スズキ・SV650全解剖：後悔・不人気・飽きる・持病・曲がらないを検証！

スズキ・SV650全解剖：後悔・不人気・飽きる・持病・曲がらないを検証！

スズキ・SV650：SUZUKI

バイク選びは容易なことではありません。車種ごとに魅力や特長が異なるため、慎重な検討が必要です。そこで今回は、話題のスズキ・SV650に焦点を当て、多角的な評価を行いました。

スペックや価格から始め、ネガティブまたはポジティブなレビューを徹底的に分析。販売台数とライバル車の情報も交えながら、実際にこのバイクがどれほどの人気があるのか、様々な角度から検証しています。

さらに、「後悔」「不人気」「飽きる」「持病」「曲がらない」といった一部で指摘されている課題点についても重点的に探っています。この記事が、スズキ・SV650の購入を検討中の方々に有益な情報を提供できれば幸いです。

どんなバイク？

スズキ・SV650は、1999年に初代が発売された、水冷90°V型2気筒エンジンを搭載したネイキッドバイクです。2023年現在、現行モデルは2016年に発売された3代目です。

SV650の特徴は、扱いやすさとスポーティな走りの両立です。低回転域から高回転域までスムーズに回るエンジンは、街乗りからツーリングまで幅広いシーンで活躍します。また、アルミ製のトラス構造ダイヤモンドフレームや軽量な車体により、軽快なハンドリングを実現しています。

SV650は、初心者からベテランまで幅広い層から支持されているモデルです。コストパフォーマンスの高さも魅力の一つです。

スズキ・SV650のスペック（主要諸元）を以下にまとめました。

価格

スズキ・SV650 ABSの価格です。※2023年10月時点

否定的・ネガティブなレビューをご紹介

この記事のテーマは「スズキ・SV650全解剖：後悔・不人気・飽きる・持病・曲がらないを検証！」です。

検証するには材料が必要です。

まず、スズキ・SV650に関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。

• リアサスが硬めで乗り心地に問題あり
• シートが合わないと感じる人もいる
• ステップ周りがやや窮屈
• 最新の電子制御技術や最高性能の足回りには劣る
• 一部の部品で使い回しが見られる

• シートが硬く、長距離走行での乗り心地が良くない。
• エンブレが効きすぎて、低速時にギクシャクする。
• 1速、2速、3速の挙動が少々不安定。
• リアサスペンションが安物で硬い。
• 高速道路での風圧が気になる。
• 650ccにも関わらず、燃費が良くない。大型バイクに比べて。
• Uターンや低速時の取り回しがしんどい。
• V型エンジンの特性があまり感じられない。
• 価格は安いが、その分、所々安っぽい部分も。
• 朝、バイクを出すのが重いと感じる。
• 実用性を考えると、高速道路を頻繁に使わない場合は不向き。

• シートが薄すぎてお尻が痛くなる。
• 見た目が安っぽい。
• 低速トルクがもっと欲しい。
• 値段が安いので質感がチープ。
• シート下の収納が皆無。
• 2時間以上乗ると尻が痛い。
• ミラーが渋滞時のすり抜けに不向き。
• ハンドルの切れ角が小さく小回りが利かない。
• ヘルメットホルダーがない。
• スイングアームが鉄製で安っぽい。
• テールレンズが二つに分かれている。

• 素の状態だと風が強く感じる、高速道路での走行には不向き。
• お尻が痛くなるシート。
• シート加工が必要になる可能性が高い。
• ハンドルの切れ角が浅く、取り回しに苦労する。
• サスペンションが硬く、荒れた路面で跳ねる。
• 8000回転以上でメカノイズがうるさい。

• シートが非常に硬く、長距離走行には向かない（「ケツ痛シート」とも呼ばれる）。
• マフラーが大きくて場所を取る。
• 乗り心地が硬めである。
• シートが前下がり気味で、座り心地が良くない。
• 純正の樹脂パーツが安っぽく見える。
• 道の駅などで他の大型バイクと並べると中型に見える。
• ソファーのようなふっかふかのシートを望む人には向かない。

