【2分解説】タイヤの溝が浅くなると燃費は悪くなる?良くなる?

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タイヤの溝が浅くなると燃費は悪くなる?良くなる?

新品のタイヤの場合、溝の深さは8mmくらいあります。※スタッドレスタイヤはもう少し深い

使用していくうちにだんだんすり減っていって、溝の深さが1.6mmくらいになるとスリップサインが露出した状態になります。

こうなると車検の保安基準に抵触して車検は不合格になりますし、危険なので、新品のタイヤと交換すべき時期です。

さて、この溝の深さと燃費との関係ですが、

  • 溝が浅くなるにつれて燃費は悪くなる

というのが答えです。

溝が浅くなるということは、タイヤのトレッド面(路面と接触する部分)がすり減るということです。いわゆる山が低くなっていることを意味します。

トレッドの山が低くなるとタイヤと路面との接触面積は広くなります。広くなるので摩擦係数は高くなり、結果として燃費性能は低下します。

ただし、それはわずかな違いです。

新品タイヤでリッター15キロ走っていたところが、溝が浅くなったからリッター17キロとか18キロになるということはまずありません。

せいぜい0.3キロとか0.4キロ程度の違いではないでしょうか。

空気圧の方が燃費に影響大

燃費性能に影響を与えるのは、溝の深さよりもタイヤの空気圧です。

タイヤの空気圧は、ドアの裏側などに記載されている推奨の空気圧を守るのが一番です。これは安全性を考えた場合、できるだけ推奨されている数値に近づけるべきです。

ただし、燃費性能だけで言えば、推奨の空気圧より高めに設定したほうが距離は伸びます。

たとえば、推奨の空気圧が25kPa(2.5kgf/㎠)である場合、27kPaとか28kPaにしたほうが燃費はよくなります。

燃費性能だけで見れば、このようにより高い空気圧にすればいいのですが、でもこれはお勧めできません。

なぜなら、空気圧が高すぎるとタイヤが偏摩耗を起こすからです。具体的にはタイヤの中心ばかりが早く摩耗していきます。

したがって、やはり推奨の空気圧にすべきです。

そもそもタイヤの空気圧は、放っておくと少しずつ減っていきます。そして、空気圧が低くなると燃費性能も低下していきます。

だから、2か月か3ヶ月に1度は空気圧のチェックをして、推奨値よりちょっとだけ高めの空気圧にしておけばいいと思います。そうすれば、2,3ヶ月の間ほぼ推奨の空気圧を維持できるからです。

燃費にもいいです。

下記の記事も参考にしていただけると幸いです。

⇒⇒車検|タイヤ溝の基準・測り方|外側内側が片減りはNG?トラック・スタッドレスは?

⇒⇒車検基準|タイヤの溝が片減りしている場合の判定

⇒⇒新品タイヤの空気圧は高めがいい?空気が抜けるから?

⇒⇒タイヤ交換後の空気圧|交換前後が同じサイズの場合は?

⇒⇒タイヤの空気圧の減り方:正常なタイヤでも減る理由とは

⇒⇒タイヤの空気圧を高めにすると燃費が良くなるのは本当?

⇒⇒タイヤの空気圧で「温間」「冷間」はどういう意味?

⇒⇒タイヤが内減りするのは空気圧と関係がありますか?

⇒⇒タイヤの空気圧に左右差ができる原因とデメリット

⇒⇒タイヤの空気圧は何キロまで?最大限度・限界の数値は?

⇒⇒タイヤの空気圧と気温の関係|夏と冬の違いはある?

⇒⇒タイヤ空気圧点検はどこで?ディーラー?ガソリンスタンド?

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