目次
- 1 【海外の評価】レクサスES(LEXUS ES):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
- 2 レクサスES(LEXUS ES)はどんな車?
- 3 レクサスES(LEXUS ES)の主要諸元(スペック)
- 4 海外レビュー①:The Latest Lexus ES Is a Breath Of Fresh Air | An Update Done Well!
- 5 海外レビュー②:Ein Lexus-Hybrid – sparsam, solide, selten
- 6 海外レビュー③:Lexus ES review
- 7 レクサスES(LEXUS ES)のライバル車とその特徴
- 8 レクサスES(LEXUS ES)はどんな人におすすめ?
- 9 レクサスES(LEXUS ES)に興味があってレクサスディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないレクサスの他の車種があるとしたら、それは何?
- 10 まとめ
【記事丸わかり】
この情報はレクサスESが提供する豪華さとパフォーマンスをより深く理解するのに役立ちます。また、レギュラーガソリンの使用が可能であることが、高級車においても経済性を求めるユーザーには魅力的なポイントとなっています。 ⇒⇒レクサス ES 300h Fスポーツ 2021 【試乗&レビュー】エレガンスな基本性能を持つESベースのFスポーツはいかに!? |
【海外の評価】レクサスES(LEXUS ES):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
レクサスES(7代目・2018年~):Wikipedia
この記事は、レクサスESの海外メディアによる試乗レビュー、口コミ、評価について詳しく解説しています。
レクサスESのデザイン、乗り心地、インテリア、バックシート、トランク、エンジン、燃料など、さまざまな観点からの評価が紹介されています。
さらに、レクサスESのライバル車とその特徴、レクサスESがおすすめの人物像、そしてレクサスESに興味があるが、ディーラーで目移りしてしまうかもしれない他のレクサス車についても触れています。
レクサスES(LEXUS ES)はどんな車?
レクサスESの誕生から現在までを振り返ります。
レクサスESの起源
レクサスESは、トヨタ自動車が展開する高級車ブランド「レクサス」のプレミアムDセグメントを受け持つモデルです。※同セグメントには「IS」がある。
1989年に北米市場でレクサスブランドが立ち上げられた当初から「LS」と共にラインアップされている車種であり、販売面ではSUVのRXと共にレクサスの最量販車種となっています。
レクサスESの特徴
レクサスESは、レクサスのセダンで唯一のFF車であり、スポーツセダンである「IS」と比較した場合、走りとともに乗り心地、静粛性に重きを置いた作りがなされており、日本的な高級車となっています。
レクサスESの進化
初代モデルは、日本で販売されていた「トヨタ・カムリプロミネント」をベースに細部をモディファイして北米市場で発売されました。
その後、2代目から4代目は日本国内のみ「トヨタ・ウィンダム」として販売されましたが、5代目・6代目に相当するモデルは日本では販売されず、海外市場専用モデルとなっていました。※ウィンダム、懐かしい名前ですねェ~。親戚のおじさんが乗ってたクルマです。
レクサスESの現在
2018年10月にリリースされた7代目より「ES」として初めて日本市場に導入されました。また、順次、欧州市場にも投入されることになりました。
7代目ESには、GA-Kプラットフォームが使用され、世界初採用のデジタルアウターミラーがメーカーオプションで選択可能となり、大きな話題となりました。
人気のレクサス
レクサスESは、豪華さとパフォーマンスで、レクサスブランドの中でも特に人気のあるモデルとなっています。
誕生から現在までの進化を通じて、レクサスESは常に最先端の技術と洗練されたデザインを追求し続けています。
レクサスESは、のちに紹介する欧米のプレミアムブランドと同様に、セダンという形状にもかかわらず、SUV全盛の世でブランド価値を保ち続けている稀有な存在です。
レクサスES(LEXUS ES)の主要諸元(スペック)
レクサスES 300h Version L(ハイブリッド)の主なスペック・仕様です。
項目 | 内容 |
---|---|
新車価格 | 718万円 |
駆動方式 | FF |
燃料 | レギュラー※思わず赤の太字にしてしまいました!「何気にうれしい、かなりうれしい」 |
動力分類 | ハイブリッド |
燃料タンク容量 | 50L |
排気量 | 2,487cc |
トランスミッション | CVT |
乗車定員 | 5名 |
ドア数 | 4ドア |
燃費(WLTCモード) | 22.3km/L※1720kgの車でこの数値はスゴイ! |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 131[178]/5700 |
最高トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 221[22.5]/3600 |
モーター最高出力(kW[PS]) | 88[120] |
モーター最高トルク(N・m[kgf・m]) | 202[20.6] |
全長 | 4,975mm |
全幅 | 1,865mm |
全高 | 1,445mm |
ホイールベース | 2,870mm |
車両重量 | 1,720kg |
車両総重量 | 1,995kg |
荷室容量(リアシート立) | 454L |
ホイールサイズ 前/後 | 18.0インチ 8.0J |
タイヤサイズ 前/後 | 235/45R18 |
※2023年7月時点
海外レビュー①:The Latest Lexus ES Is a Breath Of Fresh Air | An Update Done Well!
