【90秒解説】引っ張りタイヤにするとグリップ力は増える?低下する?

引っ張りタイヤ・グリップ

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引っ張りタイヤにするとグリップ力は増える?低下する?

グリップ力は低下します。タイヤが路面をがっちりつかむ力は標準サイズのタイヤのほうがいいと思います。

ただ、引っ張りタイヤにするとドリフトしやすくなります。タイムを競う場合はともかく、曲がりを楽しむという目的であれば、引っ張りタイヤは大いにアリだと思います。

引っ張りタイヤはホイールのリム幅より幅の狭いタイヤを履き、タイヤのビード部分をリムに向かって圧し広げるやり方で装着します。その結果、空気層の体積は減少するので路面の情報をよりダイレクトに伝えるようになります。

乗り心地はごつごつしたものになりますが、走行感覚はスポーティーな感じになります。

引っ張りにも強弱の程度があるので一概には言えませんが、一般的には、タイムを競うのであればリム幅に適合したタイヤの方が速いと思います。

タイムを競う場合であっても、ちょっとだけ引っ張り気味のタイヤを履き、コーナーでの姿勢変化を誘発しやすくすることでトータルのタイムを短くする、という戦略もあるようですが、そのあたりの微妙な調整方法はプロの領域であって、私などが解説できるものではありません。

引っ張りタイヤに関して、

「走行性能が良くなる」

というコメントが時々ありますが、これはたぶん走行感覚のことを主に言っているのではないかと思います。

ドリフトしやすくなって運転が楽しい、ダイレクト感がある、という意味のコメントではないでしょうか。

タイヤのグリップ力だけを比較したら、リム幅に適合したタイヤを装着したほうが有利だと思います。でも、ちょっと遊びの方向に振るなら引っ張りタイヤもいいのではないでしょうか。

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