【プチ調査】ハイラックス・キャノピーの使い勝手はどう?トノカバーとの違いは?車中泊できる?

ハイラックス・キャノピー・ダサい・デメリット




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【プチ調査】ハイラックス・キャノピーの使い勝手はどう?トノカバーとの違いは?車中泊できる?

ハイラックス・キャノピー・ダサい・デメリット
画像:キャノピーを取り付けたハイラックス(くるまドットコム

Mr.乱視
この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。

トヨタのハイラックスは客室の後ろに荷台が付いた、いわゆる「ピックアップトラック」です。

 

荷台がむき出しのハイラックスも超かっこいいですが、この荷台の上にキャノピー(canopy:天蓋てんがい)を載せたハイラックスも独特の魅力を放っています。

 

たまに、「キャノピーを載せるのなら、最初からハイラックスサーフのような普通のSUVにすればいいのに」といった意見がありますが、でも、キャノピーなら不要な時は外すことができます。

 

つまり、「1台2役」なのです。「1粒で2度おいしい」のですから、やはりキャノピーならではの効能があるわけです。

 

そこで、ハイラックスにキャノピーを付けた場合の使い勝手について、オーナーさんたちのレビューを参考に具体的な使用感を調査してみました。

 

まずキャノピーの特徴・性質について

ハイラックスにキャノピーを載せた姿は、最初から屋根が付いているハイラックスサーフなどと「ほぼ同じ」です。

 

ですが、ハイラックスサーフの場合は、客室のすぐ後ろに窓はなく、2列目シートを倒せばそこに広大なフラット空間が生まれます。1列目を含めて車内が1つの空間となるので、たとえば冷房や暖房が車内全体に行き渡ります。

 

一方で、ハイラックスにキャノピーを付けた場合は、そもそも客室のすぐ後ろに窓があるので、そこでキャノピーの空間とは完全に遮断された状態になります。

 

カスタムでこの窓をスライド式にする方法もあるようですが、お金もかかるし、むしろ遮断されている利点を生かしたほうがいいのでは、という理にかなった意見があります。

 

というのも、客室とキャノピーが遮断されているからこそ、キャノピー内に積んだニオイの強いもの、ホコリっぽいものなどを、乗員は遠ざけることができるからです。

 

キャンプなどでキャノピー内に車中泊する際、客室と遮断されていると冷暖房が行き渡らなくなりますが、今ではポータブル充電器があって、そこから電気毛布等への給電が可能なので、あまり困ることはないはずです。

 

それに、車中泊で就寝する際にエンジンをかけっぱなしにできる場所は限られているようですから、冷暖房の問題はさほど重要ではないかもしれません。

 

いずれにしても、ハイラックスサーフのような普通のSUVとキャノピーをつけたハイラックスとの最大の違いは、客室とキャノピー空間とが遮断されている点です。

 

車中泊できます!

キャノピー付きのハイラックスに関しては何本もyoutubeがあり、その中で車中泊できるかどうかの検証がなされています。

 

結論を言いますと、「1人で斜めに寝転ぶこと」が条件となりますが、車中泊はできます!

 

特別身長が高い人や、2人とか3人ならちょっと無理だと思いますが、1人ならキャノピーの対角線上に寝ころべば、普通に車中泊可能です。

 

冷暖房問題は、前の項目で触れたように、充電池を持参して暖房器具に接続すればそれで解決します。

 

また、キャノピー内に車中泊する際に問題となる「換気」ですが、ハイラックス用に開発されたどのメーカーのキャノピーでも、後方、側方のいずれもまたはいずれかが開くように作られています。まったく閉じたままのキャノピーは恐らくないと思います。(⇒⇒キャノピーの種類

 

キャノピーの使用例:使い勝手は上々

ハイラックスにキャノピーを取り付けている皆さんは、以下のような使い方をしているようです。

 

車中泊:いわゆる「ぼっちキャンプ」ではキャノピー内で就寝できます。(参考:youtube

上下2段にして荷物を分ける:釣りを趣味にしている人、仕事で使っている人などは、キャノピーの空間を上下に仕切る板を置き、上と下にそれぞれ異なる荷物を置いて、いざというときにすぐ取り出せるように工夫しています。(参考:youtube)(参考:youtube

ただ載せているだけ:特に使用目的があってキャノピーを取り付けているのではなく、カッコいいからつけている方もいらっしゃるようです。それもハイラックスの楽しみ方の1つだと思います。

 

キャノピーの取り付け費用

キャノピー本体の費用と、ディーラー等での取り付け費用の合計は、トヨタ子会社のTRD製で35万~40万程度、SMARTTOP社製で50万~55万程度になるようです。

 

キャノピーとトノカバーとの積載量の差

ハイラックスの荷台は、通常は雨ざらしです。そこでキャノピーを付けたりするわけですが、もっと手軽な方法としてトノカバーがあります。

 

ただ、誰が考えてもわかることですが、トノカバーは荷台の上部を平らに覆うものなので、積める荷物は荷台の高さが上限となります。

 

一方で、キャノピーの場合は、荷台の上端からさらに上に空間が出現しますから、積み込める荷物の量は単純に2倍程度になります。

 

TRD社製のキャノピーの場合、ハイラックスの夏タイヤや冬タイヤ等を縦に積み込めます。恐らく8本は詰めると思います。(参考:youtube

 

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まとめ

「ハイラックス・キャノピーの使い勝手はどう?トノカバーとの違いは?車中泊できる?」をテーマに解説してきました。

 

ハイラックス・キャノピーはトノカバーに比べて積載量が多く、使い勝手はすばらしくいいと言えます。雨や雪から荷物を守れますし、車中泊だってできます。

 

キャノピーを付けることでランドクルーザーの荷室より広い空間が出来上がります。また、ハイラックスサーフと違って荷室とは完全に遮断されているゆえに、汚れた荷物やニオイの強い荷物、あるいは粉が舞い散るような荷物でも安心して運ぶことができます。

 

ちょっと大きめのバイクなど背の高い荷物を積み込みたい場合は、やや手間はかかりますが、キャノピーを取り外せばいいだけです。こういうことができることを「使い勝手がいい」と表現します。

 

「1粒で2度おいしい」「1台2役」なのがハイラックスキャノピーの魅力です。

 

まさに、使い勝手最高の車です。

 

ハイラックスにキャノピーを付けるなら、最初からハイラックスサーフみたいな普通のSUVにすればいいのに

 

などと首を傾げる人もいるようですが、客室と荷室が遮断されている・いないの差がいかに大きいかがわからない人の意見であり、まったくのド素人発言に過ぎません。相手にすることないです・・・なんてね。

 

ご覧いただきありがとうございました。

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