【4分記事】バルブフェイスとは|役割|バルブシートを挟んで燃焼室と接する接触面のこと

バルブフェイス・とは・役割

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バルブフェイスとは:役割

バルブフェイスとは、エンジンの吸排気バルブで、シリンダーヘッドと接する傘の部分の接触面※※※のこと。つまりバルブ(弁)の肝心要の部分です。シリンダーヘッドとの間にバルブシートを挟む形になります。燃焼室の気密を保持する部分であり、通常、傘の部分は30度から45度の円錐状に作られています。

また、吸気バルブは排気バルブよりバルブフェイスが小さく設計されるのが普通です。

吸気バルブのバルブフェイスとバルブシートはガソリンの質により耐久性に大きな違いが現れます。価格が安いけれどその分粗悪な添加剤が入っているガソリンだと、バルブフェースとバルブシートに段付き摩耗とか小さな穴が無数にできてしまい、気密性が保持できなくなります。

バルブフェイスの位置関係

エンジンの吸排気バルブにおいて、バルブフェイスがどの位置にあるのか、確認しておきたいと思います。

バルブを縦置きにします。上の部分はカムシャフトのカムが当たるところです。下の部分は傘の部分です。

上から次のような部品構成になります。

エンジンの吸排気バルブの主要パーツ
コッターピンこちら
リテーナーこちら
バルブスプリングこちら
バルブシールこちら
バルブガイドこちら
バルブスプリングシートこちら
バルブステムこちら
バルブフェイスこちら
バルブシートこちら

このページのテーマであるバルブフェイスは、あいだにバルブシートを挟んでシリンダーヘッドと接する部分です。

ご覧いただきありがとうございました。