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ミッションの異音|ウィーンと鳴る原因は?
ウィーンと唸るような音、あるいは甲高いリコーダーのような音、こうした異音がミッションから出てくることがあります。
マニュアルトランスミッション(MT)でこうしたウィーンが出る場合は、ギアが欠けていたり、クラッチがすり減っていたりすると発生しやすいと思います。
しかし、ウィーンが圧倒的に発生しやすいのはCVTです。
現在販売されている車の多く、特に小型車に使われているミッションがCVTです。これは無段変速機で、金属製のベルトにプーリーをかませて、その接触角度(接触の位置)によって「ギア比」を変化させます。
つまり、ベルトとプーリーの接触時にウィーン音が発生するのです。
CVTのウィーンという金属質の響きは、アクセルを踏み込んだ時もアクセルを離した時もどちらでも発生します。音質に多少の違いはあるでしょうが、ON/OFFのどちらの場合も発生します。
要は、金属ベルトとプーリーの接触音です。
だから、新車でもします。中古車ならもっとします。
CVTフルードを交換するとウィーンが和らぐ場合もあります。
このようにCVTのミッションにウィーン音はつきものなので、ディーラーにクレームを出しても、
「これは故障ではありません」
「調べましたが、問題ありません」
といって突き返されるケースが非常に多いです。
もちろん、明らかに異常といえるレベルのウィーン音もありますから、そういうケースでは修理対応してくれるケースもありますが、口には出さないけれど「まあ、そのうち慣れちゃいますよ」という感じの応対をディーラーで受けることが多いと思います。
下記の記事も参考になさってください。
⇒⇒(広告)あなたの愛車は今いくら?:車を乗り替える際に今まで乗っていた車をディーラーなどで下取りに出すとあまりいい金額の査定にならないと思います。こういう時は車買取店の方が査定額が高くなるのが普通です。しかも1社で査定してもらうのでなく複数社で査定してもらって一番高いところに売却する。これだけで下取りと数万円の差額が出るはずです。 ⇒⇒ミッションオイル(AT/MT/CVT)|交換時期:エンジンの力をタイヤに伝える際、あいだにトランスミッション(変速機)を介します。これにより、発進時は少ないパワーでも車を転がりださせるトルクを発生させ、速度に乗れば少ないパワーで巡行運転できるように調整できます。このようにトランスミッションは常時回転し続ける働きっぱなしのパーツであり、各変速ギアは酷使されています。 ⇒⇒トランスミッションとトランスアクスルの違い:トランスミッションとは、「変速機」のことです。マニュアルトランスミッション(MT)とかオートマチックトランスミッション(AT)とか方式に違いはありますが、要は、エンジンの駆動力をタイヤに伝えるための中間地点でギアなどを介して動力の発生の仕方に変化をつける機構のことです。いっぽうで、トランスアクスルとは、トランスミッションとデファレンシャルギアが一体式になった機構のことを言います。 ⇒⇒デュアルクラッチトランスミッション(DCT)とは:デュアルクラッチトランスミッション(DCT)とは、Dual Clutch Transmissionの略で、機構的にはマニュアルトランスミッション(MT)と同じです。MTとの違いは、MTがギアの変速を手動で行うのに対して、DCTは電子式に行うところです。したがって、操作方法は普通のオートマ(AT)と同じです。Dレンジに入れておけば、後は車が勝手にシフトチェンジをしてくれます。 ⇒⇒ダブルクラッチは必要?ミッションの故障予防?:現在のMT車にはシンクロメッシュ機構が入っています。この機構は、異なるギアとギアの回転差をうまく調節する機構で、ダブルクラッチを行わなくても、ギアの負荷を高めることなく滑らかにギアチェンジを可能にします。しかし、旧車と呼ばれる古いマニュアル車にはこの機構はありません。したがって、ギアチェンジする際、特にシフトダウンする際には、ダブルクラッチを行わないとギアとギアが衝突する金属質の異音が発生し、実際にギアを傷めてしまいます。 ⇒⇒電気自動車にトランスミッションがない?:すべての電気自動車(EV車)にトランスミッションがないわけではありません。電気自動車によるフォーミュラカーレースであるフォーミュラEにエントリーしている車両にはトランスミッションが付いているものがあります。しかし、一般の市販車では、ほとんどの車種にトランスミッションはついていません。日産のリーフにも付いていません。無段変速の1速ですべてまかなっています。 ⇒⇒トランスミッションのレシオカバレッジ(変速比幅)とは:トランスミッションのレシオカバレッジ(変速比幅)とは、そのトランスミッションの性能評価の目安の一つです。一般的に、この数値が高いほど、燃費性能に優れ、静粛性能が高いトランスミッションと言えます。レシオカバレッジ(変速比幅)の計算方法は、最大変速比÷最小変速比の式に当てはめます。 ⇒⇒副変速機付きCVTとは?:副変速機付CVTとは日産とジヤトコが共同開発したCVTです。副変速機というと、たとえば4WDのジムニーにも付いていますが、ジムニーの場合は、通常のローギアよりもっと低いギア比の超低速ギアを使うために付いています。これにより、段差の大きな場所や岩がむき出しになっている場所などの走破性を高めています。 ⇒⇒車の異音|「カタカタ」:たとえば「エンジンマウントブッシュの劣化」:エンジンはボディーと直に接続されているのではなく、あいだにゴムをはさんで振動を吸収するような構造になっています。このあいだに挟むゴムのパーツのことをエンジンマウントブッシュといいます。これが劣化してくると硬くなって衝撃吸収力が衰え段差を乗り越えた際などにカタカタという音と振動を発することがあります。 ⇒⇒タイヤ 異音 キュルキュル:街中の小さな駐車場ではなく、けっこうな規模の地下駐車場とか、商業施設に付属する駐車場などでは、特にスピードを出していなくてもタイヤが簡単にキュルキュル鳴きます。とりわけ、カーブを曲がったりするとすぐさまキュルキュル鳴きますし、ほとんど据え切り状態であってもキュッと鳴ったりキュルキュルッと鳴ったりします。 ⇒⇒ホイールの異音|カチカチ:走行中にタイヤ周辺からカチカチという異音が聞こえることがあります。カチカチという金属質の音なのでタイヤそのものではないようです。やはり金属部分であるホイールに原因があるように思えます。でも、何がどう作用してカチカチしているのかわかりません。いったい原因は? ⇒⇒タイヤの回転に合わせて異音:走行中に足回りから異音がすることがあります。その際、ただ単に変な音がするというのではなく、まるでタイヤの回転に同期するように規則正しい異音が出ることがあります。一番わかりやすいのは、タイヤの山と山の間に小石が挟まっているケースです。タイヤが1回転する度にカチッといい、また1回転するとカチッというわけです。 ⇒⇒車のエアコンから異音:車のエアコンからポコポコする異音が聞こえてきたら、それは冷媒ガスの音です。冷媒ガスが完全に気体であったり液体であったりする場合はポコポコ音は出ませんが、気体と液体が混じり合っているときにこのポコポコ音が出ます。 ⇒⇒車のアクセル踏むと異音|ウィーン:発進時などにアクセルを踏み込むとウィーンという金属質の甲高い異音が発生することがあります。必ず発生することもあれば、出たり出なかったりのこともあります。しかし、アクセルを離すとそういう音はしないのです。では、アクセルを踏み込んだ時のウィーンの原因は何なのでしょう? |
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