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タイヤの空気圧|軽自動車は普通車と空気圧が違う?
軽自動車と普通車のタイヤを比べると、やはり軽自動車の方が細くて径も小さいです。
ですが、タイヤの空気圧を比較すると、あまり変わりません。
というより、タイヤの空気圧はタイヤの大小で決めるのではなく、車との相性で決めるものです。
普通車と同じく、軽自動車の場合も、運転席のドアを開けると内側に指定空気圧のステッカーが貼ってあります。
そこに、たとえば、
270kPa(2.7kgf/㎠) |
などと記載されているはずです。
これがその車の適正空気圧です。
夏でも冬でも変わりません。同じ空気圧が適正空気圧です。
つまり、車の適正空気圧は、軽自動車であるか普通車であるか、夏タイヤであるかスタッドレスタイヤであるか、ブリヂストンであるかヨコハマであるか、そういうことには関係なく、自動車メーカーが指定している空気圧が適正空気圧になります。
これは、自動車メーカーが各種試験データから割り出した適正値です。車の適正空気圧は、タイヤメーカーではなく自動車メーカーが決めるものです。
なお、インチアップ等でタイヤサイズが変わる場合は、タイヤを購入した店舗に適正な空気圧を相談してください。空気圧別荷重能力対応表に基づいて適正な空気圧を教えてくれます。
最近の軽自動車の空気圧は高めになってきている
ミライース、アルト、ワゴンRなど、低燃費をウリにしている軽自動車が特にそうですが、最近の軽自動車の指定空気圧はかなり高めになっています。
上記の車種では270kPaとか280kPaなどが指定空気圧になっています。※グレードによって異なりますが
これは明らかに燃費性能向上のためです。タイヤは空気圧を上げると転がり抵抗が少なくなるので、リッター当たりの走行距離が延びます。
ちなみに、トヨタのアクアなども、だいたい270kPaくらいが指定空気圧になっています。
まとめ
タイヤの適正空気圧は、タイヤメーカーが決めるのではなく、自動車メーカーが各種試験データをもとに割り出しています。
夏でも冬でも、夏タイヤでも冬タイヤでも、運転席ドアの裏側にあるステッカーの数値が適正空気圧です。
下記の記事も参考にしていただけると幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。