• シートが薄くて長距離走行には向かない。
• お尻が痛くなるため、ゲルザブなどの対策が必要。
• 一部の人々には「安っぽい」と感じられる。
• タンク容量が14Lと少ない。
• ハンドルの切れ角が小さいため、取り回しに苦労する。
• 積載性に期待できない。
• ETCをシート下に収めるのがやっと。
• ヘルメットホルダーがない。
• テールランプ以外の灯火類が電球。
• 生産終了の噂がある。

上記の否定的・ネガティブなレビューを分析する

スズキ・SV650に関する多数のレビューから言えるのは、このバイクが多くのユーザーにとって「乗り心地」と「品質」に問題があると感じられている点です。

1. 乗り心地の問題: シートが硬く、長距離運転に不向きとされています。リアサスペンションが硬く、路面の凹凸を感じやすいとの声も多くあります。低速トルクも不足しているようです。
2. 操作性と取り回し: 低速時の取り回しやUターンが困難とされています。ハンドルの切れ角が小さいとも指摘されており、取り回しに関する不満が集まっています。
3. 品質と機能: 素材や部品についても、一部では「安っぽい」と感じられています。積載性に期待できない、ヘルメットホルダーがない、灯火類が電球であるなど、実用性にもいくつかの問題点が挙げられています。
4. 燃費と性能: 650ccながら燃費が良くないという意見もあります。最新の電子制御技術や高性能な足回りに劣るとの指摘もあります。
5. デザイン: 「見た目が安っぽい」との意見や、テールレンズが二つに分かれているなど、デザイン面でも改善の余地があるようです。

総合的に見ると、SV650は価格が安い反面、多くの点でコスト削減が感じられるバイクであり、特に乗り心地と品質面での改善が求められているようです。長距離を頻繁に走るユーザーや、高い実用性と品質を求めるユーザーには不向きである可能性が高いです。

肯定的・ポジティブなレビューをご紹介

次に、スズキ・SV650に関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。

• 無骨で懐かしいデザインが好評
• スズキのVツインエンジンが高評価で、低回転から高回転までスムーズ
• ローRPMアシストの機能が使いやすい
• 価格が手頃で選択肢が多い
• 燃費が良い
• 足つきが良く、取り回し易い
• ワインディングでもクイックな操作性
• 万能バイクとして多種多様な用途に適用可能
• 価格を考慮すると高い完成度
• 海外での人気も理解できるレベルの仕上がり

• エンジンの音が良く、高回転までスムーズ。
• ワインディングでの走行が楽しい。
• 直進安定性に問題がない。
• 価格が手頃でコスパが良い。
• 新車から中古まで、お買い得な選択肢が多い。
• 街乗り通勤での燃費が中型バイクよりも良い。
• 軽量でスリムなボディが魅力。
• 小回りが利き、狭いスペースでも駐車が楽。
• 低〜中速域でのトルクが良く、実用域で使い勝手が良い。
• 海外サイトでカスタムパーツも豊富。
• 万能なバイクで、スポーツ走行からツーリングまでこなせる。

• コーナリング性能が高い。
• 燃費が良い。
• 作りが丈夫で壊れにくい。
• 素直な操縦性。
• 手が出しやすい価格。
• Vツインエンジンの鼓動感が良い。
• 通勤に便利な排気量。
• パワーがそこそこありワインディングが楽しい。
• 高齢ライダーにもオススメ。
• 便利で見やすいデジタルメーター。
• 仕事帰りも遠回りしたくなるほど楽しい。
• 高速道路でのミラーの死角が少ない。
• 2019年に改良されたフロントブレーキがよく効く。

