くの荷物を乗せられる設計となっている。
- 取り回しと操作性：車体が軽く、取り回しが容易です。クラッチ・チェンジペダル操作が不要で、操作がシンプルです。
- 幅広いユーザー層：乗り手を選ばず、主婦や子供にもウケるデザインと性能があります。
- 価格とサービス：価格がリーズナブルで、サービスが充実しているので価格も妥当と感じられる。
- カスタマイズ：多様なカスタムが可能で、オリジナル仕様も楽しめます。
総まとめとして、XMAXは走行性能、燃費、乗り心地、デザイン、積載容量、操作性など、多くのレビュアーから多方面で高く評価されています。
「後悔」「欠点」「足つき」「ロングツーリング」を重点的に分析
この記事のテーマは「XMAX大解剖：後悔・欠点・足つき・ロングツーリング：メリット・デメリットを検証！」というものです。
テーマの重点項目である「後悔」「欠点」「足つき」「ロングツーリング」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
後悔 | 高価であり、ディーラー以外で購入すると割高になる可能性がある。 |
欠点 | シートが硬くてお尻が痛くなる。ハイビームが暗い。 |
足つき | シート高が高く、足付きが良くない。乗る人を選ぶ。 |
ロングツーリング |
|
同じ項目でも異なる意見が出るのは正常な言論です。たとえば、「足つき」に関して、身長185センチの人が快適だと評価する一方で、150センチの人が最悪だと評価した場合、いずれも正しく適切な評価です。はっきりしていることは、ヤマハはトリシティ300やXMAXについて、体格のいい人だけをターゲットにしているのが明白だという点です。※⇒⇒トリシティ300の「足つき」
レブル250が販売ランキングで5年連続1位をキープするのには、理路整然とした根拠があります。（⇒⇒軽二輪販売ランキング）レブルに関してスタイルやデザインで議論するのは本当にピントがずれています。バイクは、まずまたがって安心できなければ購入できない乗り物です。デザインうんぬんの前に、まず乗れるバイクを製造している点が徹頭徹尾評価されているのです。
レビューサイトの平均評価点のご案内
XMAXが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。
レビューサイトを参考にする際、「平均評価点」というのはとても重要な指標です。項目別のレビューなどいくら並べ立てても、実はバイク選びにはあまり参考になりません。
バイクのような趣味性の強いモノは、「いろいろ言うべきことはあるだろうが、結局のところ好きなのか嫌いなのか」、そこが最も知りたいところであり、「平均評価点」はこれを知る近道です。
※2023年10月8日時点
上記平均評価点の分析結果
XMAXのレビューサイトにおける平均評価点を見ると、各サイトでかなり高い評価を得ていることが明らかです。具体的には、5点満点中4点以上という数字が示されています。これは、一般的にXMAXが高品質で多くの人々に好評であると解釈できます。
各サイトの特性を考慮すると、更に深い洞察が得られます。
- みんカラ：4.44点 みんカラは車やバイクのエンスージアストが多く利用するサイトです。ここで高評価を得ているということは、趣味性の高い人たちからも高く評価されていると言えます。具体的な長所や短所よりも、「好きか嫌いか」が重視される傾向にあるため、4.44点は非常に高い評価と言えるでしょう。
- 価格コム：4.04点 価格コムは一般的な消費者が多く、価格やスペックなどに重点を置く傾向があります。4.04点という評価は、実用性やコストパフォーマンスが高いと評価する人が一定数いることを示唆しています。
- ウェビック：4.08点 ウェビックはバイクパーツや用品に関する情報も多く、真剣なバイク愛好者も多いサイトです。4.08点という評価は、パーツの質やカスタマイズのしやすさも含めて、全体的に好評であることを示しています。わずかですが、価格コムを上回っていて、これは珍しいケースです。※普通はウェビックの方が点が低い。
ライバル車とその特徴
XMAXのライバル車とその特徴をまとめました。
| 車名 | 排気量 | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Honda PCX160 | 156cc | 412,500円 | 軽二輪万能スクーター ⇒⇒レビュー記事 |
| Suzuki Burgman200 | 199cc | 571,340円 | 軽二輪万能スクーター（生産終了してます） ⇒⇒レビュー記事 |
どんな人におすすめ？
XMAXがおすすめの人物像をまとめました。
| おすすめの人物 | 理由 |
|---|---|
| 都市での通勤者 | 燃費の良さやコンパクトなサイズが都市部での移動に便利 |
| 長距離ドライバー | 快適なシートと良好なサスペンションにより長時間の運転も楽。ツーリングも楽しめる |
| 初心者ライダー | 操作性がよく、安定性が高いので学習が容易 |
| 荷物が多い人 | 収納スペースが広く、多くの荷物を積むことができる |
| デザイン重視の人 | モダンでスタイリッシュなデザインが魅力 |
XMAXに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないYAMAHAの他の車種があるとしたら、それは何？
思わず目移りしてしまうかもしれないYamahaの他の車種をまとめました。
| 車名 | 排気量 | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Tricity 155 | 155cc | 566,500円 | 三輪設計で安定性が高い、独特の操縦感覚 ⇒⇒レビュー記事 |
| Tricity 300 | 292cc | 957,000円 | 三輪設計で安定性が高い、独特の操縦感覚 ⇒⇒レビュー記事 |
| NMAX 155 | 155cc | 423,500円 | 軽二輪万能スクーター ⇒⇒レビュー記事 |
まとめ
「XMAX大解剖：後悔・欠点・足つき・ロングツーリング：メリット・デメリットを検証！」のテーマで解説してきました。
この記事を通じて、XMAXの全体像が明らかになったことでしょう。スペックや価格はもちろん、多くのレビューを元にした分析結果を提供しました。足つきや身長関連から操作性、安全性、エンジン性能、照明、視認性、価格、オプションに至るまで、XMAXの多面的な側面を詳細に検証しました。
ライバル車との比較や、どのような人にXMAXが最適なのかも考察しました。さらに、YAMAHAの他の車種にも触れました。これらの情報が、XMAXを選ぶ際の参考になれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。
