【記事丸わかり】
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こちらの記事も参考になさってください。
・廃車として車を処分する場合は払い戻し(返還)はありません。
車のリサイクル券が払い戻しとなる場合を知りたい!
そもそもリサイクル料は車の所有者が負担すべきものですが、一台の車の所有者が何人か入れ替わった場合は、最後の所有者が負担することになります。
その最後の所有者がその車をずっと所有していた方なら、つまりワンオーナーであった方なら、その車を新車購入したときにリサイクル料を支払っているはずです。
また中古車を購入した人であったなら、前の所有者にリサイクル料を支払っているはずです。
なぜなら前の所有者もそのさらに前の所有者にリサイクル料を支払っているからです。
ただリサイクル券そのものは、新車購入した人が発行されたものをずっと使い続けることになります。
途中で再度発行されたりすることはありません。
たとえリサイクル券が紛失してそこにない場合でも、管理団体に問い合わせすれば最初のオーナーが支払っている記録を確認できますから、それでOKなんです。
車を売却するといえば、たとえば車買取店に売る場合、ディーラーに下取りに出す場合(言葉は「下取り」ですが要は「売る」ということですから)、オークションの個人売買で売る場合、友人に譲渡する(売る)場合、などなどいろんなケースがあると思います。
それぞれの現場では、「車両本体の価格」では特に問題はないです。
しかし「リサイクル券(リサイクル料)」の扱いと自動車税・自動車重量税・自賠責保険などの還付金の扱いに関しては、実に千差万別で、規格・統一的な事務処理はなされていません。
そしてその混乱は、絶対に正しい正式なやり方が厳然としてあって、ただし現場ではいろんなバリエーションがある・・・といった混乱ではないんですね。
そういう混乱なら、まだいいんです。
「正式なやり方」がわかれば、とりあえず頭の整理はできますから。
でも心底混乱するのは、その「正式なやり方」がそもそもないんじゃないのか、と思えるからなんです。
あとは取引現場の慣行に任せているようなフシが見受けられます。
たとえば、ディーラーによっては、車を下取りに出した場合、リサイクル券(リサイクル料)の払い戻しをしないところもあります。
その車を廃車にするということであれば、さっきお話ししたように、払い戻しがないのは当然です。
でも、中古車として引き取るにもかかわらずリサイクル券(リサイクル料)を返還しないのはルール違反です。
ただし、そのディーラーの慣行として、リサイクル料は車両の買い取り価格に含める、つまり本来顧客に返還すべき金額を車両価格に上乗せする、というやり方を通しているのであれば、それはそれでひとつのやり方だと思います。
しかも「すべての顧客」に対して同様の対応をするのなら、あまり問題はないと思います。
けれども、顧客の顔色を見つつ、リサイクル券の知識がありそうな人には車両価格に上乗せをして、知識がなさそうな人には車両価格に上乗せしない・・・といった対応をするのであれば、そのディーラーは悪質なディーラーだと思います。
リサイクル料金を車両価格に上乗せする(含める)お店というのは、そういう方式でやっていることを、そもそもお客に言わないところがほとんどだと思います。
車両価格に上乗せすることをお客にハッキリ伝えられるのであれば、車両価格はこれだけ、リサイクル料はこれだけと明示できるはずで、明示できるなら「上乗せ」するんじゃなくて明細書に別々の項目として印字できるはずです。
それなのに明細書には別々に記載しないということは、アイマイにしたいからでしょう。
つまり「上乗せする」というお店は誤魔化したいからそういうやり方をしているんだとわたしは思っているんです。
ただ、リサイクル料の払い戻しに関しては今トン子ちゃんが言ったことが実態を言い当てているかもしれませんけど、税金関連の払い戻しに関してはやや事情が異なると思います。
たとえば自動車重量税や自賠責保険などは手続きをしてもその場ですぐ返還されないんですね。
そんな場合、業者としてはお客さんの利便性を考慮して、後で戻る分を車両価格にまさに「上乗せして」支払ってくれるケースもあるんです。
このケースは業者が立替払いをしているのと一緒で、むしろお客さんのためを思ってやっている行為ですからね。
リサイクル料は金額もハッキリしているし、「上乗せする」とか「含める」とかする必要性はまったくないです。
現実的、実際的、実務的な対応策としては、車を売却する時は、相手に対して「リサイクル券(リサイクル料)は払い戻してもらえると聞いているんですが」と一言伝えることです。
そう伝えれば、業者さんならちゃんと返してくれるでしょうし、個人間の取引でそうした知識がない相手なら、スマホで調べて納得した上でちゃんと払い戻してくれるでしょう。
だいたい7,000円~20,000円の間の金額が印字されているはずです。
上の画像では、下のほうにも金額が入る欄がありますけど無視していいです。
売却の際に問題になる「リサイクル券(リサイクル料)」は丸の部分ですから。
ほかのページでも廃車関連のお役立ち情報をたくさん取り揃えているので、気軽に立ち寄ってくださいね。
またお会いしたいです!
下記の記事も参考になさってください。
ご覧いただきありがとうございました。