• 大型に見えて取り回しが簡単。
• 足着きが良く、安心して乗れる。
• 通勤や短距離走行に非常に使い勝手が良い。
• コスパが最高。
• 素の状態でも十分に楽しめる。
• エンジンの性能が良く、回転数を上げても安定している。
• 身長171cmで両足しっかり着く。
• 電子制御が無いため、機械との一体感を楽しめる。
• 音質が良く、アイドリング中の重低音が心地よい。
• スズキの650cc vツインエンジンは振動が少なく快適。

• シンプルで洗練されたデザイン。
• 低から中回転域で非常に使いやすいトルク特性。
• シート高が低く、足つきが良い。
• ネイキッドバイクならではの走行風の感じが良い。
• 90°V型エンジンによるユニークなエンジンフィール。
• エンジンやエキパイ周りのディテールが魅力的。
• 価格が手頃。
• 車重が重いが、バランスが取れていて運転しやすい。
• カタログで見るよりも現車がずっとカッコいい。
• マフラーの音質が純正とは思えないほど良い。
• 短距離から長距離までオールマイティに使える。
• カスタムパーツが豊富。
• Vツインエンジンが提供する独特の乗り心地と楽しさ。

• スタイル＆Vツインは貴重で特有の魅力がある。
• 燃費が良く、航続距離も予想より長い。
• 公道でのパワーは必要十分。
• 車重は400ccネイキッドと同等で問題なし。
• 自分でカスタマイズする楽しみがある。
• この時代、この価格で販売されていることに感謝。
• コーナリングが楽しく、立ち上がりのアクセル操作が気持ちいい。
• イージースタートシステムやローRPMアシストなどの便利な機能がある。
• 2023年型のブルーが美しい（納期は不確定）。
• 足つきは意外と良い。

上記の肯定的・ポジティブなレビューを分析する

スズキ・SV650に関するレビュー内容からは、以下のような主要なポイントが挙げられます。

1. 性能と使い勝手: Vツインエンジンは低回転から高回転までスムーズで、トルク特性も良いと評価されています。通勤からスポーツ走行まで多用途に使えることを意味します。
2. コスパ: 価格が手頃で、新車から中古まで選択肢が多い。多くの人々に手が届きやすく、また選べる幅が広いという点で非常に良い。
3. 燃費と航続距離: 燃費が良いと評価されており、それが長距離走行にも適しているとされています。
4. 操縦性: 足つきが良く、取り回しが容易であること、コーナリング性能も高いといった点が挙げられています。都市部での使用や、ワインディングなどでの運転に有利です。
5. デザインとカスタム: デザインはシンプルで懐かしいが、それが逆に新鮮であり、カスタムパーツも豊富にあるようです。個々のライダーが自分の好みに合わせやすいという点で強みです。
6. ユーザー層: 高齢ライダーにもオススメとの意見があり、多様なユーザー層に対応していると言えます。
7. 付加機能: イージースタートシステムやローRPMアシストなど、ユーザーフレンドリーな追加機能がある。
8. 国際的な評価: 海外での人気も高く、その完成度に対する評価が高い。

要するに、スズキ・SV650は多用途で高性能、かつコスパが良いバイクとして高く評価されている。燃費や操縦性、デザインの自由度なども合わせ、多様なユーザー層に広く推奨できるモデルであると言えそうです。

レビューサイトの平均評価点のご案内

スズキ・SV650が有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。

レビューサイトを参考にする際、「平均評価点」というのはとても重要な指標です。項目別のレビューなどいくら並べ立てても、実はバイク選びにはあまり参考になりません。

バイクのような趣味性の強いモノは、「いろいろ言うべきことはあるけれど、結局のところ好きなのか嫌いなのか」、そこが最も知りたいところであり、「平均評価点」はこれを知る近道です。

