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目次
プロボックスは壊れやすい?実際のところどうなのか調査しました。
プロボックス:Wikipedia
プロボックスは、トヨタが製造・販売している商用車です。
2002年に初代が発売され、現行モデルは2代目にあたります。
プロボックスは、その耐久性と積載性に定評があり、多くの事業者から支持されています。
プロボックスの故障率は、他の車種と比べて低いと言われています。
これは、プロボックスがトヨタの技術力によって製造されており、また、プロボックスのユーザーは、車の整備やメンテナンスをきちんと行っているのが普通だからです。
しかし、プロボックスも車であるため、故障する可能性はゼロではありません。
プロボックスの故障の原因としては、以下のような要因が挙げられます。
- 走行距離が長い
- 過酷な環境で使用している
- 整備やメンテナンスを怠っている
プロボックスは故障しにくい車ですが、長く快適に使用するためには、定期的な点検やメンテナンスが必要です。
いずれにしても、プロボックスが他の車に比べて特に「壊れやすい」という事実は皆無です。
プロボックスはどんなクルマ?
トヨタ・プロボックスは、トヨタ自動車が製造するライトバン型、およびかつて製造していたステーションワゴンタイプの自動車です。
カローラバンとスプリンターバンの後継車として、バンとしての使い勝手を念頭に置いた専用設計で開発されました。
2002年7月に初めて発表・発売され、その後2014年までに大幅な改良が行われました。
プロボックスは、商用車ではあるものの、ベースとなったヴィッツやカローラの一部パーツが流用可能で、また1500cc車ながら税抜き120万円(当時)を切る価格の安さ、車重の軽さもあり、競技用車両としての需要も高いです。
また、日本国内専用車として開発されていますが、海外の市場(特に新興国や発展途上国)では自動車の資産価値が高いため、大量に並行輸出されています。
プロボックスの開発コンセプトは、「日産・ADバンを凌駕する性能を確保」「貨物車バン(4ナンバー)をメイングレードとして、使い勝手のよさを追求」「シンプル イズ ベスト」で、無用な加飾の排除による徹底したコストダウンが行われています。
また、安全面については、他のトヨタ車同様衝突安全ボディーGOAが採用され、国土交通省の自動車アセスメントで最高レベルの星6つとなっています。
主要諸元
プロボックスは、ガソリン車は2WDと4WD、ハイブリッド車は2WDのみです。また、ガソリン車には1.3リッターもありますが、ここでは1.4リッターを掲載しています。
項目 | 2WD (ガソリン) | 4WD (ガソリン) | 2WD (ハイブリッド) |
---|---|---|---|
車両型式 | 1NZ-FE | 1NZ-FE | 1NZ-FXE |
車両重量 (kg) | 1,090 | 1,170 | 1,160 |
最小回転半径 (m) | 4.9 | 4.9 | 4.9 |
全長 (mm) | 4,245 | 4,245 | 4,245 |
全幅 (mm) | 1,690 | 1,690 | 1,690 |
全高 (mm) | 1,525 | 1,530 | 1,525 |
ホイールベース (mm) | 2,550 | 2,550 | 2,550 |
最低地上高 (mm) | 140 | 140 | 140 |
荷室 (長さ mm) | 1,810/1,040 | 1,810/1,040 | 1,810/1,040 |
荷室 (幅 mm) | 1,420/1,415 | 1,420/1,415 | 1,420/1,415 |
荷室 (高さ mm) | 935 | 935 | 935 |
最大積載量 (kg) | 400 (2名乗車時), 250 (5名乗車時) | 400 (2名乗車時), 250 (5名乗車時) | 350 (2名乗車時), 200 (5名乗車時) |
乗車定員 | 2名/5名 | 2名/5名 | 2名/5名 |
カタログ燃費
プロボックスのWLTCモード燃費は以下の通りです:
グレード | エンジン | WLTCモード燃費 |
---|---|---|
GX(ハイブリッド車 1.5L) | ハイブリッド 1.5L+モーター | 22.6km/L |
F(ガソリン車 1.5L 4WD) | ガソリン 1.5L | 14.6km/L |
G(ガソリン車 1.3L 2WD) | ガソリン 1.3L | 16.6km/L |
WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。市街地モードは、信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定し、郊外モードは、信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定、高速道路モードは、高速道路等での走行を想定しています。
価格
プロボックスの2WDの価格です。
グレード | エンジン | 価格 |
---|---|---|
GX(ハイブリッド車 1.5L) | ハイブリッド 1.5L+モーター | 1,790,000円 |
GL(ハイブリッド車 1.5L) | ハイブリッド 1.5L+モーター | 1,962,000円 |
F(ハイブリッド車 1.5L) | ハイブリッド 1.5L+モーター | 2,014,000円 |
G(ガソリン車 1.3L) | ガソリン 1.3L | 1,491,000円 |
G(ガソリン車 1.5L) | ガソリン 1.5L | 1,670,000円 |
F(ガソリン車 1.5L) | ガソリン 1.5L | 1,739,000円 |
これらの価格は全て税込みの価格です。
つぎに、プロボックスの4WDの価格です。
- G(ガソリン車 1.5L):1,832,000円
- F(ガソリン車 1.5L):1,901,000円
※すべて2023年6月現在の価格です。
特徴
プロボックスには以下のような特徴があります。
- 商用車として設計: プロボックスは、商用のバンタイプとして設計されています。その名前はプロフェッショナルの「PRO」と箱の「BOX」を組み合わせたもので、仕事をする人のために作られたという強い意気込みが感じられます。
- 収納性と機能性: プロボックスの特徴として挙げられるのが収納性の高さと荷室の広さです。大きなドアポケットにはA4ファイルやモバイルノートパソコンが楽々収納でき、格納式テーブルもあり、このテーブルではパソコンを広げたり弁当を食べたりと自由自在です。
- 荷室の広さ: 荷室の広さは他車の追随を許さず、後部座席を倒さずとも1,415mm(幅)×1,040mm(長さ)×935(高さ)mmの広さが確保できます。後部座席を畳むと荷室の長さは1,810mmにもなります。※実はADバンの方が荷室はちょっとだけ広いです
- 燃費の良さ: プロボックスの燃費は非常に良く、ハイブリッドモデルではリッター20km超です。しかも、ハイブリッドモデルは安い!
- 多目的性: 商用に特化された設計でありながら、アウトドアや車中泊にも十分対応できる設計となっています。レースに使用する人もいます。
これらの特徴から、プロボックスは商用車としてだけでなく、様々なシーンでの使用に適しています。
「壊れにくい」という声を収集しました!
プロボックスには「壊れやすい」という声はほぼ存在しません。それどころか壊れにくくて耐久性がある丈夫な車としてすでに盤石の評価が固まっている車です。
以下、壊れにくくて丈夫で耐久性があるプロボックスについてオーナーさんや自動車ジャーナリストの声を集めました。
「プロボックスは荷物の積載能力や加速性能がいい。ハンドルも切れやすく、壊れにくくて、燃費がいい。」
「一般乗用車なら完全な過走行車状態ですが、結構しゃきっとしてます。距離見てそんなに走行しているとは思えなかったって感じることが結構あります。」
「商用バンは、快適性を犠牲にしてでも耐久性や強度を優先した作りになっており、重い荷物の積載を前提としたサスペンションの取り付け強度なども高められています。これが逆にボディのシッカリ感へとつながり、想像以上にキビキビとした挙動で走ってくれます。そのため商用バンは、ヘタな乗用モデルより安心して速く走れるクルマに仕立てられているのです。」
「ただの箱のような車体は、取り回しも積載性も満点。重い荷物を積んで30万km走ることを想定して作られているから、耐久性はケタはずれだ。エンジンも足回りもおふくろの味。それが意外なほど速い。高速道路で先を急ぐプロボックスを目撃したことのある人も多いだろう。」
まとめ
「プロボックスは壊れやすい?」について調査してみました。
プロボックスは、点検や整備を怠ればもちろん壊れますが、他の車と比較した場合、明らかに壊れにくく耐久性があるクルマだと思います。
ライバルであるADバンもいい車ですが、人気は圧倒的にプロボックスです。
レンタカーなどで乗る機会があったら、一度試してみることをおすすめします。
ご覧いただきありがとうございました。
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