タイヤの寿命|15年経過したタイヤは使える?スペアは?

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タイヤの寿命|15年経過したタイヤは使える?スペアは?

タイヤの製造から15年経過したタイヤはもう寿命が来ています。見た目に問題なくても使用すべきではないと思います。ひび割れとか亀裂などなく山もしっかり残っていたとしても、ゴムの部分あるいは内部のカーカスコードと呼ばれる繊維や金属部分は経年により確実に劣化しています。「使用不可」とみなすべきだと思います。

仮にゴムの部分もカーカスコードの部分もそれぞれあまり劣化していなかったとしても、ゴムとカーカスコードの接着部分が確実に絶対的に劣化しているので、走行中に剥離現象が起きます(セパレーション、セパる)。だから使用NGとみなすべきです。

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タイヤの寿命に関しては、使用状況や保管状況により寿命にはかなり大きな差がでてきます。しかし、あくまでも一般論として言うなら下記のようなことになると思います。

  • 格安タイヤ:3年~5年
  • 一流メーカーのタイヤ:5年前後

上記の年数は、車にタイヤを履いた状態で普通に使用していた場合です。もしもちゃんと保管されていた未使用のタイヤであれば、上記の年数に3年~5年プラスした年数を寿命と考えてもいいのではないでしょうか。

「ちゃんと保管されていた」というのは、直射日光が当たらない屋内で、当然雨や風にも打たれずに、また艶出し剤などの化学物質が使われていない状態という意味です。

そういうタイヤで、見た目にも亀裂やひび割れなども見られない未使用のタイヤであれば、製造日から8年~10年(一流メーカーの場合)くらいまでは使用しても問題ないのではないかと思います。

タイヤの製造年の見方

どのメーカーのタイヤであっても、タイヤの側面に4桁の数字が記載されています。たとえば「1020」と刻んであった場合、前の「10」は週を表し、後ろの「20」は西暦を表します。したがって、「1020」は2020年の第10週(3月の第2週あたり)が製造年ということになります。

スペアタイヤを「すぐそこまで」使うのならアリかも

通常使用するタイヤであれば、製造から15年経過したタイヤは、たとえずっと履き続けたタイヤでなくガレージに未使用で保管していたタイヤであっても、すでに寿命が来ているので使用すべきではないと思います。

しかし、たとえばトランクルーム内に一度も使用しないで眠っていたスペアタイヤの場合で、見た目に亀裂やひび割れがなく、空気もしっかり入っている状態のものであれば、それが15年経過しているタイヤであっても、「臨時に」「急場しのぎのために」「すぐそこにある修理工場まで」といった使い方であれば、何とか使えるかもしれません。もちろん、その場合は亀のような超スロースピードで走ることが条件です。

あくまでも一時しのぎの臨時使用という条件付きで、使えるかもしれないと思います。

ただし、ジープとかRV車のリア部分にむき出しで付けているスペアタイヤは、日頃から太陽光や雨風にさらされているので、15年経過していたらアウトです。こうしたスペアタイヤはあくまでも「飾り物」としては意味がありますが、使用価値はゼロとみなすべきです。

下記の記事も参考になさってください。

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元保険代理店代表です。現在はブログ記事作成を日課にしています。自動車保険の記事が中心ですが、その他クルマに関するお役立ち記事に取り組んでいます。今月も「役に立つ記事」だけを目指して頑張ります。