The Car Care Nutのレビューです。英語の動画です。項目 | 詳細 |
---|---|
デザイン | フロントエンドは洗練されており、特にトリプルビームのヘッドライトが印象的。サイドは非常にシンプルで、屋根のラインがクーペ風になっている。 |
乗り心地 | 非常に快適で、乗っていると平和な気持ちになる。運転中に何も考える必要がない。 |
インテリア | モダンなインフォテイメントシステムと物理的なHVACコントロールが組み合わさっている。シートヒーターやクーラー、ステアリングヒーターなどは物理的なボタンで操作できる。 |
バックシート | 大人や子供にとって非常に快適な場所。ただし、屋根のデザインにより、背が高い人は頭が屋根に当たる可能性がある。 |
トランク | パワーオペレーテッドで、非常に静かに開く。スペアタイヤも備えている。 |
エンジン | V6エンジンは非常にスムーズで、パワーの出方が美しい。これといってパワフルでエキサイティングなエンジンではないが、スムーズさがこの車の特徴。 |
燃料 | レギュラーガソリンを使用できる。これは高級車で大きなプラスポイント。 |
注意点として、Fスポーツハンドリングパッケージは、乗り心地を損なう可能性があるため、避けるべきであるとレビューでは述べられています。また、インフォテイメントシステムは時々不具合が出ることがあるとのことです。※個体差か?
海外レビュー②:Ein Lexus-Hybrid – sparsam, solide, selten
https://www.auto-motor-und-sport.de/fahrbericht/lexus-es-300-h-fahrbericht-2021-1/のレビューから。ドイツ語のサイトです。
項目 | 内容 |
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デザイン | ドラマチックにマークが配置されたグリルとスリット形状のフロントライトを持つ。目立つデザインのリムジン |
内部 | モダンと古風の融合。デジタル外部ミラーが利用可能 |
インフォテインメントシステム | 非常に広いタッチスクリーンを持ち、問題なく機能する |
座席の快適さ | フロントシートは堅めで、長距離の旅行でも疲れにくい。後部座席は非常に広い足元のスペースを提供 |
ハンドリング | アールの強いカーブでの揺れはほとんどなく、長い路面のうねりにもうまく対応 |
ステアリング | 正確で、ダイレクトな反応が得られ、中央位置での遊びはほとんどない |
ブレーキ | ブレーキペダルは、足(または靴底)の接触面積が大きく、振動を少なくするように設計されている |
ハイブリッドドライブ | 2.5リットルの4気筒エンジンと電気モーターの組み合わせ。システム出力は218 PS |
トランスミッション | 電子制御の無段変速機。強力な加速時には明確なシフト動作が望まれるかもしれないが、その時は、パドルシフトを使用して6つの仮想シフトを操作することができる |
総評 | レクサスESは、内部と外部のデザイン、広いスペース、ハイブリッドドライブの効率性と力強さ、そして優れた製造品質を兼ね備えた調和のとれたリムジンである |
海外レビュー③:Lexus ES review
https://www.autoexpress.co.uk/lexus/esのレビューから。英語のサイトです。
項目 | 内容 |
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乗り心地と走行感覚 | レクサスESは、スポーティなドライビング体験に焦点を当てた他のエグゼクティブカーと競合しなければならない。この基準だけで判断すると、この日本のセダンは大きく劣る。しかし、エグゼクティブカーは洗練、快適さ、内装の品質など、他の重要な領域で評価される。これらの領域でESは失地を回復する。 |
ハンドルの感触 | レクサスESは、FFのみを提供しています。主な競合車はすべてFRまたはAWDを提供しています。※このレビューはデビュー直後のもので、後にESにもAWDモデルが追加されています。 |
趣向 | レクサスESは、他のすべての競合車とは大きく異なるアプローチを採っています。特に、ボディスタイルとパワートレインの違いが顕著。 |
モデルの違い | レクサスは、標準、プレミアムエディション、Fスポーツ、TAKUMIのES 300hを提供しています。標準の300hバージョンは、アダプティブクルーズコントロールなど、通常は有償オプションとしてリストされる機能が含まれています。 |