• みんカラ：4.70点（5点満点）
• 価格コム：4.58点（5点満点）
• ウェビック：3.92点（5点満点）

※2023年10月2日時点

上記平均評価点の分析

スズキ・SV650の平均評価点が各レビューサイトで異なっていますが、全体的には高評価であると言えます。以下に各サイトの特性と評価点についての分析を行います。

みんカラ：4.70点（5点満点）

• サイトの特性: みんカラは車・バイクの実用性や趣味性を中心にした情報共有が行われるコミュニティサイトです。
• 利用者層: 主に車やバイクのエンスージアストや専門家が多い。
• 分析: 4.7点という高評価は、SV650が趣味性・実用性ともに高く評価されていることを示しています。

価格コム：4.58点（5点満点）

• サイトの特性: 価格比較と商品レビューが主な内容です。
• 利用者層: 一般消費者が多く、価格やスペックに敏感な層が多い。
• 分析: 価格コムでも高い評価を受けており、一般消費者からも受け入れられている製品と言えます。価格に対するパフォーマンスが高いと判断されている可能性が高いです。

ウェビック：3.92点（5点満点）

• サイトの特性: バイク専門のオンラインショッピングサイトであり、商品のレビューや評価も存在する。
• 利用者層: バイクに関する商品を購入する消費者や、バイク愛好者。ベテランライダーも多い。
• 分析: 他のサイトより評価がやや低いが、これはウェビックの利用者層が専門的で細部に詳しいため、厳しい評価が行われる傾向があるからでしょう。

総じて、スズキ・SV650は広い層から高評価を得ており、バイク選びにおいても安心して選べる一台と言えるでしょう。

「後悔」「不人気」「飽きる」「持病」「曲がらない」を重点的に分析

この記事のテーマは「スズキ・SV650全解剖：後悔・不人気・飽きる・持病・曲がらないを検証！」というものです。

テーマの重点項目である「後悔」「不人気」「飽きる」「持病」「曲がらない」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。

あくまでも一部のレビュアーですが、上記のような理由でネガティブな評価がなされています。

「不人気なのか？」：販売台数ランキングで確認

2022年における日本国内での小型二輪（401cc以上）の販売台数上位20機種のランキングです。

＜ヤングマシン＞

上記のように、SV650は15位です。ただ、台数を見ると、1位のZ900RSと2位のレブル1100以外は、どれも似たり寄ったりな感じで、SV650が不人気と言えば確かにそうなのですが、それを言うなら3位以下はどれもみんな不人気と言ってもいいような感じです。

日本のバイク市場は小さいですね。でも、逆に言うと、今バイクに乗っている人、特に大型バイクにまたがっている人たちは貴重な存在であり、レアな人類種だということです。誇っていいことかもしれません。

ライバル車とその特徴

スズキ・SV650のライバル車と特徴をまとめました。

どんな人におすすめ？

スズキ・SV650がおすすめの人物像をまとめました。

スズキ・SV650は多様な用途とライダーに適していることがわかります。初心者から経験者まで、日常使用から週末のツーリングまで幅広いシーンで活躍します。価格面でも手頃なため、予算に敏感な人にも良い選択でしょう。デザインのカスタマイズが容易なので、個性を出したい人にも適しています。

スズキ・SV650に興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないSUZUKIの他の車種があるとしたら、それは何？

思わず目移りしてしまうかもしれないSUZUKIの他の車種をまとめました。

まとめ

スズキ・SV650は、性能や価格、多くのレビューから見ても独特の立ち位置にいるバイクです。本記事ではスペック、価格、ユーザーからの肯定的な評価と否定的な評価を総合的に解析しました。販売台数やライバル車との比較を通じて、このバイクがどのような層に受け入れられているのかも詳細に調査しました。

特に「後悔」「不人気」「飽きる」「持病」「曲がらない」などの懸念要素については、真偽を確かめるべく徹底的に分析。一部の声として確認しました。

ライバル車との比較やおすすめの人物像に至るまで、多面的な情報を提供してきました。本記事が皆様のバイク選びに少しでも役立てばと思います。ご覧いただきありがとうございました。

【海外の評価】スズキ・SV650X ABS：海外メディア試乗レビュー・Suzukiの口コミ・評価：海外の評判を知りたい！

2023年9月13日

この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

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