故障時の症状
ステアリングギアボックスはステアリングシステムの中の重要なパーツです。まずステアリングホイール(ハンドル)があり、ステアリングコラムがあり、ステアリングシャフトがあり、そしてステアリングギアボックスへと続きます。
現在のほとんどすべての車は油圧か電動モーターでステアリング操作をアシストしていて、そのパワーステアリングの装置はステアリングギアボックスと一体になっています。
ステアリングギアボックスが不具合になった時の症状は下記のとおりです。
- ハンドルがいつもより重い、変な感触がある
- ハンドルを切るとゴリゴリしたりカタカタしたりして、ヘンな振動・異音がある
- ステアリングギアボックスのブーツが破れてオイルが漏れている
- インパネの警告灯が点灯している
こうした症状があったら、まずディーラーや整備工場をたずねて診断装置で検査してもらってください。
自己診断装置でトラブル箇所が特定できない場合は、プロに点検してもらえば場所がはっきりすると思います。
いずれにしてもステアリングギアボックスは、もしも交換するとなると80,000円~120,000円ほどかかります。リビルド品でもこの半額はかかると思います。
したがって、ステアリングギアボックスのブーツの破れによるオイル漏れなど、早い段階で手当てしておけば少ない出費で済みますから、日ごろの点検を大事にしてください。
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ご覧いただきありがとうございました。