バルブステムシールとは|寿命・交換工賃・交換費用|添加剤で持つ?

バルブ・ステムシール・とは・寿命・交換費用・工賃・添加剤

バルブステムシールとは

車やバイクのエンジンには吸排気バルブがあります。吸排気バルブはシリンダーヘッド部分に配置されていて、ピストンの動きに合わせてタイミングよく開いたり閉じたりを繰り返し、混合気を入れたり排気ガスを出したりしています。

その際、吸排気バルブには気密性が求められます。バルブ(弁)が閉じているはずなのに、そこに隙間があったら、本来なら燃焼室に混入してはいけないエンジンオイルが隙間から入ってしまいます。

そこで、バルブステムとバルブガイドがピタッと密着するようにシール材(パッキン)が必要になります。これがバルブステムシールです。

寿命・交換時期

バルブステムシールの寿命ですが、これは使い方次第です。こまめにエンジンオイルの交換をしていれば10万キロは普通に使えますが、オイル交換を怠ると、オイル内にエンジン各部の金属粉が混じって、この金属粉がステムシールに悪さをします。つまり、傷をつけたり硬化させたりして隙間を作り、エンジンオイルの燃焼室内への侵入を許してしまうのです。いわゆる「オイル下がり」ですね。

オイル下がりが発生すると、マフラーから白煙が出ます。エンジンオイルの消費量が増えるのでオイルの減りが早まります。こうなったら交換するしかありません。

交換費用・交換工賃

バルブステムシールは1個あたり500円前後です。交換する際はすべて交換すべきですから、たとえば4気筒で各気筒に吸排気バルブが2個ずつ計4個あるのであれば、総計は16バルブとなり、500円×16個=8,000円くらいになります。

また、バルブステムシールを交換する場合は、エンジンオイルも必ず交換します。

その他、周辺の劣化したパーツを同時に交換します。

もしもディーラーや整備工場にバルブステムシール交換を依頼したら、工賃はいくらかかるかちょっとここに金額を書くことができません。10万円前後は最低でもかかるのでは・・・と書くのが精一杯です。あとは、そのエンジンの状態次第です。ごめんなさい。

添加剤

バルブステムシールは基本的にゴム製品です。これに傷が付いたりした場合は添加剤では修復不可能です。しかし、硬化した場合は添加剤で柔らかくなってシール性能が復活することがあります。

ただし、ステムシールが柔軟性を回復するには時間がかかります。添加剤を入れてすぐに回復することはまずありません。時間的余裕を見なければなりません。

いずれにしても、今後も長く乗り続ける場合は交換を視野に入れたほうがいいと思いますし、とりあえず直近の車検だけ通したらそのうちに手放すつもりであるなら、添加剤で一時しのぎするのもいいかもしれません。

エンジンの吸排気バルブの主要パーツ
コッターピン こちら
リテーナー こちら
バルブスプリング こちら
バルブシール こちら
バルブガイド こちら
バルブスプリングシート こちら
バルブステム こちら
バルブフェイス こちら
バルブシート こちら

ご覧いただきありがとうございました。

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元保険代理店代表です。現在はブログ記事作成を日課にしています。自動車保険の記事が中心ですが、その他クルマに関するお役立ち記事に取り組んでいます。さて、7月ですね。新型コロナは日本でも一進一退ですが、世界的には今パンデミックのピークにあるのかもしれない状況です。怖いです。わたしは洗面所に手洗い泡石鹸を6種類並べて毎日30回以上手を洗っています。手洗い後の肌荒れ防止のためにアロエ美容液みたいなものも3種類用意しています。完全に病気です。楽しいです。泡石鹸はミヨシ石鹸の「無添加 せっけん 泡のハンドソープ」というのが一番使い心地がいいです。いつも3プッシュで洗いますが、超微小な泡が立ち、すすぎではヌルヌルが他のどの泡石鹸より素早く取れます。ただ香りが欲しい時はまた別のものを使います。ドラッグストアに行くとハンドソープのコーナーを必ずチェックします。手洗い病は当分のあいだ続きそうです。こんなことしかできません。