【超丁寧解説】車のリサイクル券が払い戻しとなる場合を知りたい!

車リサイクル券払い戻し

<当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています>



こちらの記事も参考になさってください。

 

このページのポイント
・車を売却した場合、リサイクル券に記載されているリサイクル料金が払い戻し(返還)されます。

廃車として車を処分する場合は払い戻し(返還)はありません

車のリサイクル券が払い戻しとなる場合を知りたい!

Mr.乱視
このページでは、車のリサイクル券が払い戻しとなる場合はどんな場合かについてお話します。
question豚子
もう少し正確に言うと、リサイクル券に記載してあるリサイクル料金の払い戻しですね。
Mr.乱視
はい、そうです。
question豚子
確か、もうこれでこの車はおしまい、廃車にしましょう、ということで廃車業者に出す場合は、払い戻し(返還)はないんですよね。
Mr.乱視
その場合は車を出す人がその車の「最終所有者」になるので、払い戻しはないですね。

そもそもリサイクル料は車の所有者が負担すべきものですが、一台の車の所有者が何人か入れ替わった場合は、最後の所有者が負担することになります。

question豚子
「負担する」ということは、つまり払い戻しがない、戻らない、返還されないという意味ですね。
Mr.乱視
そうです。

その最後の所有者がその車をずっと所有していた方なら、つまりワンオーナーであった方なら、その車を新車購入したときにリサイクル料を支払っているはずです。

また中古車を購入した人であったなら、前の所有者にリサイクル料を支払っているはずです。

なぜなら前の所有者もそのさらに前の所有者にリサイクル料を支払っているからです。

question豚子
オーナーが複数である場合は、そうやってリサイクル料を支払ったり、戻ったり、支払ったり、戻ったりを繰り返しているわけですね。
Mr.乱視
そうです。

ただリサイクル券そのものは、新車購入した人が発行されたものをずっと使い続けることになります。

途中で再度発行されたりすることはありません。

たとえリサイクル券が紛失してそこにない場合でも、管理団体に問い合わせすれば最初のオーナーが支払っている記録を確認できますから、それでOKなんです。

question豚子
今の話しに出てきたリサイクル券を紛失した場合の対応は、こちらを参照してくださいね。
紛失?車を廃車しようと思ったらリサイクル券がない

【超丁寧解説】紛失?車を廃車しようと思ったらリサイクル券がない!

2018年4月22日
Mr.乱視
そういうわけで、このページのテーマである車のリサイクル券が払い戻しになる場合というのは、車を売却した時、というのが答えになると思います。
question豚子
「ところがどっこい」と言いますか、他のページでもやりましたけど、取引の現場ではそうすんなりといかないケースがしばしばあるんですね。
Mr.乱視
現場ではそうなんですね。

車を売却するといえば、たとえば車買取店に売る場合、ディーラーに下取りに出す場合(言葉は「下取り」ですが要は「売る」ということですから)、オークションの個人売買で売る場合、友人に譲渡する(売る)場合、などなどいろんなケースがあると思います。

それぞれの現場では、「車両本体の価格」では特に問題はないです。

しかし「リサイクル券(リサイクル料)」の扱いと自動車税・自動車重量税・自賠責保険などの還付金の扱いに関しては、実に千差万別で、規格・統一的な事務処理はなされていません。

question豚子
ネットで調べるとひたすら頭が混乱するだけですね。

そしてその混乱は、絶対に正しい正式なやり方が厳然としてあって、ただし現場ではいろんなバリエーションがある・・・といった混乱ではないんですね。

そういう混乱なら、まだいいんです。

「正式なやり方」がわかれば、とりあえず頭の整理はできますから。

でも心底混乱するのは、その「正式なやり方」がそもそもないんじゃないのか、と思えるからなんです。

Mr.乱視
当局としては、目に余る悪質な取引が認められる場合にだけ腰をあげる、というスタンスなんでしょう。

あとは取引現場の慣行に任せているようなフシが見受けられます。

question豚子
慣行もあるかもしれませんけど、客を見て対応を変える業者もいるようです。
Mr.乱視
そういうのは特に悪質ですね。

たとえば、ディーラーによっては、車を下取りに出した場合、リサイクル券(リサイクル料)の払い戻しをしないところもあります。

その車を廃車にするということであれば、さっきお話ししたように、払い戻しがないのは当然です。

でも、中古車として引き取るにもかかわらずリサイクル券(リサイクル料)を返還しないのはルール違反です。

ただし、そのディーラーの慣行として、リサイクル料は車両の買い取り価格に含める、つまり本来顧客に返還すべき金額を車両価格に上乗せする、というやり方を通しているのであれば、それはそれでひとつのやり方だと思います。

