日産キックスe-POWER 4WD:主要諸元・燃費・価格・加速・雪道・オーテック・最低地上高他

電動化目標・日産キックス・売れない理由・ひどい

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【記事丸わかり】

  • 日産キックスe-POWER 4WDは、2022年7月にマイナーチェンジで追加されたモデルで、1.2リットル3気筒ガソリンエンジンを発電用として利用し、前後のモーターで駆動します。
  • 主要諸元として、全長4290mm、全幅1760mm、全高1605mm、ホイールベース2620mm、最低地上高170mm、車両重量1480kg、乗車定員5名です。
  • 価格は3つのグレードがあり、「X FOUR」は326万円、「X FOUR ツートーンインテリアエディション」は337万円、「X FOUR スタイルエディション」は348万円です。
  • 燃費はWLTCモードで19.2km/Lであり、2WDモデルの23.0km/Lよりも劣りますが、これは4WDシステムの影響です。
  • 加速性能では、フロントモーターが強化され、後輪モーターの追加により安定した走行性能を提供し、高速道路の合流時にもスムーズに加速できます。
  • 雪道走行性能では、高速や山道でも安定感が高く、雪道や濡れた路面でも安心して走行できる4WDシステムが評価されています。
  • オーテックモデルでは、専用エクステリア、先進技術、専用アルミホイールなどが装備され、価格は3,670,700円です。
  • 最低地上高は170mmで、一般的な道路走行から悪路まで対応可能な設計です。
  • 内装の変更点として、フローティングタイプのセンターコンソールと電制シフトが採用されています。
  • 安全装備として、プロパイロットやインテリジェントエマージェンシーブレーキ、車線逸脱防止支援システムなどが全グレードに標準装備されています。

⇒⇒竹岡圭の日産キックス4WD試乗記【NISSAN KICKS e-POWER】

日産キックスe-POWER 4WD:主要諸元・燃費・価格・加速・雪道・オーテック・最低地上高他

電動化目標・日産キックス・売れない理由・ひどい

キックス:日産

日産キックスは2020年に登場し、全車がFFのみのラインアップでした。

しかし、2022年7月19日のマイナーチェンジで、「e-POWER 4WD」が追加されました。

これは1.2リットル3気筒ガソリンエンジンを発電用として利用し、フロントモーターとリアモーターの2基を積んだシステムで、前後モーターのシステム出力は150kW、380Nmとなっています。

内装についても一部変更があり、フローティングタイプのセンターコンソールと電制シフトのタイプへと変更されました。

※キックスは2008年10月~ 2012年8月まで軽規格で販売されていたので、現行キックスは厳密に言うと2代目ということになります。

主要諸元

キックスe-POWER 4WDの主要諸元は以下の通りです。

  • 全長/全幅/全高: 4290mm/1760mm/1605mm
  • ホイールベース: 2620mm
  • トレッド前/後: 1520mm/1535mm
  • 最低地上高: 170mm
  • 車両重量: 1480kg
  • 乗車定員: 5名
  • 車両総重量: 1755kg
  • 最小回転半径: 5.1m
  • タイヤ前・後: 205/55R17 91V・205/55R17 91V
  • フロントモーター: 交流同期電動機、最高出力100kW(136PS)/3410-9697rpm、最大トルク280N・m(28.6kgf・m)/0-3410rpm、動力用主電池: リチウムイオン電池
  • リヤモーター: 交流同期電動機、最高出力50kW(68PS)/4775-10259rpm、最大トルク100N・m(10.2kgf・m)/0-4775rpm、動力用主電池: リチウムイオン電池
  • エンジン: 総排気量1.198L、最高出力60kW(82PS)/6000rpm、最大トルク103N・m(10.5kgf・m)/4800rpm
  • 使用燃料・タンク容量: 無鉛レギュラーガソリン・35L

 

4WDのグレードと価格

キックスe-POWER 4WDは3グレード構成です。

X FOUR

  • 4WD車のエントリーモデルで、車両本体価格は326万円。
  • インスト、ドアトリムクロスがブラック、シート表皮が合皮/織物のコンビシートとなります。

 

X FOUR ツートーンインテリアエディション

  • 車両本体価格は337万円
  • インスト、ドアトリムクロスがオレンジタンもしくはベージュとなり、シート表皮が合皮に変更。
  • ステアリングヒーター、前席ヒーター付シート、寒冷地仕様が標準装備。

 

X FOUR スタイルエディション

  • 車両本体価格は348万円
  • インテリジェントアラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラーが標準装備。
  • グリルフィニッシャー、フロントバンパーロアフィニッシャーがダーククロムとなり、バックドアフィニッシャーが標準装備。
  • インスト、ドアトリムクロスがブラウンに変更。

