【これは必読】スタッドレスタイヤの製造年が古いが使ってもいい?

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スタッドレスタイヤの製造年が古いが使ってもいい?

冬の雪道などに必須のスタッドレスタイヤですが、製造年が古いとゴムが劣化してくるのでタイヤとしての性能は落ちてきます。

おおよその目安を言うなら、

  • 製造年から5年以内:安心して使用可能
  • 製造年から5年超~10年未満:注意しながら何とか使用可※雪国で雪道を走る頻度が高い場合は5年以内のタイヤを使用すべき
  • 製造年から10年超:怖いので使用不可

といったことになると思います。

上記の年数は、言うまでもなく溝がまだ残っている状態のタイヤであることが条件です。スリップサインが露出していたら車検にも通りませんし、また安全上も怖くて使えません。

さらに、スタッドレスタイヤの場合は夏タイヤより寿命が短めになります。それは、たとえスリップサインが露出していない場合であっても、トレッド面の山が減ってくると雪をグリップする能力が急激に低下してくるからです。

だから、夏タイヤならスリップサインが出るまで何とか使用できますが、スタッドレスの場合はスリップサインがまだ出ていなくても山が半分以上すり減ってきたら運転も慎重にするように心がけ、さらにすり減ってきたら早めに新品タイヤに交換すべきだと思います。

製造年の確認方法

どのメーカーのタイヤであっても、タイヤの側面に4桁の数字が記載されています。たとえば「1020」と刻んであった場合、前の「10」は週を表し、後ろの「20」は西暦を表します。したがって、「1020」は2020年の第10週(3月の第2週あたり)が製造年ということになります。

長期保管していた未使用のスタッドレスタイヤについて

たとえば、製造年から7年の間一度も使用していないスタッドレスタイヤがあったとします。このタイヤは年数から言うと安心して使用できる期間を過ぎています。しかし、トレッド面の山は新品と同様にまだまだしっかり残っているし、亀裂やひび割れもないという場合。

このように、冷暗所に保管してきたために太陽光線を浴びておらず、艶出し剤などの薬品も塗布していないスタッドレスタイヤであれば、一定の注意は必要ですが、まだある程度は使用できると思います。

「一定の注意」とは、高速道路をできるだけ走らない、一般道でもゆっくり走るように心がける、といった配慮を怠らないという意味です。

夏タイヤであれスタッドレスタイヤであれ、タイヤのゴムの部分は確実に経年劣化します。硬くなります。硬くなるので路面をグリップする能力が低下します。

また、タイヤ内部にはカーカスコードと呼ばれる金属や繊維物質でできた糸状の補強材が組み込まれていて、ゴム剤と密着した状態になっています。しかし、年数が経過するとゴムとカーカスコードが剥離を起こすことがあり(「セパレーション」または「セパる」と呼ばれる)、特に高速走行などでバーストを起こしやすくなります。

そうしたことから、製造年から5年前後まではある程度安心して使用できますが、5年を過ぎてからはたとえ山が残っていても注意して使用する必要があります。

6年、7年、8年と製造年から経過しているスタッドレスタイヤは、あくまでも自己責任になりますが、気を付けて使用するようにしてください。

しかし、10年を超えるスタッドレスタイヤは、山が残っているとか残っていないとかに関わらず、使用不可とみなすべきです。潔く新品タイヤと交換すべきです。

事故を起こしてから後悔しても手遅れというものです。

<※>私の居住地は山梨県の南にあって、雪深いところではありません。たまに雪が積もることもありますが、すぐに溶けてしまうような気候です。ですから、スタッドレスタイヤについてはやや甘い見方をしていますが、北陸や東北、北海道などに居住されている方の場合、スタッドレスタイヤは日常的になくてはならない必需品であるはずで、そういうケースでは6年目、7年目、8年目のスタッドレスはたとえ山がたっぷり残っていたとしても、やはり使うべきではないかもしれません。もったいないですけど、安全のためですから。

下記の記事も参考になさってください。

⇒⇒スタッドレスタイヤの寿命|5年目・6年目・7年目はOK?

⇒⇒スタッドレスタイヤの寿命|10年目・10年落ちは使える?

⇒⇒スタッドレスタイヤの空気圧|寿命・年数|スタッドレスは走行距離何キロ?10年は無理?

⇒⇒タイヤの溝|新品タイヤの溝の深さは何ミリくらい?

⇒⇒軽自動車のタイヤ交換時期|だいたいの目安は?

⇒⇒車検|タイヤ溝の基準・測り方|外側内側が片減りはNG?トラック・スタッドレスは?

⇒⇒車検基準|タイヤの溝が片減りしている場合の判定

⇒⇒タイヤのひび割れ・亀裂|原因・防止・補修・交換|車検基準|高速でバーストが怖い

⇒⇒タイヤサイズの車検基準|インチアップ・インチダウンで外径変更・前後違い

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