しかも「すべての顧客」に対して同様の対応をするのなら、あまり問題はないと思います。

けれども、顧客の顔色を見つつ、リサイクル券の知識がありそうな人には車両価格に上乗せをして、知識がなさそうな人には車両価格に上乗せしない・・・といった対応をするのであれば、そのディーラーは悪質なディーラーだと思います。

question豚子
あの、今の乱視さんの説明には、わたし、ちょっと納得できないところがあります。

リサイクル料金を車両価格に上乗せする(含める)お店というのは、そういう方式でやっていることを、そもそもお客に言わないところがほとんどだと思います。

車両価格に上乗せすることをお客にハッキリ伝えられるのであれば、車両価格はこれだけ、リサイクル料はこれだけと明示できるはずで、明示できるなら「上乗せ」するんじゃなくて明細書に別々の項目として印字できるはずです。

それなのに明細書には別々に記載しないということは、アイマイにしたいからでしょう。

つまり「上乗せする」というお店は誤魔化したいからそういうやり方をしているんだとわたしは思っているんです。

Mr.乱視
まあ、たぶんそうなんでしょうね。わたしもそういう印象は持っていますけど。

ただ、リサイクル料の払い戻しに関しては今トン子ちゃんが言ったことが実態を言い当てているかもしれませんけど、税金関連の払い戻しに関してはやや事情が異なると思います。

たとえば自動車重量税や自賠責保険などは手続きをしてもその場ですぐ返還されないんですね。

そんな場合、業者としてはお客さんの利便性を考慮して、後で戻る分を車両価格にまさに「上乗せして」支払ってくれるケースもあるんです。

このケースは業者が立替払いをしているのと一緒で、むしろお客さんのためを思ってやっている行為ですからね。

question豚子
でもリサイクル料は別です。

リサイクル料は金額もハッキリしているし、「上乗せする」とか「含める」とかする必要性はまったくないです。

Mr.乱視
そうですそうです。わたしもそう思います。

現実的、実際的、実務的な対応策としては、車を売却する時は、相手に対して「リサイクル券(リサイクル料)は払い戻してもらえると聞いているんですが」と一言伝えることです。

そう伝えれば、業者さんならちゃんと返してくれるでしょうし、個人間の取引でそうした知識がない相手なら、スマホで調べて納得した上でちゃんと払い戻してくれるでしょう。

question豚子
そのスマホで調べたサイトがこの「廃車のお手伝い」だったら笑えますね。
Mr.乱視
笑うことはないでしょう。喜ばしいことじゃないですか。嬉しいことです。
question豚子
もちろんわたしだって嬉しいです。
Mr.乱視
なお、リサイクル券(リサイクル料)の払い戻しという場合、下の画像の丸で囲んである金額のことです。下の画像はサンプルなので数字は印字されていませんけど。

だいたい7,000円~20,000円の間の金額が印字されているはずです。

自動車リサイクル券

自動車リサイクル券(リサイクル料金が記載されている場所)

Mr.乱視

上の画像では、下のほうにも金額が入る欄がありますけど無視していいです。

売却の際に問題になる「リサイクル券(リサイクル料)」は丸の部分ですから。

question豚子
ということで、みなさん、このテーマはこのへんでお開きにしたいと思います。

ほかのページでも廃車関連のお役立ち情報をたくさん取り揃えているので、気軽に立ち寄ってくださいね。

またお会いしたいです!

【試乗する】運転しやすい車を見極めるための9つのチェックポイント

2023年4月12日

【買う】中古車購入で失敗しない!押さえておくべき10のポイント

2023年3月30日

【売る】さよなら愛車!心残りなしのスマートな車売却9つのコツ

2023年3月30日

下記の記事も参考になさってください。

ご覧いただきありがとうございました。