全てのグレードには、プロパイロットをはじめとした安全装備が標準装備となっています。

エントリーグレードでも満足度は高く、ヒーター機能の付いた合成皮革シートが欲しければツートーンインテリアエディション、落ち着いたブラウンの内装が欲しいならば、スタイルエディションを選択すれば良いというシンプルなグレード構成となっています。

※価格は2023年6月時点

カーミー

燃費

キックスe-POWER 4WDのWLTCモード燃費は、19.2km/Lです。

※2WDは23.0km/Lです。やはり車両重量が1,360kgから1,480kgへと120kg増えていることが大きな要因です。

加速

自動車メディアでは、キックスe-POWER 4WDの加速性能について以下のような評価・論評をしています。

フロントの駆動用のモーターはEM57型からEF47型へ進化し、パワー&トルクも95kW(129ps)/270Nmから100kW(136ps)/280Nmへ増強されました。

リヤモーターは50kW(68ps)/100Nmと強力で、高速道路の本線へ回り込んで登っていくようなシチュエーションなどで、後輪が車を押してくれる感覚があり、気持ちが良い。

4WDの追加により、ドライ路面でもしっかりと加速を始めることができ、安定した走行性能を提供しています。

MOTOR-FAN

雪道

自動車メディアの評をご紹介します。

今回は乾いた舗装路のみの試乗になったが、高速や山坂道での安定感は素直に高い。また、たとえば奥にいくほど回り込んでいくようなジャンクションで、唐突にアクセルペダルを踏み込むような意地悪をしても、アンダーステアめいた兆候はほとんど見せない。メーター表示にウソいつわりはなく、きっちりとフルタイム4WDで走っているようだ。こういう制御なら、雪道はもちろん、ウエット路面、高速でのワダチや横風といったシーンでも4WDのありがたみを享受できるだろう。

WebCG

オーテック

キックスe-POWER AUTECH 4WDモデルの詳細は下記の通りです。

外観:

ダークブルー(PM)/ピュアブラック(PM) 2トーンの特別塗装色が特徴。AUTECH専用エクステリアとエンブレム、専用サイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー、専用17インチアルミホイールが装備されています。

 

先進技術:

プロパイロット、インテリジェント エマージェンシーブレーキ、インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)、インテリジェント DA(ふらつき警報)/インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)/LDW(車線逸脱警報)、踏み間違い衝突防止アシスト、SOSコール、ヒルスタートアシストなどの機能が搭載されています。

 

主要諸元:

全長4330mm、全幅1760mm、全高1605mm、ホイールベース2620mm、最低地上高170mm、車両重量1480kg、乗車定員5名、車両総重量1755kg、最小回転半径5.1mです。タイヤは前後ともに205/55R17 91Vを装備。

 

モーターとエンジン:

フロントモーターはEM47型で、最高出力は100kW(136PS)、最大トルクは280N・m。リヤモーターはMM48型で、最高出力は50kW(68PS)、最大トルクは100N・m。発電用のエンジンの総排気量は1.198Lで、最高出力は60kW(82PS)、最大トルクは103N・m。

 

価格:

メーカー希望小売価格は3,670,700円(消費税込)です。※価格は2023年6月時点

日産自動車

最低地上高他

キックスe-POWER 4WDの最低地上高は、170mmです。※オーテック4WDも同じ数値

まとめ

日産キックスe-POWER 4WD:主要諸元・燃費・価格・加速・雪道・オーテック・最低地上高他について解説してきました。

日産キックスe-power 4wdは、2022年7月に発売された日産のSUVです。

発進加速や追い越し加速が力強く、雪道やぬかるみ道でも安定した走行が可能です。

日産キックスe-power 4wdは、以下の人におすすめです。

  • 雪道や悪路を走行することが多い人
  • 走行性能を重視する人
  • 静粛性を重視する人
  • 燃費を重視する人
  • デザインを重視する人

キックスe-power 4wdは、電気モーターとエンジンを組み合わせたハイブリッドシステム「e-power」を搭載しています。

発進時の加速が力強く、静粛性も高いです。

また、4WDシステムを搭載しているので、雪道や悪路でも走行することができます。

さらに、燃費も優れているので、経済的です。

2年前のベストカーWebの記事によると、多くのSUV車種を調査したところ、トヨタRAV4など一部の車種をのぞいて、多くのSUVが4WDより2WDの方が売れているそうです。ですが、雪道を走る機会が多い人は、迷わず4WDを選択すべきとも記載されています。

ご覧いただきありがとうございます。

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Mr.乱視
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