ラグジュアリー要素 | トップスペックのモデルはTAKUMIで、ヒーター付きリクライニングリアシート、プレミアムMark Levinsonオーディオシステム、ヘッドアップディスプレイなどのラグジュアリー機能が追加されています。 |
レクサスES(LEXUS ES)のライバル車とその特徴
レクサスESのライバル車とその特徴をまとめました。
※ESのライバル車としては、サイズ的に下記の車種が近いのですが、価格的には一つ下のクラスが近いとも言えます。ここではサイズがより近い方をライバル車と見なしています。
ライバル車 | 特徴 |
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メルセデスベンツ Eクラス | 乗り心地の良さと豪華な内装が魅力。ハンドリングの安定性と精度は高い。さらに、最新の安全技術を豊富に搭載している。 |
BMW 5シリーズ | ドライバー志向の設計が特徴で、スポーティな運転感を求める人に適している。内装は精巧で高級感があり、革新的な技術を数多く採用している。 |
アウディ A6 | 高品質な内装材料と先進のインフォテインメントシステムが特徴。優れた四輪駆動システム「クワトロ」により、高い走行性能を発揮する。 |
ボルボ S90 | 安全技術においては業界をリードしており、衝突防止システムなどの最新の安全機能が全車に標準装備。静粛性と快適性に優れたキャビンも好評。 |
キャデラック CT5 | アメリカンラグジュアリーならではの豪華さと力強さを兼ね備えている。大胆なデザインと洗練された内装が印象的。 |
レクサスES(LEXUS ES)はどんな人におすすめ?
レクサスESがおすすめの人物像をまとめました。
おすすめの人物像 | 理由 |
---|---|
高級感を求めるドライバー | レクサスESは内装が高級で、デザインや素材選びにまでこだわっている。 |
快適な乗り心地を求める人 | ESのサスペンションはよく調整されており、長時間のドライブでも疲れにくい。 |
静粛性を重視する人 | ESは遮音材がふんだんに使用されていて、乗り心地が極めて静かに感じられるよう設計されている。 |
安全性を重視する家族 | レクサスの最新の安全技術が多数搭載されており、家族を守る。 |
ブランド価値を重視する人 | レクサスブランドは高級なのはもちろん、工業製品としての信頼性・耐久性はライバル車を一歩リードしている。 |
レクサスES(LEXUS ES)に興味があってレクサスディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないレクサスの他の車種があるとしたら、それは何?
レクサスESに興味がある人も、ディーラーを訪れると、他のレクサス車種に目移りしてしまうかもしれません。
車種 | 特徴 |
---|---|
レクサスGS | ESよりもスポーティな走行性能を持ちつつ、高級感は保ったまま。 |
レクサスLS | レクサスのフラグシップセダンで、ES以上の豪華さと先進技術を備えている。全長5m越え、重量2トン越え。 |
レクサスRX | ESのラグジュアリーさを保ちつつ、SUVとしての実用性と高い視点を持つ。 ⇒⇒レビュー記事 |
レクサスLC | クーペ型で、スポーティさと高級感を両立。見た目の美しさも魅力。実車は超かっこいいです。でも価格が高い(1400万~)※ESは602万~。 |
※上記レクサスGSは、2020年9月7日、「セダン市場の慢性的な冷え込み・縮小などに伴う販売不振のため、スポーツモデルのGS Fも含めて販売終了。これと同時に公式ホームページへの掲載を終了した」(Wikipedia)※最後のフレーズ「公式ホームページへの掲載を終了した」がたまらなく悲しいです。
まとめ
レクサスESは、洗練されたデザイン、快適な乗り心地、モダンなインテリア、広々としたバックシート、静かなトランクの開閉、スムーズなエンジン、そしてレギュラーガソリンを使用できるという点で高い評価を受けています。
ライバル車と比較しても、レクサスESは、高級感、快適な乗り心地、静粛性、安全性、ブランド価値のいくつかでリードしている面があります。
レクサスESは、高級感を求めるドライバー、快適な乗り心地を求める人、静粛性を重視する人、安全性を重視する人、ブランド価値を重視する人におすすめです。
ご覧いただきありがとうございました。